水上シンさんのレビュー一覧

葉隠の恋 コミック

水上シン 

日本男児たちの恋模様

日本男児たちが活躍してる短編集です。時代物がたっぷりと堪能できる1冊になってます。どれも面白いけど、『夢のかよい路』と『やさしい暗闇』の二つが特に好きです。

『夢のかよい路』
次期当主と家臣のお話です。お互いに好きなのに、身分が邪魔をして結ばれない恋。陰間茶屋をしている幼馴染の助けを借りて、別人に成りすましての、初めてで最後のエッチが切なくてキュンキュンします。自分の相手が次期当主だと知っ…

1

罪人のキス コミック

水上シン 

バラエティに富んでる1冊

今回は、幽霊が出てきたり、近親相姦があったり、罪人同士だったり、いろいろバラエティに富んでる短編集です。どれも面白いけど、中でも好きなのは、『迎え火』と『おいしい家庭内恋愛』です。

『迎え火』
お盆に祖母の家に遊びに行った冬樹の、不思議な体験のお話です。お互いに勇気がなくて、結ばれないまま亡くなった清太と冬彦が切ないです。その二人の想いを叶えさせようと取った冬樹の行動にもキュンキュンします…

2

前世と現世と君と俺 コミック

水上シン 

時空を超えた三角関係

今回のお話は、輪廻転生するたびに三角関係に悩んでいた高校生のラブストーリーです。

隆志は、雨宿りで寄った喫茶店のマスターの勲が、懐かしく感じて気になります。

喫茶店で留守番していると、その店の常連に生まれ変わりの話を聞いて、不思議な映像を見せられます。
それは古代のエジプトで、兄に恋してる勲と、勲に恋してる隆志がいて。おまけにエジプトで兄だった男は、勲の喫茶店のオーナーだと分かるので…

2

まだ恋とは知らずに コミック

水上シン 

幕末の純愛

舞台は幕末の江戸です。天涯孤独な少年と旗本の若様との、激動の時代に燃え上がる身分違いな恋のお話です。
この作品は切ないけど、ちゃんとハッピーエンドで終わるので好きです。
でも、最初の方にレイプシーンがあって、その部分を読む時は胸が苦しくなります。だって、一生懸命に生きてるコに8人がかりでなんて…。水上シンさんは容赦ないですね(泣)

お話は、生きるために追いはぎ家業をしていた少年の朱里が、…

3

江戸繚乱 小説

山藍紫姫子  水上シン 

読みごたえあり!

これは十右衛門さん(攻め)を楽しむ本でした。なかなかおもしろかったです。

それぞれの思いが絡む中、駆け引きと化かし合いの末、収束していく様がなかなかに痛快。テンポにも緩急があって、読みごたえがありました。
さらに、受けが美しいというだけで愛されて大切にされるのではなく、器に見合った結末であることも新鮮でした。

主役二人だけにスポットを当てておらず、それぞれに隠されたドラマを匂わせなが…

3

恋の経穴(ツボ) コミック

水上シン 

プレイボーイも一途には敵わない

指圧や針で、悩める人々を救う明秋先生のお話です。

治療と称して、あちこちの老若男女に手を出している明秋。そんな明秋が間違って手を出した(フェラのみ)のは、暗い・猫背・貧乏の三拍子揃った月影でした。
月影は、恋人同士ですることをなぜ自分にしたのだろうと考えて、明秋に似合う男になろうと、努力するのです。友人に手伝ってもらって髪型と猫背を直せば、月影は見惚れるほどの美少年だったのです。
それか…

1

イジメたいほど愛してる コミック

水上シン 

煩悩まみれの神父さま

短編集です。どの男の子も綺麗でエロを堪能できます。中でもお気に入りは、最後の2つです。

『迷える子羊』
家が教会の神谷は、父親の代わりに週5回信者たちの懺悔を聞いています。ある日、聞き覚えのある声だと思ったら、クラスメイトの羊一だったのです。なんと、男が好きで胸が苦しいと言う羊一。興味本位で、毎晩どんなことをするのかと聞いて、目の前でやらせるのです(懺悔室の窓の金網越しなので顔は見えません…

1

陸軍恋愛士官学校 コミック

水上シン 

フンドシ+少年=萌え

鍛え上げられた肉体と軍服、美麗少年とフンドシ、年の差が堪能できる1冊です。

舞台は士官学校です。俺様な教官の鬼塚と新入生の大和。鬼塚に目を付けられた大和は、何かと絡まれます。制服に劣等生や虚弱体質の印の丸を付けられて、大和のプライドはズタズタになります。おまけに鬼塚が好きな同級生からは、苛められて踏んだり蹴ったりです。
でも、本当は大和を気に入っていた鬼塚。制服の丸は、「お手つき」印のマー…

2

虜囚麗人 コミック

水上シン 

禁断の恋

敵同士の軍人のお話です。水上さんの描かれる、鍛え上げられた肉体と軍服、それだけで萌えれます。

交戦中に捕虜となったヤマモト中尉。拷問という名の凌辱を受けます。それでも口を割らないヤマモトに、敵のアービング大佐は、だんだん惹かれていきます。ヤマモトを助けに来た部下にも、嫉妬するアービング。自分の部屋にヤマモトを囲って、誰にも触れさせないようにします。
でも、アービングの上層部に、ヤマモトの存…

4

ベッドの下の秘密 コミック

水上シン 

ミハエル兄の本

大天使シリーズも、第4弾となりました。
しかし、ミハエル大佐とハンスは登場しません(泣)

今回のメインは、ミハエルの双子の弟のルシフェルです。
ルシフェルはこれまでにも何度か登場していて嫌いではないのですが、死ネタが苦手なので、このお話はあまり好きになれませんでした。でも、少年のルシフェルは美しくて萌えました。

一番好きだったのは、庶民出身の見習い士官のマルスとエーベルト大尉のお話…

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