水名瀬雅良さんのレビュー一覧

ドラマティックな航海をどうぞ! 小説

天野かづき  水名瀬雅良 

ありがちですが

水名瀬さんの挿絵見たさに買いました。
この作家さんの小説は初めて読みました。(漫画は「紳士協定を結ぼう!」で読んでたみたいですが)

豪華客船で繰り広げられる恋物語。
セレブ、再会モノ、強引な攻めと私が好きな要素が入っているのですが、物語としてはどちらかと言えば平坦かな。
登場人物も決して多くなく、客船という限られたスペースという設定でそれはある程度仕方ないのかもしれませんが。
でも、…

0

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

年下攻

導入部分で玲人〔受〕の心の歪みを匂わせておいて、喫茶店のマスターとしての日常生活へと持っていく。
温和そうにみえて、突然、感情的な行動に走ったりする玲人。
そして酷い死に方をした亡き妹の存在から、その犯人が出所し、実は……という展開の読ませ方はスムーズで、玲人の行動や過去の事件が解き明かされる部分、この辺はやはり夜花さんだなーという感想を持ちました。
攻は玲人が経営する喫茶店のバイトの年下学…

1

隣にいるのに、遠い コミック

水名瀬雅良 

イケメン×イケメン

中学生の時からずっと友達だと思っていた同級生が、実は自分を恋愛対象として好きで…

お話そのものは、BLの定番。

モデル顔負けの容姿でモテまくりの大駕は、渚にずっと恋していて、でも、それが報われることはないだろうと諦めてもいて、渚が女の子と付き合うのを影からじゃましてみたり、渚だけを特別あつかいしたり、まわりにも実はバレバレ、ただ、渚だけがそれに気付いていない。
それが、ある日………。…

2

黒花嫁~龍王の甘い褥~ 小説

水月真兎  水名瀬雅良 

え~これはハリウッドアクションものほどの設定?

初読み作家さんです。
今回も水名瀬さんの挿絵目当てで買いました。
このお話は普通に読んでしまうと、色々無理がある設定がたくさん出てきますので、ハリウッドのスーパーヒーローものとかアクションものを見る時のように設定にはあまり拘らず、気楽に読んだほうが楽しめる作品かなと思います。
まず、受けがスーパーです。何がスーパーって、すごく強いです。とっても美人で体格もホッソリしてるんですけれども。
そ…

0

シェフは強欲につき 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

傲慢で自信家の攻め

水名瀬さんの挿絵目当てで買ったのですが、お話もなかなか楽しめました。
私は強引でぐいぐい迫る攻めが好きなのですが、この作品ではそれに超自信家と傲慢という性格もプラスされてます。
受けはもちろん美人でクールビューティでツンデレなところもあるのですが、飯塚に迫られると流されるようなところもあります(私はもうちょっとツンデレを貫いてくれてもよかったと思うのですが)。
飯塚は御園の普段素直に気持ちを…

3

眠れぬ夜に愛を教えて 小説

湊かずは  水名瀬雅良 

う~ん迷う

評価、萌と中立で迷いましたが・・・一応萌にしておきます。
この作家さんのデビュー作のようです。
年の差、再会、三角関係モノです。
3年の年月を経て再会するのですが、3年前はお互いに好きだったはずが、ある出来事が原因で受けが攻めから離れていき、その理由を確かめる機会もなく受けが海外へ留学してしまう。
3年後、日本に凱旋帰国した受けは攻めの記憶が曖昧で離れていく原因となった出来事にも頓着してい…

0

捨てたもんじゃねぇ 小説

綺月陣  水名瀬雅良 

言葉遣いかな・・・

挿絵の水名瀬さん目当てで買いました。
物語は受けの視点で一人称で書かれています。
田舎に住む寡黙で日本男児の見本みたいな攻めと、それとは全く対極にあるような、軽くて現代的な受けのお話。
設定もストーリーも決して苦手ではないのですが、中立の評価にしたのは、言葉遣いのせいかな・・・と思います。
確かに使われてる言葉遣いは亮や隼人の性格をよく表現していると思うのですが、私にはどうしても気になって…

2

大嫌いなアイツ! コミック

水名瀬雅良 

ほだされちゃいましたね

今回は某会社の社長令息で俺様なエリートリーマンと
ハウスキーパーのバイトをする小劇団の役者のお話です。

反発していた二人が誤解と歩み寄りを経て
ラブラブな関係になるまで。

受様は演劇が好きで
小劇団に所属して役者をしていますが
ソレだけでは生活できず

叔父が経営する家事代行サービスで
ハウスキーパーのバイトをしています。

ある日、
若い女性意外を希望という…

1

大嫌いなアイツ! コミック

水名瀬雅良 

攻めの表情とか行動がもうものすごく私の心をくすぐりました♪

すごく可愛くて良かった♪
切なさ微妙なんだけれど、攻めがすごく不器用ですごく可愛らしかったです。
お話の内容はよくある話だけれど、これは気に入りました。
攻めが受けの事を好きだと意識しだしてからの攻めの表情とか行動がもうものすごく私の心をくすぐりました♪

小劇団の役者の千尋は役者一本で食べて行く事が出来ない為に叔父の経営するハウスキーパーの会社でバイトをしています。
紹介して…

8

捨てたもんじゃねぇ 小説

綺月陣  水名瀬雅良 

キャンキャンな“受け”の健気さが可愛くなってくる。

綺月作品の「コミカルほのぼの」枠。

読み始め、受けの軽薄さとうるささが気になってしまって、柿野坂が思ったのと同様に嫌悪感があったんです。
ここのひなびた温泉郷にも迷い込んだのも、行く先だった隼人にだって確認をとっていないし、助けてくれた柿野坂にも吠えまくるしで、考え無しで軽薄でおまけにドジで!
老婆心なんだけど。
でも、だからこそ、ちゃんと責任や背景を考えたりしてくると、応援しちゃうん…

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