total review:298761today:12
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
52/91(合計:910件)
日生水貴 水名瀬雅良
クリボウ
ネタバレ
餌づけで目覚めたワガママ肉食王子。 北原真咲(受)が作る野菜メニューしか注文しない見目麗しい圧倒的存在感の客。 彼がふいに姿を見せなくなったことを訝しがっているとカランディエラという王国から真咲指名のケータリング依頼が入り、その依頼主こそが第3王子レスリー(攻)で例の客だった…という導入。 その日本から遥か遠い異国で成人の儀の準備で食事制限を余儀なくされたレスリーの為に、真咲は野菜料理を作るこ…
中原一也 水名瀬雅良
Krovopizza
※後半の方で結末について触れています。 綺麗事の一切無い、男臭くハードボイルドな作品でした。 余計な感傷や情感を削ぎ落としたシリアスな世界観ですが、捕食し合う獣同士のような絡みや、新垣の須田に対する真摯かつ強烈な執着心には非常に熱いものがあり、強く引き込まれました。 ヤクザの息子・須田と警察キャリアの息子・新垣。 生い立ちは正反対だが、共に父親の呪縛という足枷を持ち、その呪縛から逃…
茶鬼
ほほぉ~今回はシリアスな淡々とした刑事×ヤクザの男モノですね。 久々の・・・と思いつつ読み終わろうとしたクライマックスのその後にビックリ! 中原作品というと、登場人物の性格が突飛というのはあったりしても割と庶民的にいい意味で泥臭い(この話も或る意味泥臭いのだ)展開だと思うのだが、その終わりはまるでハリウッド映画のアレでした。 それは決して傍目で見ればまっとうでもなく安全ではないのだろうけど、…
ラスト数ページで一度、読むのをやめました。 結末が怖くて。 胸が苦しくて。 糖度低。男×男! 冤罪からヤクザへと身を堕とした須田(受)と彼を追う為に刑事になった新垣(攻)の目の前に広がる闇を見せつけられるようなガツンと重い話です。 誰の日常にも理不尽は転がっていて、なんだかんだいいつつ、それを乗り越え、次の理不尽に向かい最後にパンドラの箱よろしく希望がある…わけではなかった須田。 『表の世…
marun
かなりダークでシリアスな作品、ヤクザと刑事、共に学んだ学生時代そして当然のように 抱き合う関係になり、しかし、それも受け様が濡れ衣を着せられ攻め様の前から消えるまで 受け様はチンピラの子供で小さい時からお前の父親はと理不尽な目に遭いながら、 父親を嫌いながらもその父と同じようにロクデナシの道を歩いている。 しかしそんな時期に警察官僚の父を持つ攻め様と出会い、互いに立場は違うが、 同じよう…
水名瀬雅良
桃すもも
人と距離を置く級友・義人に何かと気をかけ、親しくなっていく竜(受)は、義人に魅かれて行くけれど、義人の弟・真也(攻)に無理やり抱かれてしまう。 真也に怒り…義人に立ち入るなと言われ、二人から距離をおく竜。 竜を好きになり、何かとまとわりつく真也。 竜は、真也の孤独な心を受け入れ、だんだんと心を許していく。 どんな理由があるとしても、愛もないのに無理やり抱く真也のは許せない(>_&…
nekonyanko
安良垣・俳優 羽地・居酒屋?バイト 同級生 女をとっかえひっかえ色男パターンは よくあるはなしで 特定の人とはつきあえないのに 自然に一緒にいた相手を 好きと自覚してなかった というのも、よくあるパターンですが 普通に楽しく読めました。 受けの羽地がきれいだということも あるのですが。 俺様も、羽地が好きのだときがついてからは かわいいのも良かったです …
沙野風結子 水名瀬雅良
りーこ
実の兄弟モノです。 弟・翼久(よく)× 兄・海理(かいり) 母親に育児放棄され、子供の頃から助け合いながら生きてきた兄弟。 飢えや寒さに耐えながら、母親が帰ってくるまでお互いを励ましながら待ちます。 でもいよいよ母親が帰ってこなくなって何度か行き詰まりそうになるんですが、その都度母親がお金を置いていってくれている。 そのことで兄の海理は自分たちはまだ見捨てられていないと喜ぶんです…
江名
そういえば、外道と呼ばれるような悪事を行うヤクザの話を、 小説で読むのは初めてです。 比べる物がないので自信を持っては言えませんが、 この本はヤクザ物として甘い部類には入らないと思います。 読んでいられない程の残忍なシーンがあるとは思いませんでしたが、 それなりに主人公(ヤクザの有能な幹部である受け)は冷酷非道です。 物語は、主人公の須田が大学生時代、 ヤクザの息子だからとい…
水名瀬さんの本、初読みです。 絵がとてもキレイで見やすくて、一度漫画を読んでみたいな~とだいぶ前から思っていました。 小説の挿絵しか見たことがなかったので。 う~ん、どうせ読むなら、この本じゃないのにすればよかったかな・・・ というのが率直な感想です、すみません。 若手俳優 × ベテラン俳優 攻めがもともと受けのことがとても好きで、とても憧れていて・・・という始まりなので、 …