真崎ひかるさんのレビュー一覧

弱虫な恋ゴコロ 小説

真崎ひかる  緒田涼歌 

ちょっと平坦すぎた

攻・佐竹祥介(30) 鑑識の王子様
受・長倉宗平(25) 交通機動隊員 少女漫画とスウィーツ好き

宗平には、彼女とのデート前の下見に引っ張り出す弟がいます。
弟に呼び出されて行ったバーで、鑑識の王子様と呼ばれている佐竹が、女性に観葉植物で殴られているのを見てしまいます。

少女漫画が大好きで、こっそり飼ってきたマンガを読み胸をキュンキュンさせながらスウィーツを食べる乙女思考の宗平は、…

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虜囚花嫁 小説

真崎ひかる  わたなべあじあ 

夢の中に視えるのは

今回は環境保護の為海辺調査する狩野家三男と
借金で財閥の跡取りの嫁になった高校生のお話。

二人の出会いに攻様一族の相続問題を絡めてまとまるまで。

受様には断片的な明晰夢を見る特殊能力が有りますが、
現実化する夢に両親にさえおびえられ、
夢を話す事はなくなります。

しかも父も夢で視た通りに事故死、
経営していた旅館も人に任せる事になった受様は
力を隠すよう目立たないに生…

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碧海 -HEKIKAI- 小説

真崎ひかる 

砂浜エッチは寸止めで・・・

「白雨」「淡雪」の2カップル+隆世の夏休みのお話。

つまらなくはなかったんですが、既刊の「清夏」とシチュエーションが同じで、ちょっと新鮮味にかけちゃったので萌の下ということで。

「清夏」では高原バカンスでしたが、今回は次の年の夏、海でバカンスです。
「清夏」で仄めかされていた、加賀と佑真が砂山を作るシーンが入っています。
今度は一泊二日なのでちょっと駆け足な感じがありましたが、それ…

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清夏 -SEIKA- 小説

真崎ひかる 

幼稚園児に振り回されて

「白雨」「淡雪」のサイドストーリー。

世間とちょっとずれたお盆休みをとって、加賀・水沢・佑真・武川・隆世の5人で過ごす別荘でのお話。

ませた幼稚園児隆世の“ユーマくんとケッコンする”宣言、「らぶらぶ」する発言により、佑真は隆世と同衾することになり武川は密かにライバル心を燃やし・・・

こどもっぽい言動で水沢をヤキモキさせる加賀は、いつになく楽しそうで・・・なんだかんだと結局水沢も流…

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艶夜-ENYA-(Side:Yutaka&Nachi) 小説

真崎ひかる 

素直でよろしい

「白雨」の二人のお話。
おじゃま虫ではないけれど、二人がラブラブするにはちょっと邪魔な隆世がいない日のお話。

加賀にエスコートされてホテルでディナー、
前に哀しく抱かれた部屋の記憶を上書きするといって連れて行かれた見覚えのある部屋、
恥ずかしがりながらも素直になって、
その上酔っぱらってしまった那智がエロカワで・・・

「艶夜―ENYA―(Side:Syu-ichi&Yu…

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艶夜-ENYA-(Side:Syh-ichi&Yu-ma) 小説

真崎ひかる 

頑張れ若者

前作の同人誌「清夏」の帰宅後の秀一×佑真のお話。
前の晩に抱き合って眠るしかなかった二人は、佑真の家に帰った途端、加賀から受けたレクチャーが気になっちゃって・・・

今までとは違うことをされるんじゃないかと緊張する佑真と、教わったとおり優しくじっくり愛してやりたい秀一。
気持ちが盛り上がったらもう、エロエロになるしかありませんね。

翌日佑真が発熱し、もっと体力をつけないとと反省するく…

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雨月 小説

真崎ひかる 

加賀お父さんと、那智おかあさん。

文庫「白雨」の二人、加賀と水沢のお話。

加賀が再会前に水沢の行方を調査していた時のエピソードと、再会後のラブラブな二人の関係に絡めた、「こどもの幸せはどこにあるのか」がテーマの展開になっていると思います。

大財閥の跡継ぎであったり、貧しい母子家庭であったりと二人が置かれていた環境は全く違ったものの、親からの愛情を十分に受けられなかったという部分では、大変共通するものがあります。

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黄金色のシャングリラ 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

コイツムカツク…天才的な色男

これは王道! 不器用考古学者×純情大学生のお話です。
古代遺跡大好きな大学生・リク君は参加した発掘チームで、
憧れの考古学者カルロス・ガルシアに出会います。
31歳という若さで天才的な業績を残し、加えてモデルも顔負けのラテンな美丈夫!
極度のマスコミ嫌いで、クールで近寄りがたい天才肌…
それでも少しずつ彼に近づいてゆくなか、二人は突然地下水路に転落し、怪しげな村にたどり着きます。
童貞…

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夏雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

こどもはこどもらしく、たまには足掻けばいいのだ

あれから2年経って、平和な日々を送っていた佑真と秀一にとうとうトラブルが!
佑真は将来の目標、保育士になるために、保育施設のバイトも組み入れ、秀一は高3なので受験準備ということになったため、ポムで顔を合わせる機会がめっきり減ってしまいます。
そこへもってきて秀一に悔いのない受験をして欲しい佑真は、必要以上に遠慮するし、秀一はすねるだけで言葉に出さないしで関係はギクシャクしてきます。
さらに追…

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夏雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

やっぱりドキドキは大事

『淡雪』の二年後。佑真は『Pomme(ポム)』でのバイトも続けていますが、加賀(『白雨』『慈雨』の攻め)の紹介で『バンビ』という無認可保育園で、見習い保育士をやっています。(将来保育専門学校へ入学予定)
高校3年になった武川は、受験が目の前。赤門を目指せるほどなので、佑真も勉強の邪魔をしてはいけなからと連絡するのを減らしているし、『Pomme』でのバイトも減ってきているし、二人の時間は減る一方。…

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