水名瀬雅良さんのレビュー一覧

紳士と貴公子 ―揺らぐ天秤― 小説

真崎ひかる  水名瀬雅良 

無骨な男と生真面目天然

無骨で口下手、朴念仁な攻め様と、生真面目で世間ずれしていない天然気味な受け様との
水面下で育っているような恋のお話です。

古びた商店街で両親亡き後祖父と二人で和菓子屋を細々と開いていた受け様。
いつもは常連しかこない受け様の店に現れたのはビッシっとスーツを着こなした寡黙そうな
攻め様、受け様の住んでる商店街の開発事業を計画している企業の身内だった。
でも受け様は何故か攻め様が無理やり…

1

紳士と貴公子 ―揺らぐ天秤― 小説

真崎ひかる  水名瀬雅良 

三角まで行ってない気がするんだけど・・・

結論から言えば悪くはないです。大好きとも言えませんが。

間違っても『素晴らしい』とか『感動する』というような作品ではありませんが(プリズム文庫の真崎さんという時点でそれはない)、一応私の好みの範疇です。

プリズム文庫の真崎さんを買う・読むのは、いつも『博打』の気分です。個人的にものすごく当たり外れがあるものの、極めて個人的な好みにおいて、ですが『当たり』が大きいんですよ。いわば『私(だ…

3

紳士と貴公子 ―揺らぐ天秤― 小説

真崎ひかる  水名瀬雅良 

モテモテシンデレラ

はい、読み終わって一言・・・失敗してしもた!
そうだった、プリズムの真崎作品は過去はずしてるんだった!(個人的趣味により)
ついつい水名瀬さんの美麗なイラストに題名に危険が潜んでいるのを忘れてつられてしまったのでしたorz。。。
えっと、ですね~すごくポジティブでシンプルな物語です。
色々な障害や何かはもう上手い具合にしか働きません。
主人公が素敵なイケメン二人から求愛されてモテモテで、…

0

絶対服従の掟 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

別れても好きな人~~♪

ホストクラブを手広く経営する攻め様と、元攻め様の恋人で、自分の妻がそのクラブに
借金して返済を迫られる受け様との擦れ違い再会ラブなのです。

8年前に別れた恋人を忘れられずにいた攻め様、別れも受け様から言われ、
納得出来ないままに過ぎ去った8年は、受け様を忘れようとがむしゃらに仕事をした
結果の成功なのですが、本気の恋はあの別れからしていない。
そんな攻め様が受け様と再会する事になるの…

2

嘘つきなキミの虜 上 コミック

水名瀬雅良 

ホントの姿が見えた時に愛しさが溢れる

まるで二重人格かと思うような受け様が主人公のお話なのです。
そしてその毒牙?に捕まってしまうのは受け様の会社でバイトをする事になった
大学生の攻め様なのですが、二人の間には皮肉な繋がりがあったのです。
攻め様は受け様の事を見知っていたんです、それは攻め様の従兄弟で受け様の高校時代の
家庭教師をしていて、二人が一緒にいるところを見た事があるから・・・
でも過去に見知った受け様とバイト先で出…

1

嘘つきなキミの虜 上 コミック

水名瀬雅良 

幻影はどこへ?

亮輔は、大学の先輩の代理でアルバイトをすることになるが、そのアルバイト先に生田がいて、再会から始まる。
再会と言っても、亮輔が、従兄のかつてのカテキョ生徒だったと認識しているだけで。
そして、生田は由兄(亮輔の従兄)と再会することになります。
亮輔が薄々感じていた、由兄と生田の関係。
由兄の、生田への考えに、亮輔は苛立ちます。
また、生田の、由兄への感情に、亮輔の思いは募ります。

5

アンバランスな熱 コミック

水名瀬雅良 

やっぱり水名瀬さんはこうでなくちゃ!

この前に読んだのが原作つきの作品だったので、タイトルがこんな風になってしまいましたが、今まで読んだ水名瀬さんの作品の中でもかなり好きな部類に入る作品でした。

年下攻め、美人だけど男前な受け、そして寡黙で影のある、受けが思いを寄せる攻めの兄との三角関係。
攻めはかなり兄との関係が険悪で、受けにも酷い仕打ちをするのですが、攻めが受けに対する気持ちを自覚してからは一途でまっすぐに、そして情熱的に…

2

絶対服従の掟 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

これ好き!!

レビュー出てからと、実は買うかを悩んでいたんですが、
買って良かったぁ!
きっと有りがちなお話ではあるんですが、好きな展開です。
自分のツボを押してくれるような!

若いころ同棲していた恋人のことをなかなか忘れられないまま、
ホストとして成功し、全国まで展開するホストクラブを経営するまで
のし上がった麗。
そこに、昔の恋人の貴志の妻が、自分のホストクラブに借金をしたことで、
1晩…

2

ミッシングコード コミック

華藤えれな  水名瀬雅良 

う~ん残念><

水無瀬雅良さんが大好きで、原作付きの作品を描かれるとは珍しいなぁと思いつつ読んでみました。
サスペンスモノというこれもまた水無瀬さんとしては珍しい領域かと思います。
華藤えれなさんの作品もマフィアものを数冊読んでいて結構好きだったのですが、この作品は設定、雰囲気ともいいものを持っているのに、謎なことが多すぎて、淡々と物語が進んでいき、盛り上がりに欠けました。
かなり複雑な設定のわりに台詞が少…

1

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

理不尽

納得いかないストーリー
二人の攻共に受を好きになった理由が怪しすぎる 笑っただけでだとか
元はといえば、どうせ友情をだめにするのだから、秋月が最初に功と友たちを辞めればいいの話。それで受けも功とは会わなくなるのに。わざわざ遠まわししてこんな腹黒い計画を立てる理由が強引。
攻めが変+受けにアイデンティティがない(外見に対する描写も一切ない)
全ての登場人物に好感を持つことが出来なかった
「…

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