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44/65(合計:646件)
水壬楓子 御園えりい
ofnotice
「コルセーア」シリーズの外伝ということで、評価はめちゃくちゃ甘めだなと思う今日この頃。 しかし、「統べる者たち」よりは確実に面白い。 あらすじはもう、ほかのレビュアーがたがお書きになっているので、 いまさら申すまでもございません。 なにが見どころかといったら、ジルのスパイシーな皮肉、ツンデレっぷり それと対をなすボリスのおとぼけっぷりでしょう。 能ある鷹は爪を隠す、といいますが…
水壬楓子 周防佑未
茶鬼
ネタバレ
水壬さんのヤクザものってひょっとして珍しい? しかも、男前同士の同い年同士、体格もそんなに違わなくて、一応受け攻めはあるけれど、男前度からしたら攻め×攻めにしてもいいくらいの、男たち。 そして、よくある名前だけヤクザとか設定だけヤクザとか、ヤクザ色の薄い経済ヤクザでなくて、なんとなくヤクザといえばこんな感じ♪をたやすくイメージした、任侠に近いだけどアットホームではないヤクザらしいヤクザ(長いな…
水壬楓子
snowblack
ラブシーンシリーズ、番外編完結記念本。すべて書き下ろしです。 表紙がレトロな電話機の画像で、最後の可愛い一編が電話ネタでいい感じです。 (木佐監督と樋口監督の電話、オヤジ達の会話がなんともはや!) シリーズ最終巻の「ハッピーエンド」の書き下ろし「スペシャル」に繋がる形で、 5カップルそれぞれの休日の様子が描かれています。 どちら様も仲睦まじくてエロくて、らぶらぶと幸せ気分の一冊。 …
水壬楓子 新藤まゆり
目薬
ストイックな高校男子が川で死にかけてる犬もどきを拾うところから始まりますが…。 人外もの大好きなわたしでも河童は奇想天外で面白かったです。 そしてこの河童のナギがかわいいのです。 人型でも犬もどきでも、どちらの姿でも身悶えするくらいかわいい! 何かあると攻めの忍の胸に飛び込むところは微笑ましいです。そしてナギは人型のとき、人外であるのを忍に必死で隠してるのに、尻尾が出てたり犬の時のつもりで…
原作のイラストレーションで、御園先生のユニークな構図取りに注目していたわけなんですが、やはり御園先生はイラストレーションで本領発揮する方なんだなと実感。 ときどき差し挟まれる風景が異様にうまいんですよ。 ディテールまで手抜きしないで描いているし。 コルラダンの城なんて、思わず「うぉお、すげぇ!」と唸ってしまった。 ただ、人物の顔が安定しないし、体のデッサンもところどころアヤシイ。 …
同人誌で発表されていた番外編やペーパーSSが、まとめて読めるのが嬉しい再録本。 表紙は、本編にイラストを描かれコミカライズも担当されている御園さんの描き下ろしで、 華麗なフランス装丁。 表はアヤース&カナーレの2ショット、裏はセサーム様を膝上だっこしているヤーニくん。 御園さんの挿絵は、個人的には時々残念な気分のところがあるのですが、 このフルカラーの絵は美しい! カナーレ達主…
御園えりい 水壬楓子
小説「コルセーア」下巻に載っていた、ピサールの司法長官セサームと宰相ヤーニの話。 出会いから、ヤーニの長年の思いが実って初めて結ばれる夜まで。 小説版の方では巻末の短い話だったが、子ども時代や任官後のエピソードが加えられ 随分と増量、ヤーニの切なさも増量されている。 同時収録で、本編主役のアヤース×カナーレの短編と、 ヤーニ×セサームの書き下ろしショート小説も掲載。 イラストつきの…
日々、コルセーアの布教につとめているワタクシですが、この「月を抱く海IV」はシリーズ中、もっとも嫌です。 いろいろな登場人物がいっぱい出てくるので、集中できないせいもありますが、 なにがいやって、カナーレの実の父ですよ。 カナーレって、最初の「コルセーア上・下」で実兄、ジャン・ユーグを自ら殺してしまったわけですが、もうこの頃になるとほとんど神経がマヒしてんじゃないかと思うわけ。 上…
海賊シリーズ「コルセーア」の外伝です。 今回の主役は、アヤ―スの副官ジル。 クレバーで二刀流の剣の腕も鮮やかな彼の活躍振りに、 ファンの多かった脇役だと思うのですが 今回出自や育ちなどと共に、長い秘めた恋をしていたことが明らかになります。 (彼の長い髪は、女装の為じゃなくて恋故の可愛らしさの象徴だったのねー。) お相手は本編主役のカナーレに自分の名字を名乗ることを許した、ボリス…
marun
外伝の2作目はプレヴェーサの副官ジルと10歳の時に引き取って育ててくれた ボリスとの年の差遠距離恋愛カップルのお話になります。 ジルは7歳の時に父親が殺人鬼として捕まり牢獄で亡くなった事から全ての財産を 没収され、姉の二人世間から逃れるように親戚の家に身を寄せるのですが そこでも安住の地とは言い難い冷たい仕打ちをされ、姉の二人で元の町に戻り 素性を隠して幼いながらに姉を守りながら必死…