水瀬結月さんのレビュー一覧

俺様アイドルは演歌がお好き 小説

水瀬結月  上田規代 

アイドルから演歌歌手へ転身

冷静に給料減るからやめといた方がいいよ、と思いました。

自分達の名前と掛け合わせて
100夜恋文ではなく、歌詞をプレゼントすることになるという
あらすじです。実は昔に出会っていて、その時の夢を叶えるために
取引を持ちかけられます。
攻めが意地悪で、読者にもこいつ過去のことなんて
すっかり忘れてしまってるんじゃないだろうかと
思わせるんですが、最後の最後に発覚しました。
受けを安…

0

もふもふしたくば嫁になれ 小説

水瀬結月  みろくことこ 

もふっもふっ

狼の神様ともふもふフェチの青年の物語・・・なのですが読後強く印象に残っていたのはもふもふでしたw
あらすじを簡単に説明すると、狼の神様(大神/攻)とその大神を代々祀る家に生まれた藤(もふもふフェチ/受)が出会って、両片思いの時期を経て両思いになり、結婚するお話です(ざっくりすぎですが)
受の藤くん、潔いほどすっぱりはっきりもふもふフェチですw
もふもふを見ると涎を垂らさんばかりにして飛びかか…

4

和菓子よりあまい求婚 小説

水瀬結月  兼守美行 

はんなり甘い和菓子の世界

和菓子屋の息子でミステリ作家の六華は、幼なじみで和菓子職人の桂心のことが好き。
ある日、桂心が妹の果菜へのプロポーズの意味を込め、新作和菓子に取り組んでいると知り…。


京都の老舗を舞台に展開される、はんなりコミカルな世界。
口の中に和菓子の優しい甘さが広がるような柔らかな読み口です。

メイン二人をとりまく、個性的な脇キャラたち―ズケズケものを言う編集者や、おっとり京言葉だけど意…

5

和菓子よりあまい求婚 小説

水瀬結月  兼守美行 

和菓子が食べたくなる優しい甘さ

甘い作品ですが洋菓子のようなクドイ甘さと言うより口解けも優しい和菓子の甘さ
京都を舞台にしているのではんなりした方言もハマっていてかなり楽しめます。

幼馴染同士のラブは、受けになる作家の六華の過去のこだわりが自分自身への
過小評価に繋がっていて、片思いの気持ちと家族愛が心の未消化状態に感じます。
和菓子職人の義父を持ち、自身も子供の頃から大学進学くらいまでは菓子職人を
目指して幼馴染…

4

くちづけは授業のあとで 小説

水瀬結月  すがはら竜 

語尾に「…な?」でタラシ度アップ

年の差、エロエロ、あまあま、天然受け、年上攻めということで某所にて購入。
先生×生徒で年上攻め×天然受けなんて、俺得すぎる…っ!(悶絶)
「恋する俺様調香師」を読んでファンになりました水瀬先生の初単行本です。

※キーワードに「陵辱強姦」とありますが、言葉ほど乱暴なことを和名くんは受けません。制服を脱がされて未遂で終わります。



放課後の教室で待ち伏せていた和名くんに告白された…

0

英国貴族に愛されて ~求婚は謎解きのあとで~ 小説

水瀬結月  北沢きょう 

天然で大ボケな受け

サブタイトルがTVドラマにもなった某作品を思い出すような感じでもありますが、
内容的には幼馴染同士で一方は幼いころから恋人で将来を誓い合った仲だと
疑うことすらしなかった攻めになる継成、一方は長年一方的な片思いを継成にしていると
思い込んできた受けになる雪紘ではたから見れば相愛なのが一目でわかるのに、
雪紘だけが、天然でオオボケしている感じはある意味やるせない。

それでも、雪紘は古書…

5

恋する俺様調香師 小説

水瀬結月  六芦かえで 

天然一途な受けは激ニブ思い込みさん

高校の同級生同士で10年近く一緒にいるのに思い込みから受けは辛い恋、
攻めはデロ甘な恋人付き合いをしていると思っているおバカな擦れ違い。

読みはじめは傍若無人で我儘で自分勝手なオレ様攻めの冴島に手酷い扱いを受けながらも
大好きで捨てられたくなくて、片思いの冴島のために必死で健気に尽くしている話かと
読み進めれば、冴島は単なる亭主関白気質で口にしないだけで、受けの和に周りが
引いてしま…

2

恋する俺様調香師 小説

水瀬結月  六芦かえで 

傍から見れば完全にバカップル

攻に熱愛され、周囲からもモテているのに、天然ボケで自己評価が低いため全く気付かない主人公。
仕事面は優秀で、俺様な攻にもキッチリ正論で反論しているからか、恋愛事にボケボケでも読んでてイラッとしないところがいいですv
(余談ですが、この主人公の思い込みの激しいキャラ、花川戸菖蒲『視線の刻印~恋に堕とされて~』を思い出しました!化粧品会社が舞台で研究職×営業ってとこまでソックリw)


中学…

4

花嫁は遊色に魅せられる 小説

水瀬結月  一馬友巳 

凌さんの激嫉妬に貴砺ウキウキ

前作の真珠で大詰めの展開があったので今回は一休みな感じでしょうか。
それでもゲーム感覚の謎はあるのですが、その本題は凌さんがメインなので
自分の事には今一つ感が働かないみたいで最後まで珍しく解らず仕舞い。

そして1番の読みどころは凌さんの嫉妬姿でしょう、いつもは貴砺さんに
束縛激しく嫉妬される日々なのですが、今回はそれが逆転する。
貴砺さんの過去、学生時代を知る人物が現れ、更に元カノ…

2

花嫁は真珠に秘められる 小説

水瀬結月  一馬友巳 

劉人の謎が今明かされる

シリーズものだけど、意外にいつもは1冊で内容が解る展開になっていて
案外読みやすい作品なのですが、今回は前作の「漆黒」とこの真珠2冊で
初めて謎解きが完了する流れになっています。
そして1番の読みどころはこの作品で劉人の秘密が花嫁である陵によって
全て明らかにされるところでしょう。

極端な話、これが最終和でも違和感の無い流れになっているのですが、
この謎解きのおかげで新たな劉人が誕…

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