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水原とほる いさき李果
窓月
ネタバレ
『逃亡者』の裏サイドストーリー。作中の時系列ではこちらの『迷い恋』が先行しています。 内容としては、高校卒業と同時に家を出て上京し、夜の世界で生き繋いできた若者と、品行方正な銀行管理職の男が出会い、深い関係に堕ちていくお話。 主人公の祐二は、上京するまでどこにも身の置き所がない、孤独な少年時代を送っていました。上京すれば自分を必要としてくれる安寧な居場所が見つかるものと夢見ていたけ…
初めて読んだ時はすごくいいお話だな〜って思った記憶があります。内容をすっかり忘れた後に関連作となっている『迷い恋』を読んで、再び本作を読み返してなんだこの神作品…!となりました。 本作と『迷い恋』はセットです。個人的には先に『迷い恋』読んでからこちらに入った方が、めちゃめちゃエンディングが生きてくると思います。 本作は、萌えやエロ重視というより、じっくりとストーリーを味わうタイプなので…
水原とほる 高緒拾
碧雲
ネタバレは、他の姐さんが書いているので割愛。 上巻の夏陰に続いて、下巻の箍冬も紙本で読了。 上巻で、何故岡林が雪洋に執着するのか、訳が分からなかった。 ・・雪洋が、美貌の勝気で、岡林の大学の後輩・・という設定。 だけど挿絵の雪洋は、苦しがっている場面ばかりでちっとも綺麗じゃない。 岡林ばかりが、イケメン顔。 下巻はどうか?、と思ったけど、 やっぱり美人顔の雪洋の挿絵は一枚もな…
水原とほる 兼守美行
きゅあきゅあ
こんなに甘さから遠いお話を読むのは久しぶりでした。 でも楽しかった~。 水原先生の作品ではお馴染みの流血ですが、流血というか、結構エグい拷問シーンがありますので、苦手な方はご注意を。 国防のための特殊部隊。隊員スカウトマンが受で、その受にスカウトされたうちの一人が攻となります。 彼らの暗躍が物語の軸となるのですから、甘くなるわけがありません。 ただ、BL作品としてはハードな内容で…
2003年発刊のこの作品が水原先生のノベルデビュー作 ・・・痛い物語だった。 あとがきに、短編のつぎはぎ云々とありましたけど、上手くまとまっていて文は読みやい。 表紙が綺麗な緑色の本を本屋で見つけて、中を確認しないで購入。 そのまま、二年読まずに積読したままだった。 何故なら、パラっとめくったら、雪洋が血まみれで倒れている挿絵が見えたから。 痛いBLに耐性がついた頃と思って、再…
水原とほる 立石涼
渋茶
2008年刊。 電子書籍で一応挿絵付きとはなっていたけれど、旧式?XMDFの形式で起こされていてサムネイル並みに小さく、引き伸ばせずに挿絵が楽しめなかった。 さて、水原さんの初期作品にはもれなく攻めDVってのにぶち当たる訳だが、今回は初っぱなからブッチ切りの痛さだ。 ヤバイ現場を目撃してしまった千紘をさらって丸裸+首輪+両乳首ピアスでペット扱いする非道さに、どこから愛が芽生えるんだ!?と…
水原とほる 小山田あみ
atyanmama
社会人になって失いたくない恋に出会う事はそう簡単にあることではないと思う 歳を重ねた分恋に失敗したこともあるし、人生に絶望する様な若さも無くなっているけど満たされているわけでもないし、何より恋に生きる情熱で生きていける時代は遠くなっている 仕事は自分を表現する術なんて大袈裟なことではないけど 自分の全てとも言える 生きていく上で拘りすぎてるわけではないけど 拘りもある 若い頃の恋の様に…
水原とほる 十月絵子
ふばば
う〜〜ん…… 一言で言うと「思ってたのと違う」。 表紙から3Pものという事はわかる。 タイトルのイメージは、ちょっと軽め?2人のカレと楽しむ…みたいな。 でも違ってた。 もっと奇妙で。 もっと際どくて。 もっと真剣で。 主人公はデザイン事務所勤務の啓。 社長の芳樹とは10年来の公私とものパートナー。周囲も両家も納得済み。 ある日、中途採用である青年が入社してくる。 芳樹は…
出たばかりの新刊を冒険するより、 姐さんがたが推す作品を読んだほうが、安心と満足を得られると思った一冊。 イラストも素敵、物語は、初期の水原とほるさんの作品と違って、痛くない。 猫気質の文彦視点で物語は進捗。 登場人物それぞれが必死で、悪人が居ない。あるのはすれ違いだけ。孝也が少し気の毒。 ◎峯浦文彦(アヤヒコ): 母似の中性的な容貌。美大卒、商業デザイナー。 ランチを大学の学…
水原とほる 夏珂
電子版。 挿絵入り あとがき無し。 水原とほるさんの、初期作品はやくざから受ける凌辱ものが多いそう、 この作品は、華奢で健気で中性的な儚げ美人の飯島佳史が、兄弟から深く愛される話。 6年愛し合った恋人、雄司から、ある日突然離別を告げられる。 過去に異性と浮気があった彼、 きっと彼は言えない事情があるだろうと、理由も確認せず受け入れ、独りで泣き続ける。 一年後、突然恋人の弟、…