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水原とほる 高緒拾
むつこ
ヤクザものです。 名作『唐梅のつばら』を彷彿とさせる三角関係のお話でした。 正直、作品としての完成度は『唐梅~』のほうが何倍も上だと思います。 ただこっちのほうが、水原とほるさんの書きたかったものや趣味嗜好などがダイレクトに伝わってくる分かりやすいお話になってるなと思いました。 黒い権力によってはからずも引き裂かれた恋人たちのお話…なんだけど、そういう言葉から想像する「悲劇の恋物語」みたいなもの…
水原とほる いさき李果
munch
ネタバレ
東京に憧れ上京しフリーターとしてその日暮らしを送る祐二(受)は恋人の健介から暴力を受ける毎日。酔いが冷めた後は祐二に謝り、優しく抱いてくれる恋人。健介に対する恋心などとうの昔になくなっているが、慣れない都会で一人で過ごす寂しさを埋める為、惰性で関係を続ける冷めた若者が主役のお話。 ある日恋人の暴力から逃げる様に家を飛び出した祐二ですが、財布も携帯も忘れた事に気付く。恋人の酔いが覚めるまで家に…
水原とほる 高階佑
久江羽
ただひたすら恩義ある組長・桂の役に立つために生きてきた義仁は、桂が高齢になったことを機に、極道の世界から二人して引退しようと考えていたのですが、準備が整わないうちに桂が急死してしまって・・・ 傍若無人な年下の男・矢島の背景があまりはっきりしないままお話が進むので、どうして矢島がこうも義仁に執着するのかが分かりづらかったのですが、二代目を巡るあれこれや、義仁の背景などの展開が面白かったので、萌…
茶鬼
1月に出た『逃亡者』の主人公・朋彦の、男と駆け落ちしたという父親サイドの物語。 いや、まさかそれが読めるとは思ってもいませんでした! しかも最初の出会いが50歳代、ラストは『逃亡者』のラストとリンクしてその10年後ということになりますから60歳代なんですね。 木原作品の『箱の外』もラストは高齢でしたから、究極のMLの仲間入りといったところでしょうか。 その朋彦の父、晃一が実に穏やかで優…
今回は水原さん絶好調だったようで、見て楽しい、書いて楽しいと、後書きで書かれているように、読む自分もするすると読むことができました。 お得意のヤクザものなので、設定に無理もなく、すんなりその世界に入れる。 何より高階さんの美麗な絵が、ヤクザに見えないくらいイイ男でした。 桂組の金庫番をしている№2と言われる慶仁の、慕っていた組長の義父が亡くなり、生きる希望を失くしていたところに、跡目争い…
水原とほる ひたき
けもけもぱぷ
好きな設定や展開だったんだけど、妙にテンションが低い話で乗り切れなかった。残念。
水原とほる 水名瀬雅良
アホの子受けというか、鈍感というか、この主人公の受けを許容できるか否かで評価は分かれると思います。 わたしは楽しみました。 なんちゃってワールドのBLヤクザでも、このあたりがわたしは限界です。 ぬるくてすみません。 でも昭和の歌謡曲のタイトルは、ちょっと……
水原さんにしては、それほどでもないかもしれないが、出てくるエピソードが精神的にも、肉体的にも痛い系で、BLはもうちょっとメルヘンであってほしいわたしにはきつかったです。
水原とほる 彩
meyu
おもしろかったぁ~ 受けのドMっぷりw最高でした。 攻めのお二人もなかなかのSっぷりで。 だけど、受けの方が上手でしたね~w ストーリーも◎ 最後までドキドキさせられて、まんねりしませんでした。 エロ度も◎ 受けがエロかった~w だけど、一つ残念なのは最後まで3Pがなかった。泣 かぁーなぁーりっ期待してましたw ドS2人にいじめられる、上手ドM。 失神するぐらい、いじ…
恋愛において、過去に付き合っていた男と今付き合ってる男とを比較するのはご法度とされてるけど、この受けは頻繁にそれをやります。 元カレがキーファーというプロテニスプレイヤー。その他、名もなき彼氏たち。 新しく付き合うことになったのが、真之という酒造メーカーの御曹司。 私、これが新鮮で、なかなか楽しかったです。 受けが色んな男と付き合い逃げてきて、この真之で逃亡生活をやめることにした理由が、「運命…