神奈木智さんのレビュー一覧

「その指だけが知っている」番外編 その指から恋をする グッズ

シリーズ完結記念フェア 小冊子

『その指だけが知っている』の番外編です。

渉の友人の川村視点で書かれています。リノベ研で活動している場面で、裕壱と浅香がいつものように口喧嘩をしています。渉と裕壱がくっつくまでを見守っていた川村は、裕壱や浅香の本当の気持ち、渉の苦労を知っています。なので、口喧嘩を仲裁しようと頑張ります。結局は、渉の好きなラーメンを提示した裕壱に軍配が上がります。
渉と裕壱は、相変わらずの仲良しでした。だか…

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Chara BIRTHDAY FAIR2009 創刊12周年記念 グッズ

キャラバースディフェア2009 小冊子

3作品の番外編になります。既読なのは『その指だけが知っている』のみでした。

神奈木智『その指だけが知っている』
渉が大学生になり、裕壱と同居をしています。金曜日の飲み会を毎回パスする渉に彼女がいるんじゃないかと、大学の友人達が二人のマンションを訪れたことで、お話が始まります。
食事をしながらイチャイチャしていたところをジャマされた裕壱は、すこぶる機嫌が悪くなります。でも、渉が飲み会に参加…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2013 キャラ文庫創刊16周年記念 グッズ

番外編

3作品の番外編です。全作、既読です。

神奈木智「守護者がめざめる逢魔が時」
呪われた電車の除霊を依頼された凱斗。清芽を餌として、清芽が寝ている間に終わらせようとしますが…。大変な状況でも、清芽に愛の告白をするのはさすがです。

松岡なつき「FRESH&BLOOD」
ジェフリーが監獄に囚われて、拷問を受けていた時の話です。新しく世話するためにやってきたケリーとのやり取りに胸が痛…

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兄弟のお作法 小説

神奈木智  祭河ななを 

繊細な距離感の揺らぎが好きな方は是非。

ブロキャスドラマCDを聴いてこの二人にぶち抜かれたので購入。
私はストライクでした大好きです…。
微妙な二人の距離感が、無理にではなくそれでもほんの少し確実に縮まる過程を綴られています。ダイナミックな展開やBL的な美味しいシーンを求める方にはお勧めしません。この二人にはそういうエンタメを盛ってはいけない。
卯月→→→→→→葉月なのに葉月さんの方が卯月に依存しているのが、そしてそれを自覚…

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狼と金平糖 小説

神奈木智  榊空也 

もふもふがいっぱい!

もふもふ大好きです。表紙のケモミミと題名の狼に惹かれて、購入しました。

おじいちゃんとの約束で、梢を嫁にすべく迎えに来た狼の獣人の颯真。子供の時から続けていたチェロの実力の限界を感じて、やめてしまった梢。そんな二人と兎や狐、獅子の獣人達と訳あって、一緒に暮らすようになります。

最初は、反発してばかりだった梢と颯真がだんだん惹かれていく過程にキュンとなりました。狼は一夫一妻なので、颯真も…

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凛! -RIN-(3) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

圧倒的な存在感

このシリーズ、好きすぎて好きすぎて、1・2巻とだらだら自分の想いの丈を思いっきり語らせて貰いましたが、どうしてもあと1個だけ叫びたくて、3巻のレビューも書いちゃいます。


・・・大和が格好良すぎます!!!

ーいえ、この3巻のメインはきっと桂の成長だろうなとは思うんです。
迷いの消えた彼の弓はとても清々しく力強くて、1巻から彼を見守ってきた読者の一人としては感慨深いものがあります。

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凛! -RIN-(2) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

世代交代

「凛」2巻。今巻は、三年生で部の大黒柱だった大和と草が引退することにより、新しく部長と副部長になった香一と桂の葛藤と成長が描かれています。
勿論、桂を巡る草と香一の三角関係も見所なんですが・・、個人的には先輩引退後の部内での色々な葛藤を上手く表現されているところに高い評価を付けたいです。

部活動をされていた方なら、恐らく経験があるのではないかと思いますが、
偉大なる先輩たちの後って、凄ー…

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凛! -RIN- コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

凛とした射手たち

長くなるので、内容紹介は他の方のレビューを参考にして貰うとして、魅力溢れるキャラクター達をそれぞれが持つ射風と一緒に紹介していきます。

まず、受けの桂。顔立ちは可愛いけれど、中身は結構頑固で負けず嫌い。
真面目な性格ゆえに甘えちゃいけないって一人でグルグル悩んで頑張ろうとしますが、そんな姿が逆に庇護欲を誘っている。
透き通っていて真っ直ぐな子な故、弓については心がそのまま反映されちゃうの…

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守護者がつむぐ輪廻の鎖 守護者がめざめる逢魔が時(3) 小説

神奈木智  みずかねりょう 

ホラーBLが大好きです。

ホラーが大好きなので、このシリーズの巻を重ねるごとに怪談らしさを帯びてくる感じがたまりません。
創作怪談にありがちな「死んだ人間の体験談」も好きなので特にこの最新刊は楽しめました。
(ただし、このシリーズが「怖いか?」というとそれ程怖くないので、「なんちゃってホラー」が大丈夫な方向け)

ホラーBLとしてはとても面白い作品だと思います。
しかし、BL的な面では個人的に萌えられませんでした…

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今宵の月のように 小説

神奈木智  しのだまさき 

今宵の月は朧月……という感じ?

この可愛い表紙は苦手なパターン……?と思いながら
警戒しながら読んだのだが、
地雷というよりなんだかボヤボヤした話だった。

小さなホテルを経営している家に引き取られた
血の繋がらない4兄弟。(1人だけ実子。)
両親が事故で亡くなり、残されたホテルをどうしていくのか……

そこに現れた曰くありげなカメラマンの・松浦と
高校生の三男・裕の話。

ホームドラマっぽくもあり、総ホモ…

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