水名瀬雅良さんのレビュー一覧

闇の王と紅の花嫁 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

因果は繰り返される

名門の家系・永礼(ながれ)家に恩のある身寄りのない焔は、使用人として年下の主・静におとなしく従う一方で、内心は過去に誤って飲ませてしまった自らの血が原因での彼の変貌を恐れる日々。
それを知らずに、静は焔を振り回すばかりかと思えば不意打ちで焔に迫るし、記憶にない不審な行動を夜な夜な起こしたりと二人の距離感が掴めない状態。

…という感じで前半は主×従の一線をなかなか越えずに甘い雰囲気ではなかっ…

0

コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

作品の偏差値が高いです。

作家買いで、古本で購入しました。

登場する人たち、みんな良い人ばかりです。

主人公である受けは、適当で、言動もいい加減だけど、根は真面目で、
自分のことだけしか考えていないようで、実は周囲の人たちのことを
常に考えていて、経験が豊富そうに見えて、実は一途で、
とても好感が持てました。
また、どんなに攻めに惹かれていると分かっていても、
教師として一線を越えてはいけないと、

2

上司と俺のヒミツ コミック

水名瀬雅良 

う、うわーおw

攻めが結構受けの特徴とか覚えていてちょっとゾワッとしましたが話の内容は
面白くって良かったです。

お金持ちでルックスもいい受けさん。が、しかし。
父親の死がきっかけで人生は真逆の生活に
付き合っていた彼女にも振られ酒を飲みまくる
ベンチに座っていると一人の男に話かけられる。
酔った勢いで男と寝るとか結構弱ってたんだなー受けさん(汗)
見た目も変えメガネもしたのに攻めがきずくなんて…

4

シンデレラ プロット 1 コミック

水名瀬雅良 

これからが楽しみ

芸能界のお話。
若手俳優、榊原碧。
実力はまだまだだが、事務所の力もありついにドラマで大きな役をもらう。
主演はは憧れのトップ俳優若田部。
ドラマの脚本は兼ねてから憧れていた東原だったが
その東原が高校の先輩だったことがわかり・・・

1となっているように、今回は序章のような感じで
榊原と若田部、そして東原は今はまだ微妙な関係です。
一緒に仕事をしたり、いろいろな過去が明らかにな…

3

甘くない嘘をきみと 小説

李丘那岐  水名瀬雅良 

男前同士の演技対決に痺れる

芸歴10年、演技派俳優として注目される頼(受け・表紙右)。
マネージャーの鈴木(攻め・表紙左)は元舞台役者で
駆け出しの頼に演技を教えてくれた師匠でもある。
今ではタメ口で何でも話せる仲だが
鈴木のプライベートは謎に包まれていて……


受け、攻めの視点が交互に出てくるため
二人が互いの才能に惚れ込んでいる感じや
実は両想いなのにすれ違って
モダモダしてる感じにニヤニヤできます…

6

甘い恋の手ざわり 小説

李丘那岐  水名瀬雅良 

もっと変態に

主人公の恵をもっと変態にして欲しかった。そしたら、もっと個人的に楽しめた。

職人さんの手てエロいんですね。(そんなこと言ったら怒られそうだから、これはBLに出てくる職人さんだけです)

柏木に俳優である兄と比べられ、兄は腹黒で弟はポヤッとしてると言われ、恵が「腹黒じゃないし、ポヤッともしてません」と反論したのが萌えでした。

革を撫でる手付きがエロいとか、じじいタラシだとか言われて恵…

1

オレンジの天気図 小説

安曇ひかる  水名瀬雅良 

上手くまとまっているところが、逆にマイナスかな。

標高1728mの志乃夫岳に抱かれた地方都市。
そこのローカル局の人気気象予報士の陽(ハルくん)と弁護士の須賀。

TVの爽やかなイケメンぶりとは違って、セックス中毒節操なしの陽と
たまたま知り合ってしかも同じマンションだということが判明し、
怒って呆れて振り回されるうちに惹かれて受け止めようとする須賀。

ある意味よく出来過ぎたストーリーなのだと思う。
脇役も存在感があるし、話も無…

4

かくりよの花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

カレー王子が華麗に解決?(注・お話はシリアスです)

兄弟の花シリーズのラストを飾る作品。
メインかと思われる三部作(堕ちる花、姦淫の花、闇の花)、次に時間軸的にはそれよりも前に当たる二作(鬼花異聞、神花異聞)、そして通算六冊目のこちら。
前二作に登場した編集者が主人公となっています。
作品の中身を理解するには、せめて前二作は読まれた方が良いとおもいます。

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受けの将は、子供の頃から不思議なものを…

5

嘘とキス コミック

水名瀬雅良 

兄ちゃんは、大人だった。

絵が綺麗で好きで、作家さん買いした中の一冊です。
一冊全話分なので、読み応えがあって紆余曲折があって良かったです。
(嘘をつく心理=真実を隠す)のまさしくそれなので、兄ちゃんが、
エゴで嘘をついたんなら、いっそ、墓場まで持って行って、お願い。感がありました。
血縁あり~の、純愛あり~のですが、兄弟ものでも、家族で暮らしているとかからのスタートではないので、兄弟ものの食わず嫌いな私でもすんな…

4

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

お父さんが一番苦しかったね

『堕ちる花』『姦淫の花』の続きで、三部作のラストです。
序章と終章は、ふたりの父親の一人称。
このお父さんの語り部分がとても好きです。
本文自体は三人称です。

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三作通して異母兄弟のカップルです。
受けが弟の誠、攻めは兄の尚吾。
生まれ故郷の村で起きた忌まわしい事件(一作目)がきっかけで、体を重ね、子供の頃から劣情を抱いてきた尚吾のタガが外…

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