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7/10(合計:99件)
真生るいす
CHIHIROCK☆
色んなところで結構話題で、評価も高いようだったので 流れに乗っかって読んでみました(笑) BL漫画としては私はイマイチ、ピンと来なかった…。 でも舞台設定などは興味深いし、画期的だと思うので こういう一種冒険的な事は、ジャンジャンやって欲しいです! 和物が好きなので、個人的にはアラブより断然押しです(笑) ビバ着物男子! そして、おすもうさん地域に住んでる身としては、勝手に親近感もあります(^…
神楽日夏 真生るいす
サガン。
ネタバレ
想い出を守るために「眠り姫」となることを選んだ没落貴族のお話。 真郷にはどうしても手離せない館があって。 それは従兄の威彦との想い出の場所で。 そのためにはその身を捧ぐことも厭わない。 「眠り姫」―――。 夜ごと眠り薬で眠りに落ちた後の天蓋付きベッドの中ででだけの出来事。 目覚めた時にはその記憶さえ持たず。 ただ、その夜は身体を明け渡すだけ。 元々は母親がしていたことを館を…
火崎勇 真生るいす
クレタコ
火崎さんって自分的には神作品も無いけど平均以下と感じる作品も滅多にないといういわば安全パイな作家さんの一人。 貴〔受〕の一人称で書かれているんですが、この貴が適度に素直で真っ直ぐな性格なので、それもあって凄く文章が読みやすいものとなってます。 貴はまだ新人の編集者ですが、何故彼がこの仕事を選んだかというと、6歳年上の兄の親友であり小説家の木辺〔攻〕にもう一度、小説を書いて欲しいという気持ち…
水原とほる 真生るいす
帯『双子の兄弟で抱き合うことが”罪”だなんて思わなかったー』 一卵性双子の陸と郁、彼らは母子家庭の経済的事情から12歳まで離れて暮らしていて、一緒に暮らす様になりいつしか自然に身体を繋げる様になっている。 そんな中、郁[受]は偶然、大学講師の見城[攻]と出会い彼の家へと出入りを始めます。 見城は35歳と高校生の郁に比べればずっと大人なんだけれど一緒に居て心地よく、また見城も郁の事を友人だ…
華藤えれな 真生るいす
たまゆまま
サラッと読めてしまいました。 華藤さんならばもう少しドロドロとした仕上がりにできそうですが、あっさりな感じにしたかったのでしょうか。 登場人物の設定もよく作り込んであり、舞台も上海。 展開も娼館から見受けされてされ外の世界に出て、日本語を解さないと思っている攻めの家で使用人として働き、彼の時々洩らす日本語に対し心を痛めつつも、娼館の雇い主だった李の命令のため重要機密の設計書を盗むという命…
satoki
革命によって家族と言葉を失った、元ロシア貴族の小鈴は今は上海の娼館で男娼として働いている。 ある夜、客として現われた日本人の建築士、相馬は尊大で冷たそうで嫌なヤツだった。 決して甘いだけではない時間を過ごした二人だったが、相馬はそのまま小鈴を身請けすると言い出した。 娼館の主である李には逆らえず相馬の元で働くことになった小鈴だったが、彼は次第に不器用な相馬の人柄に惹かれ始める。 そんな時李…
雀影
カバー絵の、橙色を基調にした絵なんて、素晴らしく素敵です。 お話も、帯の惹句にある 「きらめく時間と、 過ぎゆく時間。 そして、恋。」 って感じで、雰囲気はたっぷりです。 ひとこま、ひとこまの、止め絵はとっても素敵ですが、 これって落丁? って、思わず前へ戻ることがあったり 髪色の違いがハッキリしないシーンだと、 これってどっち? って、思わず前へ戻ることがあったりと 全体…
イチ。
義父って単語につられて読んでみたものの… なんか無駄に難しいというか…浅いというか…キャラの考えてることがよくわかりませんでした。 雰囲気は出てる。でも、それに頼りすぎ…??読者に対して説明が足りなかったり、作家さんの思い描いてる恋愛観がうまく伝わってこない部分が多かったです。 そして、思いの外中身が薄いような恋愛でした。 ■プラチナローズブレンド/ローズヒップセレモニー 変わった画…
わか竹
約10年前に他社さんで描かれた短編集3作の収録です。 現在と絵柄の違いはあまりないのにちょっと驚きました。 うーん、全編お話の印象が薄いんだなあ。 せっかく面白そうな物語の舞台があるのに、 人物の感情や関係性が薄くて上滑りしている感じを受けました。 由緒ある寄宿学校の同室で、興味と規律への反抗心から 体を重ねている生徒たちのお話は、敵わない才能への羨望と嫉妬や 背徳感をもっと前面…
茶鬼
02年、03年の作品で構成されているので、現在の絵と比べてその変化にびっくりすると共に、何となく当時の雰囲気を感じる作品に懐かしさを覚えます。 でも、決して古臭い感じじゃないんですよね。 充分今でも通用するとは思うんですが、いわゆる雰囲気で魅せる、登場人物の内面に重点を置いた作りは小説というか短編映画っぽい作りなんですね。 しかし、それらが具体的に会話として表わされているわけではないので、読…