水名瀬雅良さんのレビュー一覧

愛執 コミック

水名瀬雅良 

言いたいことをちゃんと言ってくれる

タイトル通りの激しい執着を味わえるこちら。
「プライドのある受け」が大好きなわたしにようなタイプの方にはたまらない作品となっております。

高校時代、親友だった安良垣とからだの関係を持っていた羽地。
卒業後、連絡を断って二度と会わないと思っていたのに…。

自分の感情に無自覚で、来るもの拒まずの傲慢な攻めが受けに振り回されて病む。
最高じゃないですか?
攻めが性的にだらしなければだ…

0

悪党 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

悪の持つ温もりは…

あら、レビューが無い…

経営コンサルタント、その実態は闇の「かぶり屋」と、若き実業家だったが脱税で全てを失った男、のあれこれ。
かぶり屋っていうのが社会の実際の呼称なのかは知らないけれど、企業が脱税する時にダミーを使って、架空の取引をしていいところで全てをかぶって先に倒産し逃げる役割、のようです。
そんな「かぶり屋」稼業の大城に目をつけられたのが、自分の興した会社に査察が入り、全てを失っ…

2

愛ってどこにある? 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

心の空虚が惹きあう

友人に恵まれ、仕事は順調、家族も健在、だけど恋愛だけ空虚…
そんなサラリーマン・貴生が主人公。
愛はどこにあるんだろう…
なんとも言えない淋しさを感じていたある日、美しい男と出会う。

貴生はノンケですから、はじめから恋愛どうのこうのでは進みません。
ただ、あのひとは男なのに、と思いながらも貴生の抱える淋しさを見抜いたバーテンダーの樹に対して、会うごとにどんどん感情が動き、高ぶり、コン…

3

美しき追跡者 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

傷を持つ2人の心が交差する物語

あら、レビューが無い…

元SATと現職刑事のバディもの。
主人公は、任務中の足の怪我でSATの現役を退くことになり、現役でいられないのなら…と退職して今は民間の警備の仕事に就いている大上修司。
一年前、ジャーナリストだった修司の兄が不審死で亡くなっている…
修司は定期的に義姉を訪ねるようにしていたが、ある日、家の中で義姉が何者かに襲われ瀕死になっていた。なぜか居合わせた刑事に修司が犯人…

1

HEAT TARGET ~灼熱の情痕~ 小説

妃川螢  水名瀬雅良 

シリーズものだったとは!

作者あとがきを読み、ちるちるをみて確認!
シリーズものの、それも三作目だったとは!
それっぽい描写もあって、んんん?と思い、
これ単独でも充分楽しめつつも、
前作を読んでいたらさらに楽しめるだろうなと!

そんな今作ですが、いやはや切ない!
ぐらぐらと揺れながらも、
双子ちゃんのために必死に頑張るぱぱ!
学生時代から色々ぐっと自分の気持ちを押し殺してきた寒河江が、
どうしても素…

2

吐息よりも優しい コミック

水名瀬雅良 

あっさり読める再会ラブ♡

水名瀬先生の旧作です。昔から絵が綺麗で読みやすいです^^
ちょっと強気な男前攻めと健気な美人受けによる表題作、とても良かったのですがあっさり感は否めません。
あと、これは個人的な意見なのですが、攻めがあまり好きじゃなかったかな。
ちょっと、自分の感情に振り回されすぎていた印象。

小説家・風岡と大学生・真人による再会ラブ♡
初対面で真人を買ってHした時、真人が高校生なんてすよね。
優…

0

融愛~Melt Down~ 小説

沙野風結子  水名瀬雅良 

良質なガチ兄弟愛

兄弟ものでこれはなかなかの良作ではないでしょうか…!!
細かな描写が登場人物たちの容姿や感情を色濃くし説得力があるからこそこちらも本気で世界に溶け込める。

一般的には宜しくない方向に進んでいくのですが、その流れも丁寧に無理なく書かれているため一緒になって心を痛められる。
各シーンが印象深いため容易に想像できて楽しかったです。


ガチな兄弟ものですが、兄視点では一貫してこの関係は正…

2

検事が堕ちた恋の罠を立件する 小説

中原一也  水名瀬雅良 

立件しちゃって下さい。

 もう萌えがあふれましたー。ものすごく好きなストーリー展開。

攻め様は指導してきた後輩の検察官武井に惚れている検察官の杉原。
人たらしないい男。

受け様は、ゲイで杉原を好きな検察事務官の桐谷。
 
 ある夜、武井の結婚話に失恋確定となった杉原が酔っぱらって桐谷を訪ねてきて、桐谷は「カラダで慰めてあげます」と持ちかける。
ドキドキの初体験なのに、杉原が気にしないよう慣れてるふりま…

3

愛人関係 初恋 小説

椎崎夕  水名瀬雅良 

セカンドラブを期待した

シリーズを読み始めた時から、事故の責任は智之だけにあるのか、子供に責任を押し付ける大人達はどうなのか、ずっと悶々とイライラした。
特に高島は子供のうちはともかく、大人になってもまだ智之のせいだと考えるなんて、生野も言っていたけど、智之の罪悪感につけこんだ腹いせで、智之の覚悟を利用した身勝手な八つ当たり。
高島は登場シーンから胡散臭く身勝手で不安定で、最後まで好きになれなかった。
BLはハッピ…

1

忘却の月に聞け 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

アホの子攻め

三行感想
> 攻めがアホ
> 魔性受け
> 攻めがアホ


普通に感想
なんか宮緒葵先生ブームが勝手に来てるんですが、たまに別の先生の本を読んでいると、攻めが大体アホやばそうって辺りが群を抜いてるな、と思いました。

攻め。
冒頭からとりあえず受けが好きなんだな…ってことがありありと伝わってくる感じがすごいです。でもあまりにも周りが見えていなくて、その為に受け…

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