水貴はすのさんのレビュー一覧

砂宮夜話~王子は御曹司に愛される~ 小説

月東湊  水貴はすの 

アラブblに新しい風が吹きました

本作は日本の石油企業の御曹司×アラブの美しき第3王子のカップリングです。

何がいいってこの受け様、美貌と賢さを兼ね備えたスーパー受け様なんです。

このスーパー受け様が禁忌を犯して攻めに抱いて欲しいと頼み込みます。

これだけでももう美味しい...!

石油王(この場合王子ですが)=攻めという方程式を根底からぶち壊す面白い作品です。

そしてエロくてエロくてエロい!その中にも…

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御曹司は初恋を捧ぐ 小説

名倉和希  水貴はすの 

金持ち喧嘩せず

……っていう諺をね、思い出したんですよ、読み終わった後に。
確かに、けた違いの御曹司(しかも激しい美形)って江利也みたいになっちゃうかもしれない。
自分の言動が周りに与える影響が大きすぎるので感情表現が慎ましやかになったり、何もしなくても必要以上のものが手に入るので何かに夢中になることがなかったり。
何と言っても、人と争う必要がないので意地悪じゃないし狡くない。そして、人に気づかいをしないし…

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御曹司は初恋を捧ぐ 小説

名倉和希  水貴はすの 

お坊っちゃまの浮世離れしたアプローチ

野心家のリーマン×純粋培養な御曹司

純粋培養な御曹司が一目惚れしてしまい、彼の心を射止めるためにあれこれ頑張るんだけど、なにしろ世間知らずなお坊ちゃまゆえにアプローチの仕方が浮世離れしていて面白かった。

溺愛されて育ち、ただそこにいるだけで周りの人が何でもやってくれるもんだから、今まで自分から何かしようと思った事がなかった彼が、恋に落ちて初めて自分から動き始める様子に思わず応援したくな…

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御曹司は初恋を捧ぐ 小説

名倉和希  水貴はすの 

箱入り御曹司の初恋と成長物語

一途で箱入りな御曹司の初恋と成長物語ですね。

江利也が本当に世間知らずで箱入りでお飾り社長でどうなるの?と思いつつ読みました。

親会社の社員伊吹にひかれて近付きたくてちょっと変わったアプローチをして。

伊吹が勘違いしてそのまま噛み合わないまま初体験をしてしまうのがなんとも。江利也に感情移入してるこちらとしては辛い。
その後も江利也は初恋に浮かれて、また伊吹も自分を好きでいてくれ…

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熱風王子 愛とバクダン3 小説

中原一也  水貴はすの 

猫、親離れの時

『傷だらけの天使ども』の続編で、『愛バク』シリーズ第三弾。

相変わらず厄介な事件に巻き込まれがちな竜崎探偵事務所ではありますが、本作は謙二朗の成長を見届ける回、といった感じです。

バイクの腕を買われ、プロチームのオーナーにスカウトされた謙二朗。小学生の頃、バイクのプロレーサーになるのが夢だったのもあって、ものすごーく悩みます。ところがここにきて、竜崎にだけは天邪鬼な態度を取ってしまう謙…

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傷だらけの天使ども 愛とバクダン2 小説

中原一也  水貴はすの 

俺の暴れん棒

『愛とバクダン』の続編。

元デカで探偵の竜崎が悪友の弟、謙二朗を雇うことになってからなぜか波乱続きの竜崎探偵事務所。今回は謙二朗に初めて同い年の友人らしい友人ができたことが事の発端となって、新たな事件に巻き込まれるはめに…

同じバイク好きで謙二朗と意気投合した崇は社交的な好青年で、初めての友人に照れながらも嬉しそうな謙二朗にモエモエな竜崎もご満悦。ところがこの崇、身の上を偽っていたらし…

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愛とバクダン 小説

中原一也  水貴はすの 

不良オヤジ、おてんば猫♂を預かる

上司と部下のおふぃす・らぶを描いた『KYOUHN〜共犯〜』シリーズのスピンオフ。

『共犯』の方でも登場している、國武の大学時代からの悪友の一人が本作の主人公で、國武カプよりも好きなシリーズです。

國武の悪友のうち、元刑事で探偵をしている竜崎が、もう一人の悪友でバーを経営している深見から、弟を探偵事務所で雇って欲しいと頼まれたことでストーリーが展開していきます。その弟謙二朗はかつて少年院…

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王様のデセール -Dessert du Roi- 小説

妃川螢  水貴はすの 

仕事仲間で義兄弟で

パティシエと洋菓子店のオーナーという組み合わせ。
主人公のはイケメン経営者で、は職人気質なので組み合わせとしてはスタンダードな感じでした。
二人は職場も一緒、そして互いの兄と姉が結婚したことで同居、家族になってしまいます。

同居ものというのはそこそこ好きで、兄弟ものも大好きですが、今回は兄弟という設定はなくてもよかったかも…と^^;思ったり…
親が再婚して、ならともかく、兄と姉が結婚し…

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王様のデセール -Dessert du Roi- 小説

妃川螢  水貴はすの 

最初にネタバレしすぎかな

比呂也(受)の視点でストーリーは進みます。

表題作は8つに分けられています。冒頭の1で短く現在を語り、次の2と3で半年前の孚臣(攻)との出会いから回想するのですが、1の部分でネタバレしすぎかなと思いました。結局は1の状態になるという結論が分かるものを80ページ弱も読んでいるのはちょっと飽きました。9ページの試食で1を終わらせておくとか、義兄弟になるのは伏せていた方がもっと面白く読めた気がしま…

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囚われの花嫁は秘蜜を奏でる 小説

月東湊  水貴はすの 

スピンオフから読むべし

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。

本作のスピンオフが『十年目の花 秘書はメガネの下で嘘をつく』。
本作にちらりと出てきた秘書の久遠を求める声が大きくて主役になったそうです。
「あの秘書は攻めか受けか?」と。。。

で、何故、スピンオフの話ばかりしているかといえば、間違えてそちらを先に読んでしまったから(汗)。
読み終わった後に、実はスピンオフだったと知りました。

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