神奈木智さんのレビュー一覧

闇からコレを焼き尽くせ 小説

神奈木智  山葵マグロ 

最終ステージ、風呂敷のたたみ方は?

ゲームのりの本作も、いよいよ最終ステージ。
(雰囲気としては、「咎○の○」みたいな感じかな?)

再びT島で繰り広げられる、禁断の新薬を巡る攻防。
観覧車から降りてきた藤川博士の正体は、予想通り……
で、もう一捻りはあるかな〜、とは思っていたが、そうきたかという感じ。

アカツキの過去、玉響と蛍の因縁、玄冬と朱夏の行く末など、
いかにもで、歪んだり訳ありのキャラ(ゲームだと思えばこ…

1

お兄さまには秘密だよ? 小説

神奈木智  小椋ムク 

禁断ではなかった、ほんわか初恋物語

イケメンだけど、人の悪いお兄さま。だから、能ある鷹は爪を隠すよろしく、面倒事を嫌って、まるで世捨て人のように暮らしている。。

しかし、そのお兄さまは父親が外に産ませた子。長兄ゆえ、父親が入院してしまった今、後継者として選ばれるのでは。。と、戦々恐々している次男の秋緒。

何と言っても、この秋緒の態度が『我こそは正統な藤宮家の跡取り』という、プライド高く、小学生か?!というほど幼く、ヒール…

2

天からアレを撃ち落せ 小説

神奈木智  山葵マグロ 

物語は再びT島、2ndステージへ!

「神からソレを奪い取れ」の続編、2ndステージです。
これルチル文庫っていうよりは電撃文庫あたりにありそうな話。
キャラもお約束の楽しさだし、ゲームのシナリオみたいな話は、
なかなか面白いのだけれど、LOVEとしてはどうでしょ?ですし、
好みは分かれるかもしれません。

冒頭は、シュンライの過去。
彼を拾って案内人として育てた玉響が登場。
更には、重傷を押して舞い戻ったゲームの舞台…

1

rutile souvenir tresor グッズ

1/21の青い輝き、「クラッシュド・ブルー」by 一穂ミチ

ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、
この一冊の一言は「宝物」。
その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。

               :

サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。
なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、
庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…

3

RUTILE souvenir ETOILE グッズ

沢山の星の中から

A5版、154ページ、小説は三段組、
表紙は蛍光ピンクの模様にタイトルはエンボスでなかなか可愛い。
内訳は小説番外編18本、漫画番外編8本(各1P)。


『ライブがはねたら』 by 一穂ミチ「ステノグラフィカ」番外編

一穂さんのタイトル、相変わらずミュージックタイトルシリーズなんだな♪
で、ぐわははは!
ライブってそういうことですかぁ?!なんて素敵。
あなたが一番誰よりも好…

4

Chara Collection Petit 2011 グッズ

漫画&小説が読めてお得感満載の1冊♪

『憂鬱な朝』の番外編が掲載されていると言う事でお借りしましたこちら。
私の大目当てはそれだったのですが、ページを捲っていくと、何と1作目に木下けい子さんの『うちの王子いりませんか』番外編が!
もうこの作品、大好きで大好きでたまらなかったので、すっごく嬉しい始まりです♪

目次を見ると、読んだ事がない作品ながら豪華な作家陣の顔ぶれ。
勿論初読みの方もいらっしゃいますが、絵柄は見た事がある!…

5

神からソレを奪い取れ 小説

神奈木智  山葵マグロ 

ロープレかアニメみたい!

これ、案外好きかも。
古本で見つけて何気なく購入。
ちるちるではレビューも評価もなし、Amazonの評価も低い、
ということで全く期待しないで読んだのがかえって良かったのが、案外面白かった!

最初っからなんちゃってハードボイルドだけれど、甘い濡れ場……
そして、時は流れ……


複数の組織から狙われる、巨万の富を生む謎の新薬。
その開発の最終段階を担える唯一の人物・博士は、

2

うちの巫女、もらってください 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

終わっちゃいましたよ

うちの巫女シリーズ、今回が完結編になるようで、なにやら寂しい感じです。
刑事と禰宜、接点など無いような二人が出会い、恋人同士になり、身内にも理解され
穏やかな幕引きと言う感じでしたね。

主役二人もいい味出しているけれど、葵さんの双子の巫女姿がラブリーな二人も
もしかしたら三角関係ならぬ、四角関係になってしまうかもなんて想像してしまう展開や
先輩刑事の矢吹&警視正蓜島さんのこちらも程よ…

3

災厄は僕を好きすぎる(3) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

この話が好きすぎる

1年1冊ペースのこのシリーズ。
続きが本当に待ち遠しいです。

今回は主に過去編と言いますか、二人の先祖の話です。
3巻のカバーの二人がいい感じなので進展を期待しちゃいました。
でも、先祖の話をきいて二人の気持ちは近づいてきたように思えます。
千隼、育実ともいいところでいい台詞言うんですよねー。

原作は神奈木先生ですが、作画の二宮先生以外考えられないほど
マッチしていると思いま…

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東下り 秋月こお

東下りのためだけに、今では入手困難なchara collection 2007をなんとか手に入れました!
かなりお値段が張りましたが、どうしても手に入れたかった理由は業平×国経の大団円だという風の噂をキャッチしたためなんですよね。『東下り』というタイトルだけで業平さまのお話だと分かりましたし、諸兄×千寿丸カップルの行く末は綺羅星ロマンセで決着付きましたからこの東下りは業平×国経だとあたりをつけて…

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