水無月さららさんのレビュー一覧

銀の獅子と身代わり姫 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

秘められたにゃんにゃん達のラブファンタジー(あらすじを引用)

表紙の雰囲気から、キラッキラのイッチャイッチャのデレッデレな内容を想像していましたが、意外にも硬派な部分があり、驚きました。

女装をして王女の身代わりになる……というあらすじから、男の娘っぽい軽い内容かと思っていましたが、女装をしたマルスが立ち向かう様々な困難は意外にも政治的要素が絡んでいて、読んでいてとても興味深かったです。
その中でオスカーとマルスがにゃんにゃん(表現ではなく、そのまま…

1

人形遊びのお時間 小説

水無月さらら  夏河シオリ 

ミステリアスではなかった…。

ミステリアスなあらすじに惹かれて期待して読みました。
話の流れはよかったし、ミロの意外な過去も予想外でよかった。(あとがきでばらしてますが。)

人間を人形と間違えるってどんな感じ?と思っていたら、近未来の話で、人形も話したり、自分で動いたりできちゃうってことでした。ちょっと想像していたのとは違ったかな?舞台も海辺の明るい別荘って感じであまりミステリアスではなかった。

攻めのガブリエル…

2

人形遊びのお時間 小説

水無月さらら  夏河シオリ 

ちょっと不思議テイスト

表紙にどうしても惹かれて購入。どんなお話なんだろう と思ってたら、未来のお話でした。
書き下ろし250P弱。
地雷は、女装 かな?あと、攻めさんに女子が絡んでるので、女子NGの方は嫌だなあ と思うかもしれません。一人の少年が現状を受けとめ、少しずつ前に進んでいくお話 と感じます。色っぽいお話はあるっちゃありますが、萌えとかきゅーんとかはあんまり感じらませんでした。私にしてみれば不思議なテイストのお…

2

ベイビーは男前 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

トンデモ設定が織り成すショタ攻め

いやはや、とんでもBL面白かったです!
設定が子供心をワクワクさせるようなアニメを観ているような感覚。
(大人向けアニメではない)
細かいツッコミは無しにして勢いを楽しむお話でした。

で。斜め上をいくショタ攻めキター!ですよ( ´艸`) ♪
1度は聞いたことがあるであろう「体は子供、頭脳は大人!」の謳い文句。
あの設定がどっかり鎮座してますw
薬を飲まされ子供に戻ってしまった攻め…

0

純白の少年は竜使いに娶られる 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

ヨーロッパ風?ぐるぐる話

竜 というワードがあったし、サマミヤ先生の挿絵だし と購入。
プラチナブロンドってやっぱり素敵。そして空色の瞳。好きなんですが。
私の地雷が少々あって、だめでした・・・先生ごめんなさい。
本編まるまる240P。後日談などなし。
ファンタジーだと標準なのか?二段組。
くすっと笑うところや あまあま雰囲気はあまりなく、シリアスめ。

舞台はヨーロッパっぽい国。
移動手段にユニコーンの曳…

7

オトコのオキテ 小説

水無月さらら  小山田あみ 

モテる男の気になる彼もモテる男☆

化粧品会社・食品企画開発部のモテ男・高野は
少々潔癖症気味で手作りチョコはいただけないタイプです。
首都一営業二課の甘いマスク・友永と
共同で商品開発するプロジェクトチームに配属されます。
物腰が柔らかく、女性社員のウケが良い友永は
人の懐にすっと入り込むのが上手いのに
決してお調子者ではなく芯のしっかりした面を持っていて
年が近い事もあり、思いのほか息の合う仕事ぶりになりますが…。…

5

この世の果てまでも 小説

水無月さらら  宝井さき 

とんでもBL

電子書籍で購入。
挿し絵あり、あとがきあり。
表題作の他に、番外編SSが収録されています。

時々、とんでもない鬼畜な話を読みたくなります。
ひぇーーーって、鳥肌がたつような作品。
検索にて本作にたどり着いたものの、しゅみじゃない評価があまりにも多くて購入を悩みした。
男性出産以外、特に地雷のない私。
地雷だった二輪挿しも克服し、リバも異物挿入も美味しく頂けます。
ただ、ストーリ…

2

死にたい病に効く薬 小説

水無月さらら  井上ナヲ 

海外ドラマみたい

受けの涼也は病んでる優男って感じです。
美しい容姿を持っているとされていますがそれ以外は普通の病んでる人です。
とにかく臆病で弱くて優柔不断。

そんなダメダメな涼也ですが私は嫌いになれませんでした。
むしろ共感する部分がかなりあったかも。
ふつーに女の人と恋愛して平凡な日々の中でたまに死にたくなったりして。

双樹とサラの双子それぞれと関係をしたあとに双子の男女それぞれを経験した…

3

座敷童が屋敷を去るとき 小説

水無月さらら  駒城ミチヲ 

無垢な座敷童を人の手により俗世に落とした男

この作家さんの本はちょこちょこ読んでいますがとても好みの作品でした。
座敷童子として屋敷を守ってきた延珠丸が逸郎との出会いによって恋を知り童子から生きた人間として成長します。

朽ちていく屋敷で逸郎を恋待ち続ける延珠丸が健気すぎて切なかった。 屋敷の大女将である八重と延珠丸のやり取りも微笑ましく涙が出ました

水無月さららさんの作品を何冊か読んだけれどどれも大好きです。 単純ではない人の…

2

死にたい病に効く薬 小説

水無月さらら  井上ナヲ 

受けがあまりに受け身すぎ?

あらすじ:
自殺願望があるリーマン・涼也(受け・27歳)は、ある夜出会った美貌の男・双樹(攻め・27歳)と一夜を過ごすことに。
一夜限りの関係の筈が、後日思わぬ場所で再会し…

涼也は双子の兄を亡くし、そのことで母親から愛情をかけずに育てられた人物。
自分の人生は兄の人生でもあるという感覚で生きており、このため自殺願望があってもなかなか死ねずにいます。

ゲイではない涼也ですが、自分…

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