須賀邦彦さんのレビュー一覧

恋に落ちる記憶 小説

義月粧子  須賀邦彦 

大人のロマンス

義月さんはボーイズラブというよりはメンズラブなので、可愛い受っ子は出てこないけれど、これは外見に似合わない脳内乙女の受を可愛いと思えるか、そこで読者を選ぶと思います。
わたしは、とても楽しく読みました。

モテモテ系で仕事もできる切れ者の攻も、そんな受を振り回しながらも、気がつけば振り回されていて可愛い。そんな展開にニヤニヤできる人は、きっと楽しめると思います。

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ドラマティックな七日間 小説

剛しいら  須賀邦彦 

大人のメルヘン

地に足がついたような、不思議なおとぎ話のようなBL。
剛さんは、あたりはずれというより、合う合わないが大きい先生ですが、これは大好きな一冊。

海外の翻訳ロマンス小説を読んでいるように楽しめました。

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ダイヤモンドの条件(下) コミック

神奈木智  須賀邦彦 

やっぱり

受けがキレイ。
攻めもひげをそってさらにイケメン度up

恋、仕事ともにクライマックスへむけて盛り上がる一冊でした。

きれいに終わっているのですが、続きがきにならないでもないので、
いつか小説の方を読んでみたいですw

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ダイヤモンドの条件(上) コミック

神奈木智  須賀邦彦 

キレイ。

モデルをしている時の受けがとってもきれい。
誘うような目が印象的。

ストーリー的には王道な感じだけど、
神奈木智先生の世界を、須賀邦彦先生が
十分に書き出せている。

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封印の森 小説

藤枝るみね  須賀邦彦 

伝説に囚われた人々。

あとがき入れても149ページしかないので、なんだか話がいまいち盛り上がらないまま終わってしまいました。封印はなぜ壊れたのか、そもそも司堂自身が神の末裔で、じゃあどうして結界は山の稜線に沿って張られてるの?とか、よくわからないまま。。テーマがわりと壮大なので、手に負えなかったのかなぁという感じです。
榊が報われなくて可哀想でした。
プラトニックラブ(?)だったので、そういった描写はありませんでし…

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ドラマティックな七日間 小説

剛しいら  須賀邦彦 

日常の中のドラマ

2巻で、攻め視点です。
恋した男の愚かさが、なにもかくにも可愛らしいです!
すっかり受けにメロメロな攻めの様子に、ニヤニヤしてしまいます。
関係が落ち着いたまったりした大人の恋人同士が好きな方に、オススメです。

カメラマン・中内真樹雄(29)大らか攻め×脚本家志望で映画館勤務・安西裕也(24)健気繊細受け
電撃的な一目惚れから始まって、同棲生活を初めて2カ月。
幸せで熱々な新婚さん…

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ロマンティックな七日間 小説

剛しいら  須賀邦彦 

日常のロマンティック

「ロマンティックな七日間」で、受け視点の1巻です。
身体から始まる関係なのですが、いままでのそういう関係の話とは違います。
その辺の淫靡な感じを楽しむのではなく、そこから恋愛として関係を持続させようと受けが頑張る話です。

カメラマン・中内真樹雄(29)大らか攻め×脚本家志望で映画館勤務・安西裕也(24)健気繊細受け
友人の新人監督賞受賞パーティーで、容姿が好みの男に一目惚れする。

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ドラマティックな七日間 小説

剛しいら  須賀邦彦 

ロマンティックな2人のその後

前作は裕也目線で話が進んで行きましたが、今度は真樹男目線で話が進んでいきます。

独占欲を小出しにしつつ、外堀を埋めにかかっている真樹男がとてもかわいいです^^
自分の仕事仲間へのカミングアウトにとどまらず、偶然とはいえ裕也の母にまで2人の関係をポロっと。

圧巻なのは、山の中で咲いている桜の古木を撮影しに行くシーンです。
芸術家としてのインスピレーションがドカッと降ってきた為に、裕也…

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キス&クライから愛をこめて SIDE:CRY 小説

小塚佳哉  須賀邦彦 

オリンピック後だからこそ、安心してフィクションが楽しめるのでは?

後半に当たるSIDE:CRYは、バンクーバーオリンピックのフリープログラムからである。
ショートのスピン中に足首を痛めるというアクシデントに見舞われた隼が、フリーではどう戦うかというのが、SIDE:CRY前半の見どころである。

結果の詳細はここには書かないが、正直なところ、少々うまくいきすぎかなとも思わないでもない。
だが、本作の基本姿勢はとにかく“楽しい”こと。
実際のオリンピックで…

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キス&クライから愛をこめて SIDE:KISS 小説

小塚佳哉  須賀邦彦 

シーズン終了前に読めてよかった

テレビ放映されるウインタースポーツの中でも、とりわけフィギュアスケートが好きである。
書店で見かけて気になってはいたものの、未読の作家ゆえ手を出せずにいたのだが、バンクーバーオリンピック観戦中に猛烈に読みたくなり、余韻さめやらぬうちしかもできれば世界選手権前にということで、3月の読書と相成った。

発行時期、2冊同時発行という形態とボリューム、そしてあとがきにもあるように「構想4年、執筆4年…

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