水名瀬雅良さんのレビュー一覧

愛人契約 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

愛だからこそ痛い

敏腕でガキ大将な俺様社長と、
物静かで穏やかな秘書。

穏やかな愛で涼を優しく愛してくれた俊一郎のおかげで、
ツライ過去も忘れるような緩やかな幸せを味わえた日々。
それなのに涼を残して急死した俊一郎。

そこへ現れた俊一郎の弟の浩二。
彼は涼を兄のお金目当てだとばかり思ってたので、
無欲な彼をみて興味が湧いて愛人にする事にして秘書にした。

見るからに俺様な態度の浩二は社内で…

1

HEAT TARGET ~灼熱の情痕~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

やっぱり好きなシリーズ

TARGETシリーズ3作目、警察ものでSATやSITの事件を背景に描かれるラブもの。
シリアス風味でありながら甘く切なく、時にほのぼのさせられる展開に一気読み。
「RISKY TARGET~愛の標的~ 」が上司と部下「LOVE TARGET~恋の弾丸~」が
SAT隊員と被害者、そして今回の作品は部下×上司だけど、実は大学の同期で
10年も前に1度だけ関係を持った間柄での再会ものです。

4

HEAT TARGET ~灼熱の情痕~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

いい父親カプの誕生です☆

シリーズ三作目。
過去作キャラもちらほら登場しますが、
初読みでも充分楽しめる内容となっています。


警視庁の特殊犯捜査係(SIT)の管理官・寒河江(受)と
部下でSIT班長の神蔵(攻)。
二人は大学時代一度だけ行きづりに関係した仲。
仕事で再会してからは互いに素知らぬ顔をしているが、
寒河江はずっと神蔵に未練があった。

寒河江(受)は亡き妻との子供(双子)を育てるシング…

2

刹那の楽園 小説

神楽日夏  水名瀬雅良 

ダークでマイナー・・・

え~、初っ端から申し訳ありませんが、個人的にBLでこういう題材は読みたくないですね。

とりあえず、作家買いの好き作家さんでなければこのあらすじだけで絶対に!手に取ることもなかったでしょう。
というより、好き作家さんでもよく買って読んだなあ・・・と他人事のように思っちゃうくらい、設定からしてまったく好みではありません。

とにかく、全般的にただ陰気です。暗いです。読んでて気が滅入りました…

1

RISKY TARGET~愛の標的~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

もうすぐ、スピンオフが発売かな?

『LOVE TARGET~恋の弾丸~』のスピンオフ作品です。
特殊捜査班SITが舞台。
前作で登場しました、攻めキャラ高須賀の兄が攻めです。
攻め兄弟…(苦笑


受けの葎は幼い頃の誘拐事件を機に警察官を目指し、念願のSITへの配属が決まった青年。

攻めの高須賀はSITでの葎の上司。
誘拐事件の折に、葎を救出しました。


高須賀に憧れてやっと転属したSITでしたが、高須…

1

LOVE TARGET~恋の弾丸~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

大人の恋

特殊部隊祭りに、自身がドはまりしていた時に読んだ作品です。
こちらの作者さまはこの作品が初読みだったと思います。


受けの遼は息子を育てながら実家の医院で働く、バツイチ男性の医師。
家族は母と息子。

攻めの高須賀は、警視庁特殊部隊SATの隊員。
警察一家で育ち、かなりストイック。


往診中に、立てこもり事件に遭遇してしまった遼。
患者は絶対に自分が守ると決意しながらも…

2

神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

天真爛漫な愛されキャラ

受け様が突き抜けたセリフを言うたびにシリアスムードから一気に力抜けたぞ。
BL的にはイマイチでしたが、愉快な妖怪の仲間たちや、家族愛、受け様の言動が意表をついて面白かったぞ。

脇キャラの峰っちも良かったけど、私はようちゃんが好きだぞ。
東京でいい人見つけて幸せになってほしいぞ。
じいちゃんも良かったぞ。受け様と二人で合い言葉作ってるとか!笑っちゃったぞ!


2

unison 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

さらっと

読みやすいページ数に、かつてサイト掲載していたということで、短編になっているので
このオフィスラブ系が好きな方にはおすすめできます。
自分的には、あまりこのカップリングに萌えなかったこと、シチュエーション的にオフィスなどのそぐわない場所でいたすというのはまあ萌えるはずなのですが、なぜか感情移入できず、いまいち乗り切れませんでした。
愁堂れなさんの初期作品だからでしょうか。あまりこの作家さんの…

1

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

おどろおどろしいけど面白い

三部作の一作目です。
夜光さんの作品ですが、痛い系でなくおどろおどろしい路線ですね。


受けは大学生の誠。
田舎を離れ東京で兄と二人暮らしをしています。

攻めは異母兄の尚吾。
俳優として人気を博し、誠にも不自由ない暮らしをさせてやれています。


ある日、田舎の友人から誠へ一通のハガキが届いたことで、封じられていた事件が動き出すというものです。
ふたりの田舎は過疎化が進…

6

ファイナルカット 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

人気カプですね

『ラブシーンシリーズ』の二作目です。
前作があまりに「痛い痛い痛ーい!」だったので、ドキドキしながら読みました。

受けが『クールノーブル』と呼ばれる人気実力派俳優の野田。
攻めは映画監督で、前回登場した鬼才・木佐。
昔、木佐の作品に出演したことがきっかけで、体の関係になったふたり。
オヤジ攻め、年の差カップルです。

読んでいると、いかにも野田が木佐を愛していて重くならないように…

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