神奈木智さんのレビュー一覧

今宵の月のように 小説

神奈木智  佐々成美 

あまり入り込めず…でした

うーん、私にはあまり合いませんでした…。

やっぱり読み始めると、
誰かしら登場人物の1人だったり、何人かだったりに想いをはせて読んじゃうと思うんですけど、
今回は誰にもその想いは生まれなかった。
それぞれ、名前よりも

いい人。
優しい人。
愛されキャラの人。
飄々としてるけど実はの人。
口調はキツイけどの人。

っという感じ。
なんか「こういうタイプだから」っという…

0

Chara Collection 2012 グッズ

番外編が愛おしい

商業作品の番外編がぎゅっと詰まっています。
いくつかご紹介しますと…

円陣闇丸「Voice or Noise」番外編「好きな人がいる幸せ」
振一郎が格好良かったです!きっと一生俺のモンだから、ってセリフに悶えました。私は本編未読だったのですが、すぐさま購入リストに入れるほどの勢いのある6ページでした。

草間さかえ「夜更けに花降る」番外編「小夜啼鳥の夜」
コミック「明け方に止む雨」…

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凛! -RIN- コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

爽やかな青春物語

ドラマCDから原作へ。
弓を射る描写とか難しいんじゃないかと思いますが、
立ち姿とか絵がとてもきれいで、安心して読めます。
弓道には詳しくありませんが、
大会のぴりっとした空気感まで伝わるようです。

えちはキスどまりですが、
親友と幼馴染と恋と部活と
若さゆえに悩む桂に好感が持てます。
草も年上(桂の1年先輩)とはいえ、まだ子供なんですよね。
副部長だし、しっかりしているよう…

3

凛! -RIN-(3) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

もっといちゃいちゃを

しかし、桂の周りにはどうしてこうもホモが多いのか?
それとも、桂が魔性の男なのか?
番外編ではさらなる当て馬さん登場です。
いくら桂が香一に靡かないからと言って、
当て馬さん二人はいらんだろう。
もちっと違う切り口の話が読みたかったかな。

3巻(本編)の中でも、
こいつらやったんか、と匂わせる感じはありましたが、
番外編の最後にエチシーンちゃんと(?)あります。
ただ、穂波さ…

1

凛! -RIN-(2) コミック

神奈木智  穂波ゆきね 

恋愛というより青春群像劇的な?

1巻を読了後、続きが読みたい!と思っていたのですが、
電子書籍化されてなくて‥やっと読めました!
おあずけ期間が長かったせいか期待しすぎたかな。
1巻はそれだけで完結していますが、
2巻は3巻と続きモノといった感じです。

草と桂のきゃっきゃうふふなシーンはほとんどありません。
メインは伝説と言われた先輩の後を継いで、
ぐるぐる悩む話ですね。
人間関係で悩んだら、
恋人に癒され…

1

夕虹に仇花は泣く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

表紙が美し~い

仇花シリーズ6作目。
ついに最終章の幕開けです。
というか、てっきりこの巻で終わりかな、と思ってしみじみしながら本を開いたもので……え、続くんだ、とちょっと拍子抜け。

今回は出来上がったカップルの話しというよりは、佳雨の過去の因縁だとかそういったお話に絡んでくるものでした。
実姉と自分の関係や、実姉の馴染み客との関係などなど、少し切ない展開もあり、しんみりします。
それもこれも、全て…

6

橙に仇花は染まる 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

脇役推しです

仇花シリーズ5作目。
相変わらず抜群の安定感です。
主役カップルも、基本安心して読んでられるくらい、なんだかもう老成してる感じなんですが、マンネリ防ぐ為にか今回は梓と夏目に焦点をあてたお話となっておりました。

へたれ攻は嫌いではないのですが、夏目はイカンですね……。
これはイカン、けしからん!
へたれててもいいけど、受に迷惑掛けちゃイカン!
と、まぁ、とても梓の方が年下とは思えない…

2

銀糸は仇花を抱く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

定番の見合いネタ

仇花シリーズ4作目。
ここにきて攻の見合い話か……と遊郭にありがち設定にちょっと残念な気持ちがしたんですが、結構たのしく読むことができました。
気丈で聡明な受が、見合い話に動揺して気持ちが揺れ動いたり迷ったりとぐるぐるしたりする描写が新鮮。
この気位の高い受のことだから、てっきりツンと澄ましてなんでもない風を装うかと思ってたのに、予想に反した狼狽えっぷりにニマニマ。
そしてそこで悲観的にな…

2

桜雨は仇花の如く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

ダンディー鍋島の存在感

仇花シリーズ3作目。
この作品、何が格好いいって、受の水揚げの時からの客である鍋島様。
受が攻と思いを通じ合わせていても、その都度受に花魁としての矜持を忘れないように紳士的に接したりと、もうステキなオジサマオーラが。
オジサマ攻が大好きな私としては、正直この鍋島様が相手でも全然OKなんですけどね、寧ろ滾って滾ってたまらないんですけどね。
あまりにも素敵すぎて、攻が霞んじゃうダンディー鍋島。…

2

薄紅に仇花は燃ゆる 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

切なさ2倍でお届けします

仇花シリーズ2作目です。
漸く思いが通じ合ったかと思ったら、今度は『娼妓と客』という立場で恋愛をするという苦悩や葛藤にやきもきしたり。
仕事にプライド持ってる受の心情を慮り、その全てを受け止めてしまった攻には脱帽もの。器が大きい!
世の中の嫉妬に狂う傲慢攻様方には、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですね……。
対する受もすばらしい。
攻と両想いになって心が満たされて、うっかり他の客との駆…

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