水貴はすのさんのレビュー一覧

御曹司は初恋を捧ぐ 小説

名倉和希  水貴はすの 

江利也を応援したくなる

大好きで、何度も読み返している作品です。

受けの江利也が健気でとても魅力的な人物です。
とは言っても、最初は浮世離れしていて仕事に対しても幼馴染の秘書まかせで、「仕事はちゃんとして!」と気になり感情移入できるかなぁと思っていました。
しかし、伊吹に恋をしてから仕事に興味を持ち成長していく様子が微笑ましくいつの間にか江利也のキャラクターが大好きになっていました。

対して伊吹は酷い男だ…

5

御曹司は初恋を攫う 小説

浅海ゆい  水貴はすの 

腹黒社長×オルゴール職人の再会愛


オルゴール職人の詩音=アルトナー(受け)は子どものころに両親を亡くし、育ててくれた同じくオルゴール職人の祖父も5年前に亡くし、天涯孤独でした。
祖父から受け継いだ工房をなんとか存続させようと奮闘し、祖父の弟子であったガエルとともにオルゴール製作と修理を行っています。
ある日、祖父が作ったオルゴールの修理の依頼に多賀城史人(攻め)が日本からやってきます。
詩音は両親を亡くしたことなど悲しい…

1

愛という果実 小説

花川戸菖蒲  水貴はすの 

ちょっと評価が難しー

見た目が良くて仕事も出来るトップセールスマンの大志と、見た目は美しいけれど中身は男らしくいガテン系のエンジニア・朔の二人の同僚カップルのおはなし。一見よく出来た男である大志は、複数の女性と付き合っていて、更には朔とも付き合っていているのだけど、その理由が、"エリート男の傲慢"といったものではなく「どちらも選べない。どちらも好き」だから。

そんな「中身が子供」な大志を、朔が…

0

練習曲(エチュード) 小説

葉澄梢子  水貴はすの 

王道歳の差もの

高校生とサラリーマンという組み合わせの、わりと王道な作品です。
表紙は一見ピアノの先生と生徒のように見えるのですが、町のピアノ教室で知り合い、仲良くなるレッスン仲間というお話でした。

ピアノがそこそこ弾ける和音とは違い、サラリーマンの裕二はピアノ初心者。右往左往しながら頑張ります。
プロになるようなお話ではないので、趣味として気軽に楽しんでいるほのぼのとした空間がよかったと思います。

0

御曹司は初恋を捧ぐ 小説

名倉和希  水貴はすの 

御曹司が健気で可愛い

1冊すべて表題作です。
江利也(受け)と伊吹(攻め)、両方の視点で交互にストーリーが進んでいきますので、心情が分かりやすく感情移入もしやすいです。

江利也は一目ぼれした伊吹に対して、率直に積極的にいくのですが、まさか初恋だと思わなかった伊吹に曲解されてしまうという話です。

この江利也が健気で可愛らしかったです。
家族達に愛されて育ちぽやぽやとした御曹司が、伊吹と付き合うことで仕事に…

1

天使の寵愛 小説

花川戸菖蒲  水貴はすの 

甘ラブ度が高くなっていく3作目

シリーズの3作目ですが、これ以上は出ていないようなのでこれで最終巻でしょうか。内容は1冊目から読んだほうがわかりやすいと思います。

前回は攻めの桃原にモーションをかけるライバルが登場するお話でしたが、今回は受けのひかりをねらう桃原のライバルが登場します。
このライバル、桃原の取引先の若き社長でなんでも持ってるセレブリティなのですが、正直かなり厭味なキャラクターでして、むかむかします。
ひ…

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天使の告白 小説

花川戸菖蒲  水貴はすの 

お互いが大好き

シリーズものの二冊目です。ここから読むよりは、一冊目から読んだほうがわかりやすいと思います。

ずっと幼なじみのお兄ちゃんと弟という関係から恋人になった桃原とひかり。けれどひかりの前にライバルが現れて…というお話。
ストーリーはかなりわかりやすく、かなり王道だと思いますので、これが面白いかどうかはこのカップルが好きかどうかで全て決まるのではないかなと思います。

ひかりの前に現れるライバ…

1

天使の祝福 小説

花川戸菖蒲  水貴はすの 

究極のブラコンもの

このシリーズを読む前は、他のサイトのレビューなども見て、あまり評価がよくないのだろうか・・・と思いました。
シリーズ全部読んだ上でレビューを書いているのですが、すごく好き嫌いが分かれそうな作品な気がします。
個人的にはカップリングも受けのキャラクターもとても気に入って、最後まで楽しく読めました。

しかし、やはり万人にはオススメできないかも。
というのも、バカップル!ぷりがものすごいから…

1

未必の恋 -BREAK IN- 小説

妃川螢  水貴はすの 

仕事上ならいいコンビ

刑事一筋熱い男、緒ヶ瀬とインテリ然としたしたたかな男、御室。
二人のコンビは事件解決へと今回も奔走しています。
シリーズ2作目、さて進展はあるのやら…と期待していたのですが。

…うん、緒ヶ瀬さん。やっぱり言いたいの。
人の機敏というものを、ね……?
なんだか御室がいたたまれないのですが…。

御室はどうにかこうにか緒ヶ瀬に攻め込むのですが、いかんせん緒ヶ瀬がオットコマエすぎるとい…

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未必の恋 -KEEP OUT- 小説

妃川螢  水貴はすの 

インテリ×男前

まず言いたい。
緒ヶ瀬さん…人の機敏というものを分かりなさい、と。

無駄に丁寧な口調の御室。
インテリ然としていて、策士家。
あまーい笑みで攻め込み、うまい言葉で丸め込み…と落とす様は見事です。

一方緒ヶ瀬ですが、仕事に対する姿勢がかっこいい。
弱味、というか悔やんでいる様は自分の中にしか見せず、仲間の前ではしゃきっとする姿は男前…なのですが。
朴念仁ってどうしてこう…残念な…

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