真崎ひかるさんのレビュー一覧

あの空に落ちてゆく 小説

真崎ひかる  あさとえいり 

・・・あ~

ガチ兄弟(兄×弟)で再会ものです。

廉(受)は、血の繋がりのない義父が借金を残して逃走し、幼い異父妹と2人で残されて、15年前に両親の離婚で離れたままの、大企業のトップである兄・吉宗(攻)を頼ります。しかし吉宗は、『お前を弟だとは思わない』と。まあ妹と2人、屋敷に引き取ってはくれるんですが。

もうこれだけで説明終わり、で読まなくてもいいんじゃないかとさえ思います。ゴメンナサイ。

4

夢みるアクアリウム 小説

真崎ひかる  麻々原絵里依 

ヘタレ攻めなのね

真崎作品って、ヘタレ攻めが多い気がするのは気のせいだろうか?

ざっくりまとめると、
初い少年が、正体不明の男と雨の山荘に閉じこめられて、うっかり胃袋を鷲づかみにしちゃうお話。
で、
少年の方が、ひっそり一途に男を思い続けて、でも探すすべもなくいるのに、再会しても男の方がヘタレてるの。

なんか、既視感のある展開のような気がしなくもないけど、好きな展開。
成就エチの、エロがいきなり…

3

白雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

テーマがなんとなく昭和の香り。

尾崎豊の「15の夜」を思い出させる作品。
10代、20代ならこういうのに感情移入しやすいのかもしれません。
しかし、40代にとってはちと説得力が足りない(苦笑)。

「大人はずるい、汚い」の考えに凝り固まっている加賀と
浮気性の母を持つ水沢の背景がやけにペラペラしてる。
出てくる大人たちがあまりにも漫画チックで、作品にへんな「青さ」を
感じるんですよ。
狂言廻し的な役割の先生が出て…

3

魅惑のラブリー ~もふもふさせろよ~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

私もモフモフしたい

狼の尻尾もふもふは、やはりたまりませんね。
想像するだけで、ウキウキしてきます。
今回は、尻尾だけモフモフになる人狼の血をひいた男のお話です。

警察犬トレーナーを目指す朔哉は、学者の黒河に
襲われたことから、その責任をとってもらうということで、
同居することになります。
朔哉は、黒河は変わった人だと思っていたところ、
実は、人狼の血をひいていていることを知ります。
犬好きでたま…

1

薫風 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

恋するキッカケは風?

シリーズもののスピンオフ、既にシリーズを読んでる人には感慨深さを感じさせるし、
初めて読む人にもこの1冊で全然違和感なく読める内容になっていました。
シリーズは、タイトルの最後に雨が付く今回の攻め様の父親と那智さんのお話。
そして雪が付く、やっぱり攻め様が長い間片思いしていた佑真と武川のお話で、
このスピンオフが風が付いた作品の1作目になります。
なりますと書いたのは続編でもっと成長した…

0

薫風 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

あの小さかった子が・・・

初登場時に幼稚園児だった隆世(攻)が、もう大学生か、大きくなったんだね~、というのはともかく、ストーリーは別にどうってことなかったんですよね。

私はこのシリーズは、雨CP(隆世の父・有隆×那智)が好きなんです。こちらにも、雪CP(秀一×佑真)とともに顔を出してます。それほど出番は多くないんですが。
正直なところ、メインCPのラブよりも、雨CPのその後の方が気になってしまいました。まあそれだ…

1

魔皇子の大迷惑なプロポーズ 小説

真崎ひかる  櫻井しゅしゅしゅ 

こんな逃げ方アリなのかw

元気で可愛い高校生・七瀬が見た淫らな夢。
その夢に出てきた男・カイが兄として現実に現れて、意味不明な事を言ってくる…!
七瀬とカイの関係はいったい??な物語。

結構これ好きなんですよねー。萌×2とちょっと迷ったくらい。
攻めの気持ちが分からず意地を張る受けと、誤解を解きたくて慌てる攻めが好きなんです。
ファンタジーものの設定をおおらかに受け取れて、二人の性格が合えば楽しめるかと。

0

孤高のラブリー~もふもふするがいい~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

それはもう

そうゆうことで。

ついに3作目のもふもふシリーズ、
今度は人狼族の国の塔の中の王子様ですか。

ファンタジーですな。

もう、どうせファンタジーなんだから、普通にラブラブバカップルのドタバタを楽しんで、
兄弟揃って子孫を残せないような伴侶とくっついちゃったり、不法入国&非人間との合法的同居のための面倒な現世の手続き的なことは、まるっと「なんとかしちゃいましたぁ」で、ざっくりすまし…

0

誘惑プラシーボ 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

タイトルでネタバレとか!

アリなんですかっっっ!
ちるちるレビューの「ネタバレ有り」にチェック入れるのすら無駄じゃないですか…

お話そのものは可愛らしい感じのものです。
そりゃ二十歳にもなってツルツルは嫌ですもんね。
藁にもすがる思いで攻めの佐伯を頼ったのでしょう(かなり不本意な始まりですが)
でもその佐伯さん、ちょっと酷いですよね……
どうせ嘘つくなら市販の発毛剤塗ってあげたらよかったのに、なんて思ってし…

2

淡雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

無理をして笑うな

これはシリーズモノです。
この本だけでも分かります。
主人公の受けが 痛々しい男子に感じました。
いつも引きつり笑いで ニコニコ笑っている。
笑いたくも無いのに。
攻めとは バイトが一緒でどんどん距離が近づきます。
受けは 攻めに重大な秘密を持っている。
だから 攻めの顔色をうかがってばかり。
かなりシリアスな事がからんでくるわけです。
受けが必死で隠そうとしています。
お互い…

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