水名瀬雅良さんのレビュー一覧

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

悪夢+秘密+禁断愛

きました!夜光花節。
つまりはエロとホラーの融合的な。
まず表紙から妖しいケシの花。
近寄ってはいけないという伝承のある「鬼喰い沼」。
そして禁断の「兄x弟」の関係…!(私は近親は基本苦手なのですが、異母兄弟なので一応OKです)

人気俳優の兄・尚吾と東京で同居する誠。
誠は、故郷の四国の村で子供の頃「神隠し」に遭ってそれきり行方不明の友達・健太が沼に浮いている悪夢を時々見ていた…

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「獅子戸さんのモフな秘密」発売記念ペーパー グッズ

バーにて。

本編後、恋人になった2人のある夜。

Sホテル内のバー「リオネル」で、一音が命名したカクテル「キャット・テイル」の知名度が上がってきていた。
今夜も女性客達が「キャット・テイル」を楽しんでいる。
一音が女性客達に美味しいですか、と声をかける。それを見ている獅子戸は、一音の魅力を自慢に思うのと同時に胃が痛むような思いを感じてしまう。
その時、そばにいた同僚のバーテンダーが一音をカクテルの命…

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「獅子戸さんのモフな秘密」アニメイト限定ペーパー グッズ

湯たんぽLOVE

本編後、恋人になった2人のある夜…

明日は、久しぶりに休みを合わせてのデート。
今夜はたっぷりとベッドで、明日は遊びに出かける予定を立てている。
ヤる気満々ですでにお風呂に入ってきた獅子戸。
『俺は風呂がまだです!』と怒られ、先に全裸になって布団に潜り込む。
すると、布団の中はぽかぽかぽか〜のぬっくぬく。
猫の習性や嗜好を理解している一音が湯たんぽを用意してくれたのだ。
幸せで、…

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獅子戸さんのモフな秘密 小説

鳩村衣杏  水名瀬雅良 

二人だけの秘密

いわゆる「誠覧社シリーズ」の1編。
主人公は、誠覧社が業界初で出店した、自社本のみを扱い全社員が交代で書店員を務める「誠覧堂書店」の書店部員・向後一音(こうごかずね)。
ある日、書店を訪れたお客さんで笑顔が魅力的な男性に猫が何匹も付いて歩くのを目撃し……。
それから何度か書店に来てくれるその男性・獅子戸は近くのバーのバーテンダー。少しづつ親しくなる獅子戸と一音ですが、獅子戸と猫の関係が気にな…

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獅子戸さんのモフな秘密 小説

鳩村衣杏  水名瀬雅良 

ライオン攻めさんが可愛くて…!

またまたシリーズものだと気付いたのは読み終わったあとにあとがきを読んでから。
なので、前作3作品を読まなくても全く問題なく読めます。
あとがきを読んで、『あっー!』と思い出したくらいでした(^^;)

受けさんの一音。
本が好きで出版社に入社したけど、希望の部署に配属されず、
現状に満足してないながらも一生懸命に真面目に働く27歳。ちなみに童貞。
そんな一音の働く書店にお客として来店…

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獅子戸さんのモフな秘密 小説

鳩村衣杏  水名瀬雅良 

誠覧社とファンタジー

誠覧社シリーズ4作目です。私は1作目のみ未読です。
舞台は一緒ですが、前作を読んでいなくても大丈夫です。ただ、3作目「シンケとあーたん」の攻めの葛城が今作受け様の先輩としてそこそこ出番があるので読んでいたら葛城のことがわかって楽しいと思います。

誠覧社の直営書店「誠覧堂」で働く向後一音(受け)は本が好きで出版社に入社したのですが編集者にはなれず、経理を経て今は書店部に所属し書店員をしていま…

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転げ落ちた先に 小説

真名あきら  水名瀬雅良 

見た目はくたびれていても女王様

エリート上司×見た目は冴えない部下という組み合わせの職場恋愛のお話です。
お仕事している描写もありますが、恋愛メイン、ベッドシーンが少し多めの大人の恋愛という感じでした。

少なくとも学生ならありえないような恋の始まりと展開の仕方です。
主人公の鈴木は有能ですが、昔大病をして入院してからガリガリの無精髭で髪もボサボサ、服にも頓着しないので誰にも注目されない、という人物。
しかしプライドが…

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上司と俺のヒミツ コミック

水名瀬雅良 

鼻血を出すストーカースパダリ

美麗系作家様の水名瀬雅良先生の作品。
表紙や裏表紙の絵の雰囲気からコメディテイストの話かな、と思いましたが、読んでみるとストーカーじみた怖くてシリアスな話?っと思わせつつのやはりコメディっぽい空気でした。

地味で飲みの誘いにも乗らないリーマン・永戸大樹(ひろき)は、過去酒で大きな失敗をしていた。
気楽な大学生だった大樹は父親が急死し、負債のため生活が一変。面白おかしく付き合っていた彼女に…

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叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

アヒル要素は嬉しい

「叶わない恋をしている」読了
タイトルから切ない。内容もタイトルに裏切らないほど読んでいてつらい。こういう片思いにほんと弱いです…
タイ料理店に連れられて実は辛い物苦手なのに暁の好物だったらしいから平気なふりにスープを飲んだ志貴が愛おしい。
幸せになって本当に良かったです。

しかしわたしから見ると神谷さんは本当に最低なクズです。不倫の上にこうして人を利用して自己満足なことばかりしている…

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優しい夜 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

平凡だからこその楽しみかた。

特にこれといった事件が起こるわけでもなく、
淡々と幸弘の日常が語られていくだけのストーリーなのですが、
繊細に細かくその心情が描かれていて、飽きずに最後まで読みきれました。
作者が意図していた、甘々は最後にトンと来る感じで。

こういういい意味でも、悪い意味でも平凡な話は、
作者の力量の試される一作だと思う。
そこを最後まで読ませてしまうのは、流石かなと。

でも、幸せな甘々には…

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