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水城せとな
むつこ
BLには興味なかったんだけど、なにげなく携帯からダウンロードして読んだのがこの作品だった。上位にランキングされてたから。 読み進むうち、今ヶ瀬の心情が切なくて切なくて、すっかりハマってしまった。 今ヶ瀬の「限界です」のセリフに号泣、ラスト近くのタクシーでのキスシーンに号泣。 読み終えて放心。そしてすぐさま再読。 本当に最高に素晴らしい作品だと思います。
ルイ
ネタバレ
表紙からして意味深だなぁこれ。花びらが血っぽい。結末を予感させますね。 お互いの立場から会わないと決めたふたりだったが、運命とは酷なものでふたつの組織が対立している限りどうしても顔を合わせてしまう。そんな時、街を歩いていたシュエは行き倒れていたタウを見つけてしまって。目を覚ましたタウはふたりで逃げようというが… でも、結局逃げられなかった。対立が激化した組織はふたりに対してそんなに甘く…
あーもう何でこんなに神なんでしょう!!! 良すぎる。良すぎて困るよ水城さん…痛い痛い切ない…どうにかしてぇ。。。あ、でもその痛さ切なさを探し求めている私はいっそMなのか??とか思ったり。いやSかな。。。(爆) あ、駄目だ。脱線してる;; 今回は前半で翔龍記(タウ側)の星沙がシュエを捕らえてしまう。星沙はリーダーが不在の為、翔龍の代理になっていたタウを試そうとする。自分の組織は今更抜けら…
この作品は短編がいくつか集まってるのですが今回は1番印象的だったブレックファストのレビューをしてみます。 私は短編集って苦手でなるべく避ける所があって…何故かと言うと、展開が早過ぎてついて行けなくなるんですよね。えっ、もうキスしちゃうのエッチしちゃうのみたいな。だけどこれは水城さんの作品ということもあって読んでみたんですよ。そしたら、凄く良くて。流れに違和感全くなかったです。 守谷が人…
2巻目です。二人を取り巻く全てがじわりじわりと運命の渦へと巻き込まれていきます。 『こんなに脆いもの壊さないで…』この言葉が二人の現状を物語り、やがて崩れる事を予感させます。そして、とうとうばれてしまう。水面に浮かんだ花びらのようにスレスレの所で続けていた関係が周りから次第に浸蝕され沈み込んでゆくのです… 死人も出ちゃったり…それを二人が今後知ってしまったらどうなるのだろう。なんかもう…
痛いほど切ない作品。1995年と言う昔のものだけど、これほど衝撃を受け、感情を揺さぶられた作品に私は今まで出会った事がない。(あ、BL作品の中でね;;) 絵の古さが気になるのなんて最初だけ。すぐにお話に引き込まれてしまう。まるで物語のその場所に自分もいるかのような気分になる。街の雑踏、人々の喋り声、一転してシンとした部屋の空気。全てを感じさせてくれる描写は素晴らしい。 2つのマフィアの…
アンドロイド同士の恋を描いた作品。今はもう廃盤になっていて手に入れるのはとても難しいんだけど…たまたま古本屋で見つけた時は胸が躍りました。 敵同士、そしてお互いにパペット。好きの意味さえ解らない二人がそれでも次第に惹かれ合っていく… この作品には無言のページが多い。二人はお互いに好きという気持ちを言葉にして上手く伝えられないから。相手に触れたいと言う想いが何故なのか。それがやっと好…
Coo
水城先生の人魚姫をテーマにした作品。 ある満月の夜、海へ落ちてきた青年・巽紀を救った人魚の昴は、彼の笑顔が見たい一身で陸に上がります。 見知らぬ町で立ち往生する声の出せない昴。そんな昴を放っておけずに連れ帰る巽紀。そして、巽紀の恋人・露子と3人の奇妙な同居生活が始まり―。 声の出せない昴。どこかつかみどころのないところのある巽紀。 なんだかもどかしくて、切ないお話でした。 ラストは、…
limei
雑誌掲載当初と出版された当初、話題をさらった名作だそうですが、つい最近まで知りませんでした。しかし、私のBL漫画人生(最近始めたばかりです)の端緒とも言える作品です。 綺麗な絵とシュールな題名に惹かれて読み始めたら、これが! 優柔不断で流され侍(なんて素敵なネーミング)の主人公大伴恭一と、彼にずっと片思いをしていた大学時代の後輩今ヶ瀬渉の、偶然の再会から物語は始まるわけですが、この偶然…
この本は、私が最初に読んだ水城せとな作品でした。 とにかく、主人公たちの感情が、“生々しくて”ひき込まれます。 好きで好きでどうしようもない人を、どんな手段を使っても手に入れたいと、 どんなに浅ましく、みっともなくても、欲しいと渇望する今ヶ瀬。 それに対して、誘惑にはめっぽう弱く、自分が可愛い身勝手な恭一。 彼の狡さや、優しさ、葛藤は、リアルだと思う。 だってノーマルな30男がいき…