水名瀬雅良さんのレビュー一覧

神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

山神の子供、家に帰る?

既刊「鬼花異聞」の続編にして最終巻になる花シリーズのスピンオフの匂いがする
もう一つの花シリーズでしょうか。

前作の内容は、幼い時には神童とまで言われた天才的な頭脳を持っていた兄が、
神隠しにあったように1年間行方知れずになり、戻って来た時には、同じ年頃の
子供よりさらに幼く、そして元気に野山を駆け回る野性児として帰ってくる。
そしていつしか弟は兄を欲情を抱く存在、兄以外には欲情…

1

神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

完結です

幼くしてずば抜けた知能で神童だった子供が突然姿を消して数年後全く記憶をなくし赤ん坊の状態で発見され、山神の子供といわれるようになった妖の姿が見える野生児の三門泰正と、
有名大学を出て学生の身分で賞をとり作家として活躍している弟・衛の
禁忌愛シリーズの第2巻。
泰正の性格が子供のままの純粋無垢なやんちゃ坊主の状態で、おかしな妖怪が登場することから幾分かシリアス路線からはずれたものもあったものの…

1

Chara Collection Petit 2011 グッズ

漫画&小説が読めてお得感満載の1冊♪

『憂鬱な朝』の番外編が掲載されていると言う事でお借りしましたこちら。
私の大目当てはそれだったのですが、ページを捲っていくと、何と1作目に木下けい子さんの『うちの王子いりませんか』番外編が!
もうこの作品、大好きで大好きでたまらなかったので、すっごく嬉しい始まりです♪

目次を見ると、読んだ事がない作品ながら豪華な作家陣の顔ぶれ。
勿論初読みの方もいらっしゃいますが、絵柄は見た事がある!…

5

愛執 コミック

水名瀬雅良 

好きな受(^-^)

電子書籍で気になって、コミックレンタルして…最後に本を購入してしまった。
色んな評価があるけれど、私としては好きな作品です(^O^)。

馨(受)は、高校の同級生の仁(攻)と友達であり、身体の関係があり、馨は仁が好きだった。
仁には、他にも身体の関係がある女性が何人かいて、それが耐えられなかった馨は、高校卒業をきっかけに仁から離れるために消息を絶った。
それから2年経ち、仁のいない生活に…

2

嘘とキス コミック

水名瀬雅良 

意外性もあり

まるごと一冊がひとつのストーリーでした。

よくあるお話と言ってしまえばそうとも言えそうなんですが・・
最後の最後だけは良くある結末・・・とはちょっと違っていて、
それが意外性があって面白かったです。

タイトルに使われている「嘘」は、ストーリーの中でたくさん出てきます。
途中途中にそれぞれがその時々につく「嘘」と
とても大きな1つの「嘘」と。

ストーリーとしては重くなりがち…

9

Take Over Zone 1 コミック

水名瀬雅良 

部活と青春

瑞樹は、体力測定でその足の速さを認められ、陸上部に勧誘されます。しかし、彼はせっかくの勧誘を頑なに断るのです。
 瑞樹はあまり乗り気ではないのですが、陸上部へ足を運ぶと、そこには彼が知っている紺野がいるのです。その上、紺野の挑発で自ら走り出したり、陸上部へと自然入部してしまうのです。

 瑞樹が頑なに陸上を拒む理由、紺野との関係などが読んでいて面白かったです。ただ、どうしても「青春」という…

1

犬との日々 コミック

水名瀬雅良 

王道だけれど物足りなく、だから気楽ともいえる

疲れている時に読みたくなる水名瀬作品。
きれいな絵で読みやすくて、キャラクターはかっこよく
よくも悪くも話は深くなく、結構な葛藤や愛憎劇もあったりするんだけれど、
芸術映画じゃなくて、オシャレなTVドラマのようにで表面的にサラッとしていて、
でもおもしろさとキュンとするシーンもある。
つまり気楽なんですね。
だから大好き!ともならないけれど、安定したクオリティで疲れている時には読みたく…

2

rutile souvenir bouquet グッズ

「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

4

Chara Selection EXTRA November 2012 グッズ

その後はどうなった?

すっかり忘れていました、応募したの。届いたのは4月です!?
冊子の題名もNobember2012っていうから昨年の秋に出た単行本の番外編冊子です。
でも忘れていたから何だかその後が読めてちょっとお得感☆
あの時出た3冊、ぢゅんこさん、水名瀬さん、ユキムラさんのそれぞれの単行本のその後です。
何と言っても、ぢゅんこさんとユキムラさんはエチなしでしたんで、この番外編に賭ける期待は大きく・・・

3

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

この受け、体育はどうやって乗り切ったのか…?

宮緒さんの作品にハズレはないと思っていたのだが、私の中ではどうやらこれは違ったらしい。
読んでいて受けの常識とのはかけ離れた思考に、どうしてもついて行けなかった。

この一希に常識を教える友達はいなかったのか。
柊慈の管理下にあって彼の言葉が絶対で疑いようもなく信じていたとしても、二人でいる時は柊慈の膝の上に座り食事はすべて食べさせてもらうのが当たり前とか、お風呂に入れてもらい剃毛されるの…

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