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真船るのあ こうじま奈月
kirara
ネタバレ
BL版足長おじさんです。しかも全寮制男子高ものでもあります。 王道・ベタ(も)大好きな私でも、あまりのベタベタ具合にちょっと引き気味になりました。もうタイトルからして手に取るのを躊躇ってしまうベタさ。 まず斎賀(攻)のキャラクターが最初はあまり好みじゃなかったんですよね。もうイラッとしてしまって。 私は『内容が軽くて浅い作品』は(まあそれはそれとして)決して即ダメではないん…
真船るのあ 樹要
1冊に2CPのストーリーで短編(中編?)3作。 1編目が『千夏&智雪-告白-』 高校の先輩×後輩で誤解からの行き違い・すれ違いです。 2人は、千夏(受)が兄のように慕っていた亡き従兄が智雪(攻)の親友だったという関係で、入学以前からの知り合いなんですね。 この亡き従兄・一哉を挟んで絵に描いたような誤解・すれ違いになるわけです。 2編目が『湊&菊地』 …
タイトル通り人魚姫をモチーフにしたストーリーです。同じ花丸文庫の前作『うそつきなシンデレラ』に続く童話シリーズ(?)。 両親を亡くしたあと、湘南でプチホテルを営む伯母夫婦に引き取られた湊(受)は、子どもの頃近くの別荘に遊びに来ていた名士の息子・夏津哉(攻)と仲良くなり、それから毎年夏には一緒に過ごすようになりますが、ある年喧嘩別れしてそれっきりに・・・ 5年後、湊は水上バイクで事故…
読むまでもなかった、というより読まなきゃよかったと思ってしまいました。 真船さんのライトな王道は、浅い・薄い・先読みできると言いつつもその分安定していて読みやすいので、逆に安心できることも多いんです。 でも、これはどうにもダメでした。 あらすじの設定だけでもう内容は読まなくてもわかります。もう見事なテンプレートそのままで何ひとつ外さない。 でも、それはそれでいいんです。…
真船さんのコバルト文庫『メイド』シリーズです。 『花嫁シリーズ』ほどハッキリしない感じなんですが(イラストが統一されてないからか?)、コバルト文庫の『女装メイド』ものでは5作目でしょうか。 相変わらずライトなお約束で安定してて読みやすいですね。 そして、こちらは思ったよりずっと面白かったんですよ。タイトルからも『これはちょっと・・・どうなんだろう』と正直危ぶんでしまったので…
なぜか花丸文庫での女装メイドもの(真船さんはコバルト文庫で『メイドシリーズ』を展開してるので)です。 姉が経営するメイド派遣会社の仕事で、人数合わせに女装してメイドとして顧客のもとに行くことになった奈緒斗(受)。 でも、そこで客である祠堂(攻)に怪我をさせてしまい・・・ 相変わらず深く考えずに軽~く読めるライトな王道ストーリーです。他の作品レビューでもよく言っていますが、それは…
コバルト文庫の『メイド』シリーズ1作目になるんですね。 そしてこちらが真船さんの初『メイド』ものだそうです。←私はこちらより先に、みろくことこさんイラストのシリーズ2・3作目を読みました。 つい最近真船さんを読み始めた私にとっては、真船さんと言えば『花嫁』『メイド』にもちろん『女装』の作家さんって感じだったんですが、コレほんの4年前なんですね。 しかも、コバルト文庫のこちらの前作…
真船るのあ みろくことこ
真船さんのコバルト文庫『メイド』シリーズ3作目です。 前作『身代わりメイドは恋をする』の彰史(攻)の弟・緋流(攻)がメインのスピンオフになります。 人気俳優の緋流と、緋流に憧れて役者を目指した同じ事務所の売れない新人俳優・衛里(受)。 緋流の付き人(兼ボディガード)としてドラマの撮影現場に行き、事故で急遽降板した共演女優のかわりに抜擢された衛里は、役のためと言いくるめられて…
真船さんのコバルト文庫の『メイド』シリーズ2作目です。 私はBLで『メイドもの』は初めて読んだ気がします。 少なくとも印象に残ってる限りではないですね。女装メイドが出て来る程度の作品は別として。←シリーズ1作目『ご主人様のプロポーズ』はこれよりあとに読みました。 もともと『メイド』も『花嫁』も『女装』も別に好みじゃないんですが『花嫁もの』はジャンルもあることだし、好き作家さんが書…
真船るのあ サマミヤアカザ
義理の兄弟もので、兄×弟です。 タイトルや表紙イラスト(タイトルロゴも)、あらすじから受ける印象とはかけ離れた作品でした。 てっきりもっとほのぼのした兄弟ものだと思ってましたよ。あるいはコメディかな~とも思いましたがまさかこう来るとは・・・ 『表紙に騙される』ってこういうのを言うのかな・・・←イヤ、決して表紙だけじゃないけど、このキレイで可愛い爽やかささえ感じるイラストからは想像…