真崎ひかるさんのレビュー一覧

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

ずっと一緒にいたいだけ

もうすぐ同居するはずだった姉の婚約者・朝長。
だが、その直前、交通事故で両親と姉を一度に失ってしまった七魚。
一人残された七魚はまだ中学生で、朝長と二人、残された家で暮らすことを選び、、、

BLらしいBLというか、鉄板でお約束な疑似家族物。
健気な子どもに、鈍くてダメな大人と、案の定の展開だし。
七魚を好いている幼馴染みに、得体の知れない大人・矢代と、お邪魔キャラも定番。
お互いの…

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硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

お約束、王道です

事故で両親と姉を亡くし、自らもトラウマを抱えた七魚と、姉の婚約者だった朝長の同居生活から始まる恋のお話。
お互いの中に自分の居場所を求めて、相手に必要とされる“家族”になろうと努力する二人。
ところが七魚は、自分の気持ちをごまかしきれなくなってきて・・・

七魚は若くして家族を失ったという苦労や、朝長の生活全般のお世話をしている大変さはあるものの、経済的には困っておらず、朝長や矢代(父の知…

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硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

思い続けているだけで

今回は古い絵画の修復を手掛ける絵画修復師と
亡き姉の婚約者の攻様と暮らす高校生のお話です。

受様視点で出会いから恋人としてまとまるまでと
攻様視点でその後の二人を収録。

受様の父には会社を経営していますが、
芸術面にも明るく、お気に入りの画廊があります。
その画廊は父の友人が経営している画廊で
受様は父に連れられてよく画廊を訪れていました。

中学に入ったばかりのある日、…

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秘密のバイト志願!? 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

猫目は懲りない、懲りることを知らない…

これは野良猫のように落ち着きの無い大学生が、
危なげなバイトに足をつっこみ、危なげな色男に身も心も奪われ…
それでもまだ懲りないという、自業自得としか言いようのない恋物語です。
人生の大部分が好奇心と無謀…の大学生・篤はジャーナリスト志望!
特ダネと100万円の報酬につられて、一もニもなく…
怪しいウェイターのバイトに飛びついたときには、もう遅い!
香港マフィアとおぼしき琥珀色の目の男…

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硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

ほのぼのと・・暖かいお話・・・

死んだ姉の婚約者を好きになるって設定ですね・・よくある設定です。
でも、そういう設定は好きなので、全然OKです。
なんていうんでしょう~七魚がすっごい可愛いんです。4年前に事故で両親と姉とを一度に失くすんです。
自分だけ助かった・・独りになってしまった所で姉の婚約者である朝長と一緒に暮らし始めるんです・・
だんだんと朝長の事が好きになるんでしょうね~・・

物語は七魚が高校2…

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暁の高嶺で 小説

真崎ひかる  高峰顕 

山岳警備隊 第二弾

前作「白の彼方へ」は、かつくらに書評が載っていて、なぜか大変惹かれるものがあったので読んだのです。(真崎作品はそれが初読みでした。)
山岳警備隊員と山小屋の管理人のお話でしたが、今回は大学時代からの腐れ縁の隊員同士のお話です。
お話としては、山男の嫁になった人の気持が分かるような展開でした。

どちらもお互いのことを思っているのに、はっきりと言葉にして伝えないものだから、行き違ってしまって…

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深紅のフェロモン 小説

真崎ひかる  桜城やや 

桜城さんのイラで表紙買い

吸血鬼って神秘的でいいですよね。
また作家さん独自の設定の違いを楽しむ題材としても面白く、ある程度はずれ少なくて楽しく読めます。
しかしその分あらゆる吸血鬼モノが出てて一定以上のレベル越えが難しいファンタジーではないかと思います。

突然現れた怪しいけどカッコイイ男に、言い寄られ~パターンでした。
そのうちキスが原因で主人公の身体に少しずつ異変が出てきて・・・?
わりとよくある展開だけ…

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フォーカス・アイズ 小説

真崎ひかる  にゃおんたつね 

商業誌デビュー?

双子×高校生の話
小さいころ慕っていた近所のお兄ちゃんズが家の事情で引っ越した。
高校生になった今、片方が戻ってきて・・・
昔、啓ちゃんは親しみやすくよく懐き、悠ちゃんは寡黙で少し苦手だった。
戻ってきたのは啓ちゃん。
啓ちゃんとよく過ごすようになったけど、ときどき啓ちゃんがわからない・・・

すっごく面白いとか萌え~な感じのストーリーではないですが、けっこう真面目に読めるタイプの話…

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朧月夜に、あいたい。 小説

真崎ひかる  宝井理人 

どんでん返しのギャップ萌え?

絵本作家で、死んだ恋人に逢うために夜の公園に日参しちゃって、相原さんったらなんてオトメ。そうかーオトメ攻めかと思っていたらまさかのヘンタイさんだった。
物腰が柔らかいだけにこわいわ。
でもこのギャップは嫌いじゃないよ。

攻のキャラクターはおいておくと、良くも悪くも繊細なお話だった。

二人の恋の他に割と大きな柱になっているのが、両親に弾くことを反対されている啓杜のピアノです。
プロ…

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暁の高嶺で 小説

真崎ひかる  高峰顕 

長い間の勘違い?・・・すれ違い・・・とってもバカな理由でバカな二人・・・

何故この2人が別れたのか?っていうのが、なかなか出て来ない~
しかも、ちょっとは想像出来るんですが・・実際の別れた原因っていうのが・・・
想像してたのと全然違っていたのが・・またよかったですね~「あっ!!そういう事か~」 って・・さすが真崎さんって思いましたね~
ホント時々本当に同じ人が書いてるのか?ってぐらい突拍子もない内容のお話を書くのに・・ 結構シリアスを書かせると・・上手いな…

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