真崎ひかるさんのレビュー一覧

暁の高嶺で 小説

真崎ひかる  高峰顕 

脇の浅田が美味しい(笑)

白の彼方へ』のスピンオフというか・・・たくさん男同士のカップルがいる(笑)
山岳警備隊員3年目の音羽史規。
そこに海外研修を終えた高代雄大が戻ってきて・・・大学時代の先輩後輩、すれ違いカップルの再会。
すれ違いは史規の早とちりが原因?
確かに言葉にしない高代も悪いとは思うけど。
バカップルと思ったのは私だけでしょうか?
今回も浅田は良い味だしています。
特にシロクマさんの挿絵が絶品♪…

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白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

高山の澄んだ空気そのままの物語

伊澤朝陽は山の事故で恋人の橋田稜を亡くしています。
縁あって山荘の管理人をする朝陽。
山岳警備隊員の浅田が連れてきた新人隊員の塩見岳は亡くなった朝陽の恋人にそっくりでした。
このあたりで岳が稜の弟じゃないの?ってわかるありがちな話でしたが山は良い(笑)
朝陽と浅田には身体の関係があります。
浅田は朝陽の稜への想いを理解してくれた人でした。
塩見は浅田との関係を知りながらも朝陽への好意を…

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目を閉じて触れて 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

目を閉じて・・・・確かに

物語の導入部分にひかれて購入しました

想像力の乏しい私でも風景が思い描けるような
なめらかな文章だと思いまして
読み進めたら、急に転調した感じがしました

兄弟2人で暮らしている生活
中学生の時に本を読んであげた
男性が忘れられない
偶然に再会しひかれていく

ここまでなら多少無理矢理展開があったとしても
ほんわかできたのですが

お兄さんですよお兄様
予想しなかっ…

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硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

読みやすかったです。

途中シリアスなシーンもあったのですが、ずっしりと重くなるような描写ではなかったので、さらっと読み進めることができました。

寡黙な攻め様が自分の気持ちに気付いて、積極的に気持ちを伝えている場面にはドキドキさせられました。
お互いに意識しあっているシーンでは此方まで緊張してしまいました。
攻め様は寡黙でわかりにくいキャラクターだなと思っていたのですが、いろいろと大人の考えがあったのですね。
それから…

2

凶悪なラブリー ~もふもふしないで~ 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

凶悪=最凶?

癒しのBL月間継続中のもこデスヽ(・∀・)ノ
可愛い表紙に、もふもふの尻尾だと!?
読まねば!と手をのばした作品でした。
隔世遺伝で尻尾が生えてしまう体質の受。
そんな受のそばにやってきた、自分とは相容れない同僚。。だったはずなのに!?
な今回。

尻尾~とか、交尾~とか、もふもふ~とか。
満月になれば興奮して誰でも襲いたく(性的な意味で)なるから
引きこもるとか。
設定として…

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無敵なラブリー ~もふもふしたい?~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

『もふもふ好き』じゃないと苦しい。

私はもともとこのシリーズが好みじゃないんです。ただ、3作目で今作にも絡んでくる『孤高のラブリー』だけが例外的に大好きなんですよ。

ですから、シリーズ自体には最初からたいして興味もないんですが(真崎さん作家買いなので、買うだけは買って読みますが)、今作は『孤高~』と繋がりがあるという点だけでちょっと期待してしまいました。そして見事に外してしまったわけです。

ただ、前作『崇美なラブリー』(…

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無敵なラブリー ~もふもふしたい?~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

拍子抜け

シリーズとして読んできたのですが、
私としては、本作は、拍子抜けしてしまった感が否めません。

狼なんだけどワンコ感がかわいいカイルと
カイルを怪我させてしまい保護した柳原のお話。
使命をもった野生感あるカイルが、徐々に柳原に懐いていく
様子が1歩1歩描いてあるところが面白いです。
カイルがかわいい!!!と素直に思うことができます。

ただ、単純なカイルはひょうひょうとした柳原に…

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無敵なラブリー ~もふもふしたい?~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

今度のもふもふはワンコ過ぎる

魅惑のもふもふシリーズ5作目のワンコさんは、3作目の高貴なワンコさんの
スピンオフ的なストーリーで、3作目のアルビノハクトさんを再び彷彿させるような
お話でもあり、何やら楽しさ倍増で良かったです。

ハクト王子を逃がす手引きをした、今回のワンコ受け様は、ハーフで雑種だと自国でも
差別されているような幸薄い日々を寂しく送っていたような設定で、王子が逃げた事で
その責任を取らされるように王…

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無敵なラブリー ~もふもふしたい?~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

原点回帰で純粋にもふもふを楽しむ

前作『崇美~』はイラストが木下けい子さんに変わって、展開も少しシリアスな感じでいつもと違う雰囲気だったのですが、
5作目で再び桜城ややイラストに戻り、作風も以前のトーンに戻りました。
あの4作目を除いて、このシリーズ重ねる毎にストーリーが単純化して、出会いが中心になった話になっていって、滅茶読みやすくなって言ってる気がしますw

今回は3作目に登場したアルビノであるために忌み嫌われた人狼国…

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この空に落ちても 「あの空に落ちてゆく」書き下ろしペーパー グッズ

萌えない・・・

本編も、モヤモヤ感が残ったと思ったけれど、ショートも同じ展開でしたね。
やっぱり何となくがっかり感が残る作品だとあらためて思いました。
個人的に兄弟禁忌ものは、お兄ちゃんフレーズが一つの萌え要素なのですが、
今回の作品は、弟に惹かれる兄が頑なに数年経って再会した受け様を弟とみなさない。

まるで、弟だと認めてしまえば、思いが叶わなくなるとでも言う感じでしょうかね。
逆にガチ兄弟でも、半…

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