須賀邦彦さんのレビュー一覧

センターコート(2) 小説

松岡なつき  須賀邦彦 

あんたのパートナーは俺だ

全仏オープン開幕直前、徐々に距離と近づけていくブライアンと智。
そんな二人の前に智の親友ルークが現れます。
ルークが智に恋をしていることを察知したブライアンは、なぜかおもしろくない。

ブライアンは智はまだ若く、自分にとっては「お子様」と見ているので。
彼を全く恋愛対象に入れていないのです。
なのでブライアンは智に静かで、そして情熱的な視線を送るルークに対して、
自分がどうして不快に…

2

センターコート(1) 小説

松岡なつき  須賀邦彦 

燃えて萌えて

一流テニスプレーヤーのダブルスの相手に突然、指名された智之。
新人でキャリアもない自分がなぜ?と戸惑いつつも、
ダブルスの相手ブライアンは、智之が憧れていたプレイヤー。
不安もあったが、コンビを組めることを密かに喜んでいました。

しかし実際に会ったブライアンは、智之に冷たい態度。
智之もブライアンとの実力の差を目の当たりにし、落ち込む日々。
しかし元々は負けず嫌いで頑張り屋の智之。…

2

GUST vol.2(アンソロジー著者他複数) コミック

須賀邦彦 

じらしの時代

Vol.1に引き続き「YAOI COMIC」の表記あり。
アンソロジーと言う形態も方向性も確立されて
いない荒削りさと暴走しきれないもどかしさが
同居していると言う感じです。
古典としての参照物件と言うべきでしょうか。

2

白皙 小説

五百香ノエル  須賀邦彦 

天才藤沢が、人間になります。。

将棋の世界のお話です。若手プロ棋士同士の恋愛と一言で片付けるには、なかなか濃いお話でした。
将棋界の頂点に立つ若き天才棋士・藤沢朱莉、機械のように正確にコマを操る将棋界では、神様のような存在、そんな彼の才能に魅かれ、彼こそは自分と同じところを目指す棋士だと憧れプロ棋士を目指す主人公嘉村葉司。
しかし、神である藤沢は、彼を一人の男として求めていたのです。師である蜘蛛橋の死に打ちひしがれている嘉村…

3

ゲット・ア・フォーチュン 小説

水無月さらら  須賀邦彦 

トレジャーというか、トンチキというか

萌え属性に上手くはまるのなくて、選ぶのに苦労しました…。
磯上は、祖父の残してくれた山に埋蔵金があると信じて、あっさり会社を辞め、その山から温泉を掘り当てて、その後色々な所で埋蔵金や温泉や秘宝を掘り当てていく、ものすごいトレジャーハンターになります。
磯上がリーマン時代に付き合い始めた芳郎は、そんな恋人の活躍にも素直に喜べません。
ラッキーが服を着て歩いているような磯上の、次々と起こす成功は…

2

愛を売る男(ひと) 小説

剛しいら  須賀邦彦 

シリアス、ミステリー系BL

新たにホストクラブを開店させようとしている元トップホストの氷室、そのパトロネスのマダム、ゲイの現役ナンバー1ホストの玲衣。彼らは復讐を胸に秘めていた。

BL王道を求めるよりはミステリー系と思って読んだ方がベスト。
普段のBLに飽きた方へ。
私はこういうキャラたちのストーリーが結構好きです。
女性が脇キャラで出てくるものは嫌だという人も多いみたいですが、私はいかにもな展開で来る話よりも好…

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