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水壬楓子 水名瀬雅良
たまゆまま
途中までは切ない過去を抱えた受けの花戸のことを明るいキャラで癒していく箕島がなんともよかったのですが、本編ストーリー終盤にそんな気持ちは一気に冷めてしまいました。 言ってしまえば箕島の抱える事件に花戸の前の男が容疑者として挙がっていて、事件を解決するために花戸に盗聴器を仕掛けていたのです。 内緒でです。 そのおかげで花戸は命の危機を脱するのですが、私の気持ちは一気に引きました。 箕島曰…
水壬楓子 白砂順
ネタバレ
ファンタジーの世界で真菜登場時、特に年齢を表す表記もなかったので特に考えたこともなかったのですが、知ってビックリ! 挿絵が白砂順さんで、とても綺麗に繊細にこの「ムーンリッド~」の世界を描いていて、真菜の挿絵から見る幼さは白砂順さんのセンスだろうと勝手に思ってたのですが、なんといいますか・・・犯罪ですよね。 さてさてこのストーリー自体はとても好きでした。 世間を冷めた目で見ている郭都の皇子…
水壬楓子 佐々木久美子
オーナーのお相手は誰だろうと、そもそも榎本は受けなのか攻めなのかどっちだろうと思っていたのですが、さすが水壬さん!お相手は国会議員できましたかという一冊です。 叔父であり、国会議員の門真巽さん・46歳。 彼が榎本をとても可愛がり、甘やかし、榎本の意地悪な発言にも動じないいいオヤジなのです。 まさに割れ鍋に綴じ蓋のような二人。 榎本が15歳の時、親戚である二人に今後を左右する重大な話…
水壬楓子
受けが映画監督のクレメン、43歳。 攻めが俳優のユージン、37歳。 一見、しっとりした大人の男たちのお話かなと期待しましたが、杞憂に終わった作品でした。 ユージンは好きなタイプのキャラでした。 クレメンに好きな思いを分かってもらおうと奮闘する青年で、読んでいて応援したくなりました。 が、受けのクレメン、ただの映画バカでして一向にそんなそぶりも見せず天然キャラ炸裂でした。 最後の…
基本、好きな設定でした。 「エスコート」で仕事を順調にこなしていく攻めの良太郎と受けの由惟。 一人ひとりの能力もさることながら、二人で組めば何倍もの力が発揮できる対等なそんな関係でした。 しかし仕事中、良太郎を庇い歩けなくなる重大な後遺症を負ってしまった由惟。 それから二人の関係は微妙にずれていくのです。 足が動かない由惟のために身の回りのお世話から性のお世話まで、良太郎は由惟につく…
「エスコート」のトップガードの真城の過去が明らかになります。 SP時代に好きだった上司と付き合うも振られてしまう真城。 その腹いせに自分に懐いていた後輩の清家を落とし、見せつけるようにして付き合うも、段々に良心の呵責に苛まれ清家の傷が深くないうちに別れようと、「ボロ雑巾のように」捨てます。 しかし清家の傷は深かったのですね。 あの真っ直ぐに素直で明るい彼が、数年後仕事で会うと暗い目をし…
水壬楓子 道原かつみ
このお話は水壬さんがもう随分昔に書いた小説です。 そのため、年下攻めの俊広がいろいろやんちゃな言動をします。 しかも盛りだくさん。 当時より私は、生意気な年下が相手の話は敬遠傾向だったのですが、水壬さんの作品だったため読みましたがやはり、…うーんでした。 おまけに挿絵がその彼と合っていて、見事に彼を体現させていました。 もう、腹が立つくらいに生意気。 頭でっかちな体だけ育った子…
水壬楓子 御園えりい
『コルセーア 上・下』は私にとって、一人置いていかれたような作品でした。 当初、本気でカナ-ルとセサーム様は一緒になるものだと信じて疑わなかったのですが、読み終えてみるとカナーレが選んだのはアヤースでした。 そして一度読んだきりコルセーアを再読するということはありませんでした。 しかし、新刊が出るたび水壬さんの作品はすべて買っているためコルセーアシリーズも買っていました。 ようやく私の…
カナーレら一行が港に寄港していたときの話です。 ジルが湯屋にてゆっくりとお湯につかりたいが為に、カナーレ・ハロルドくんを誘います。 もうその後はお察しの通りの、お約束話になってます。 コルセーアのこういったコメディの話は安心して疲れた心身を癒すのにもってこいですね。 けして裏切りません。 たった4Pですが三段組なので、それなりに読み応えあります。 しかしその後、湯屋は一日後始末…
水壬さんが言っている通り、今回はオヤジ度が高い作品の集まりでした。 「本日、ご親族の皆様には。」 アダルトカップル 加賀×史のその後で、本編よりもこちらの方が萌えました。 ずる賢い攻めの手のひらでツンデレ受けがコロコロと転がされるような話ですが、攻めのが受け以上にいろいろ溜めていたところがいいのです。 ああ言えばこう言うような加賀の話術も健在。 「まだだよ、史。まだ…、おさまらな…