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17/33(合計:329件)
水城せとな
さみな
ネタバレ
少女漫画というか、とりあえず一応not腐女子向けなんですね…びっくりしました。データのコミックが苦手なので単行本購入です。 あれよあれよとほだされるノンケも嫌いじゃありませんが、葛藤しまくるノンケは大好きです! しかし恭一はあらゆる面で流されすぎて苛立ちとか通り越して心配になりました(笑) 今ヶ瀬は毎度毎度余裕ありそうな振りして必死で…何回悶えたことか! 一番ぐっと来たのは表題作「窮鼠はチーズの…
飴玉
非BLですが、せとな先生なので買ってみました。 頭の中にいる何人もの自分の分身が、いつだって激しい会議中。 すごく冷めた性格な自分と、すごく冷静な自分と、楽観的な性格の自分などなど…。 そういった自分らが頭の中で会議しています。 主人公は年下の男の子が気になるけど、その子は23歳で7つも年下。 つまり主人公は30歳。 30歳という劣等感があるため、ほんとうは好きなのにその子に対…
何度読んでも素晴らしい作品。 きっとこれから先これ以上の作品には出会えないんじゃないかと思います。 恭一は自分を一番愛してくれる人を愛するタイプ。 今ヶ瀬は自分が好きになった人を愛するタイプ。 今ヶ瀬はいつまでも恭一に恋しているので、恭一も今ヶ瀬を誰よりも大切にする。 一見すごく相性のいい二人なのに、ちょっとしたことですれ違ってしまうのがもどかしい。 しかも二人は男同士なので終わり…
杏子
前作『窮鼠はチーズの夢を見る』に引き続き、一気に読みました。 言いたいことは前回のレビューで結構書いてしまってかぶるのですが。笑 前作よりも今ヶ瀬が面白くなった印象を持ちました。笑 かわいいなあ。 でもほんと面倒くさい。 そして恭一が、あのダメ男恭一が、かっこよくなってきます。 くっついたり、離れたり。 そこにもちゃんとドラマがあって、ちゃんと内容があって、心情の変化もあ…
作品名だけは聞いたことがあり、友達に借りる機会があり読みました。 読んでよかったの一言に尽きます。 借りて読んだものですが、今度は購入したい。 BLという括りにするのはもったいない。 いや元々その括りで売っているわけでもないようですが。 不倫や離婚、そういう部分まで書かれていて、ひとつの恋愛…人生を描いた作品というか。 主人公はややダメ男・恭一。 でもそちらに感情移入もできる…
夜師
久々に引っ張り出して読んだら、まあ、泣けること。 ってわけで神にして、レビューすることにしました。 (;゚д゚)ゴクリ… この作品にレビューはいるのか!? 誰もが読んだだろう名作じゃないか。私ごときがレビューしてもいいのか悩みましたが、勇気を出して書いてみようと思いました。 この作品がきっかけで、BL世界に舞い戻ってきたくらいです。読み終わったときの、あの呆然とした日のことを今でも…
はちみつ
あまり面白味を感じなかった。前作以上に登場人物が饒舌で、完全に会話先行の作品。彼らの思考や葛藤はリアリティがあるけど、描写を台詞(独白含む)に頼ってるせいで台詞自体が説明的で不自然だし、何だか自己顕示欲の強いお喋りな女につき合わされてる気分になってシラけてしまった。言葉を尽くせば伝えたいことは容易く正確に読者に伝わるし、それが多くの共感と理解を呼んだことがわかる。勿論作者の鋭い感性がなくてはここま…
キツい話なんだろうなと恐々読み始めたけれど、思いのほか笑えたし楽しめた。そして何より女が怖かった。夫の浮気を突き止めてから別れを切り出そうとする計算高さ。結局彼氏を作って、最後に「キモチワルイ」と吐き捨てた、可愛い顔を裏切る容赦のなさには序盤にして強烈なインパクトを受けた。他、甘えるふりして自分のストレス発散に男を利用する人妻。過去の男に復縁を迫る頭の良い女は手に入れる為ならライバルを正面きってこ…
主人公である恭一は「相手が自分を好いてくれる」から自分も相手に尽くし、もう一方の今ヶ瀬は「自分が相手を好きだから」尽くすタイプ。 恭一の恋愛対象の基準が自分を好いてくれる人っていうのがすごくリアルで共感できました。 世界中のだれよりも自分を愛してくれる人が男だったら? 一緒にいて楽しいし落ち着く。だったらその相手を好きってことなの? など、恭一の苦悩は続きます。 「好き」という漠…
hinahina
「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編。 こちらも全作同様、BLを超えて感動できるほどの恋愛本でした。 感情移入出来すぎて、ツラくて泣けてきそうになったり ちょっぴりムカっときたり。 それが出来るほど、内容の濃い本でした。 相変わらず「流され侍」な恭一と、その恭一を大好きな今ヶ瀬。 強気でくじけそうにない今ヶ瀬が 恭一との距離が近付くたびに、どんどん弱気になっていく。 これって、…