水無月さららさんのレビュー一覧

おにーさまとお呼び 小説

水無月さらら  黒泉らら 

学園ものBLの王道そのまま

いかにも90年代のBLコメディって感じです。受一人称でテンション高い語り口も、よくあるパターンそのままですね。あらすじというか設定だけですべてが読めちゃうような感じです。

幼馴染みでライバルの覇王(攻)と翼(受)が、親の再婚で兄弟(覇王が1歳上なので兄)になるんですよ。まあ、この再婚自体、覇王が翼と兄弟になるために画策したことなんですが。

ありがちな義兄弟ものであると同時に、王道そ…

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美少年は32歳!? 小説

水無月さらら  高星麻子 

入替ラブコメ

入れ変わり物ってSFなんでしょうか・・?
こういうストーリーはBLでは初めて読み新鮮でした。

それにしても天野と知春がカップルになるんだよね??
二人にそういう気配がみえないのでどうなるんだろう?
おそらく、元の体に戻るのはイタしてる最中か、直後かだろうと
予測できますがなかなか二人はそうなりそうにないので
どう話をもっていくのか心配になったり、楽しみだったり(笑)
ま、多少強引…

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ベイビーは男前 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

おぉ~面白い~♪

水無月先生お得意の「とんでも設定もの」です!
あらすじ読んで楽しみにしてたんです♪
表紙絵の、こっちにガンくれてる赤ん坊が、この度の「攻めさま」でして♪
みずかね先生のキラキラ絵は、手にとってみるともっと愛らしいのでした♪

日下を愛する女が盛った薬で、日下が赤ん坊になっちゃった事から始まる大騒動!
赤ん坊を保護した水樹に、マフィアの魔の手がー!
こんな感じのお話です^^
さて、こ…

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ベイビーは男前 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

オタクでヘタレでM気味の受け様は隠れ男前?!

SFチックな奇想天外な若返りの薬が巻き起こす騒動を背景に、大学時代の先輩後輩の
二人が再び出会い本気の恋を手に入れるコミカル&サスペンスものラブです。

受け様は仮面ライダーヒーローものに憧れてるオタク系のフリーターで大学時代の
S気質のような傲慢不遜でオレ様な先輩である攻め様に今でも憧れている。
手先の器用さでフィギュアを作り、そのヒーローに先輩の名前を付けてニヤけてる。
そんな時に…

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ベイビーは男前 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

体は子供。だけど中身は27歳

水無月さんの本は久しぶりだったのですが、
あらすじに惹かれて購入。体が子供だけど、中身は27歳って、
どういうこと??気になってしまいました。

水樹は、大学時代の先輩日下のことが好きだったけど、
特別なアプローチもしておらず、女好きで俺さまな日下とは、
大学を卒業してからも、特に接点はなかった模様。
そこで、大学時代の友人から赤ちゃんを預けられ、
次の日には、その赤ちゃんは6歳児…

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九回目のレッスン 小説

水無月さらら  高久尚子 

静かに流れるように。

あとがきで『Sな攻』と『Mな受』とあったので、相当覚悟して読みましたが(『S攻』が、もうすごくキライなので)、結果的には大丈夫でした。これ『S』かなあ?いや、まったく『Sじゃない』わけではないかもしれませんが、これくらいなら別に平気だな、と。

永倉(攻)はもちろん、和音(受)も大人なんですが、和音は(子どもっぽいというのではなく)とにかく幼馴染みでもある元彼との過去に囚われたままなんですね。…

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シャンプー台へどうぞ 小説

水無月さらら  せら 

なんか惜しい・・・

再会ものです。しかも、中学時代に体の関係としては、行くところまで行っちゃってるわけですね。でも卒業と同時に別れ(?)て14年・・・

前半はホントに面白くて逸らせないです。もう夢中で読んでしまいましたが、ラストにかけてがいかにも端折った感が大きくて、なんとも中途半端で残念でした。

有人(受)の広瀬(攻)への思いはよくわかるんですよ。有人は、健気だけどうじうじ過ぎでもなく、相手に婚約者が…

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なんだかスリルとサスペンス 小説

水無月さらら  円之屋穂積 

つまんねぇ男(攻)

水無月さんで、初のハズレでした。

とにかく大滝(攻)のキャラクターがまったくダメ。『強引・傲慢』『俺様』『身勝手』『唯我独尊』とまあ、私のいちばん嫌いなタイプでしたね。何の魅力も感じない。
水無月さん、少なくとも今まで読んだ限りでは、たとえストーリーが微妙だろうと、キャラクターだけは好みだったんですが・・・

反して、ニッキー(受)は、キャラクター自体はまあよかったんですよ。ただ、ちょ…

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美少年は32歳!? 小説

水無月さらら  高星麻子 

キャラクターだけでも『萌』です!

突然ですが、現在、『ひとり水無月さらら(過去作)祭り』をひっそり開催中です。『元カレと今カレと僕』のレビューにも書きましたが、なんか勝手な思い込みで『読むまでもない』と位置づけてしまっていた作家さんに(もちろんいい意味で)ノックアウトされてしまい、大変なご無礼を~!とひれ伏したい気分になって、過去作を大人買いして絶賛読み漁り中なんです(水無月さんオンリーではなく、他の作家さんと取り混ぜながら読んで…

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元カレと今カレと僕 小説

水無月さらら  水名瀬雅良 

ちょっとガッカリ

映画、小説、舞台、古典から新作まで、いろんなジャンルで傑作のある幽霊ネタということで!さあどれだけ面白いんだい!!---と期待したのがいけなかったのか。
 元カレが幽霊として出てくるんですが、期待したほど活躍してくれなかった、存在感が薄かった。---ああっもう、書くことがない。一行で済んでしまった…。

 幽霊ネタは逆にイージーにもなるんだけど、そこまでもいってない印象です。幽霊がさほどキャ…

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