神楽坂はん子さんのレビュー一覧

夢の果てまでも コミック

神楽坂はん子 

怖かった

独特なストーリーの見せ方をするんだなぁと感じた記憶がありました。

その独特が、好みの方なのか、苦手な方なのかが思い出せなかった為、読み直しをしました。

政治家の父。母親は愛人。
母親亡くなっている。
学校では酷いいじめをうけている、誰にも甘えられない男の子。

運転手として現れた男性と結ばれるのですが。
が。です。あらすじを思い出したく無い程、すっきりしませんでした。

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地球の上に朝がくる コミック

神楽坂はん子 

漫画としては面白い

表紙絵柄が好みで手に取りました。

シナリオライター×プロデューサー、擦れ違いで別れたカップルの再会モノ。
シンプルな絵柄は好みが分かれそうですが、私は好きでした。
ストーリーは、結構読ませます。
視聴率とか俳優降板とか脚本のコンペとか、業界話は結構自然に書かれていて、わざとらしさがありません。
再会した二人が結ばれる過程も無理がなくて、結構ほのぼのと見届けられます。

しかしいか…

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真水をすくう手のひらで コミック

神楽坂はん子 

それさえあれば生きていけるもの

神楽坂はん子は、私の中では西田東や山田ユギなんかと同じ箱に入ってて安定して面白い。そのかわりドハマりすることは少ないんだが、BL抜きでも漫画として面白い。この漫画でも一番印象的なところって挿話も良いところの奥さんと山村のエピソードだったり。肝心なところで説明せずに絵で語るところが好きです。台詞も良い。
あと上手いなあと思ったのが、逢坂の生生しいいやらしさですね。あの写メのくだりはマジない、ほんと…

2

ひとつやね コミック

神楽坂はん子 

父子家庭ってなんかいい

やもめは好きな設定です(*^▽^*)
大学生の賢介の家で家政夫として働く慧。
賢介が相手なのはちょっと意外で、最初どう展開していくのかと思った。
慧はやもめのおっさんなはずなのに(笑)
はんこさんの絵も相まって、悲壮感のない、ほわわ~とした感じでかわいくてよかったです。

賢介が慧の息子なぎにもさみしい思いをさせないように
三人で食事をするシーンが好きです。
賢介は親の愛情に飢えてドラえもん息子に…

1

真水をすくう手のひらで コミック

神楽坂はん子 

未来は変えられる

前前作に「喪服のディナーパーティー」ってあったのですが、ちょっとオカルトチックなミステリー風味を纏わせながら、それぞれの心の中を解いていく技は、はん子さんならではだなーと思わせます。
そこの中で愛が育つ過程は、ちょっと唐突感もあるのだが、その奥底に抱える主人公たちの心中を表現されると、彼等の寄り添いは当たり前のように感じて、なかなかによいコンビだと思えるのです。
変な先入観を抜きにして、ニュー…

3

真水をすくう手のひらで コミック

神楽坂はん子 

唯一視えなかった相手

刑事ものなんだけど、サイコメトリー的な超能力を持つ受け様と、配属されたばかりの
刑事とのストーリーなのですが、かなりサスペンス&推理、それに普通にはあり得ない
能力のために良くも悪くも苦しみが生まれてしまう受け様が初めて何も視えない相手に
出会い、それが何故だったのか、ラストに解る様な構成になっている優れもの。
一種のファンタジー要素を盛り込んだ内容でありながらリアルな感情も見えて、
思…

4

ひとつやね コミック

神楽坂はん子 

家族もの

最終的に、このお父さん・・・男にモテ過ぎでしょうよww
思わずツッコミを入れてしまいたくはなるのだが、まぁそれがこの作品の良いところといえばそうなのかもしれない。
唯一心配と言えば、父を嫁にもらおうと企んでいる息子の将来だけかもしれません。
さてさて、今回は家族もの。
専業主夫だった受が子連れで未亡人。
働きに行ったさきには、ボンボンの息子。
悠々自適な一人暮らし。そこのハウスキーパー…

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吸殻の寝床 コミック

神楽坂はん子 

面白い短編集でした

うお、ひさびさにレビュー一番乗りだ。
とても面白い短編集でしたよー。
若干のほろ苦さがある大人の空気感漂うお話ばかりで、非常に私好みでした。(といっても別にバッドエンドというわけじゃないのでご安心を)

『吸殻の寝床』
それまで飄々としていた攻めがやけっぱちになって襲いかかった場面でめちゃくちゃ萌えました。こういう話の持っていき方、すごく好きです。

『しるやかなたの』
うひょー、攻めが色悪ですな…

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喪服のディナーパーティ コミック

神楽坂はん子 

導入部分はまるで映画の様

一日に二度、潮が引いた時に陸と通じる孤島が舞台のミステリーというかホラーというか、導入部分はまるで映画の様です。

そんな孤島にある屋敷を訪れる如〔受〕と双子の姉。
その館の主の柾嗣〔攻〕は始終酔っ払っていて、謎めいた人物。
話が展開していく内に双子がこの島、屋敷へとやってきたのは亡くなった兄の死を探りに来た為だと分かります。
柾嗣は如を強姦するのだけれど、不思議と悲壮感はありません。

2

帰れないんだよ コミック

神楽坂はん子 

良短編集

甘いだけじゃなく、どこかに毒をひそませた短編がいくつか。
非常に面白かったです。

『帰れないんだよ』
食えない性格の受け、好きだなー。
詐欺まがいなことをやってる受けですが、なんか憎めない。入院してる親友うんぬんの設定がなくても憎めなかっただろうなと思う。

『夜へ急ぐ人』
『雨が空を捨てる日は』
こちらのお話も面白かったです。
一つ目の話ではギリギリの精神状態のなかで結ばれた二人ですが、二つ目…

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