真崎ひかるさんのレビュー一覧

可愛い猫じゃないけれど 小説

真崎ひかる  高星麻子 

設定はすごく好みなんだけど。

読み終わってよかったのはそれ(根本的な設定)だけだった・・・

年の差(年上攻に限る)、しかも高校生受と言うのは、私の好みのど真ん中です。いちばん好きなシチュエーションなんじゃないかと思うくらいに好みなんです。

真崎さん(一応まだ)作家買いで、しかも大変好みの設定ということで『今度こそ!』と期待して読みましたが、う~ん正直なところいまひとつでした。

まず、キャラクターがどちら…

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「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

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嘘つき王子と花嫁候補 小説

真崎ひかる  Ciel 

現代ものファンタジー

植物学を学んでいる葉澄の姉の元に1通の招待状。
その国にある特殊な花を一目みたくて、姉に付き添いいざ出発です。
その付き添いの条件が女性限定なんですけどね…

どうしてもその花を見たい葉澄は女装してまでその国へ。
実はその招待状、その国の王子の花嫁候補となる人へと贈られていて
姉以外にも何人もの候補者が。

勿論2人は、そんなものに興味なんてないので
葉澄は花探し、姉はスケッチと…

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嘘つき王子と花嫁候補 小説

真崎ひかる  Ciel 

思ったよりずっとよかった。

真崎さん作家買いです・・・が、このところ(個人的に)いまひとつの作品が続いているので、こちらもまったく期待していませんでした。

でも、↑レビュータイトル通り読んでみたら結構よかったんです。なんともほのぼの~とのどかな雰囲気の作品でした。設定やストーリー展開からもおとぎ話のよう。

キャラクターもストーリーも浅いし完全に先読みできます。そもそもこのタイトルがネタバレだよね。まあ、読み手はア…

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嘘つき王子と花嫁候補 小説

真崎ひかる  Ciel 

ほんのりファンタジー

身分を隠して出会った二人のちょっぴりファンタジーテイストのシンデレラ風。
全体的に二人の間を引き裂くようなアップダウンの展開は何一つなく、
ほんのり漂うファンタジー要素と、某小国の王子様の花嫁探しを背景に、
受け様が探し求めている王家で守られている惚れ薬と言い伝えのあるの花が
二人の出会いが運命的なものだと思わせるような設定で出てきます。

ペガサスを王家の紋章にしたおとぎ話のような花…

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可愛い猫じゃないけれど 小説

真崎ひかる  高星麻子 

足りない

真崎さんということで、作者さん買いなのですが、
なにかが足りない印象でした。

主人公である受の高校生、周良は、家族の中で居場所がないように思い、
わざと悪ぶった生活をしています。そこに出会うのが、獣医の
三笠でした。飄々として、つかみどころのない三笠に丸めこまれて、
三笠のもとでバイトすることになります。
三笠は、周良のどこか寂しい性格を見抜き、大切に包み込んでくれる存在となり、

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甘くこぼれる金色の滴

この度もミチさんお目当てでゲットしたので、
『街の灯ひとつ』番外編、『Golden Dew』のみで失礼致します。
片喰×初鹿野となると俄然テンションMAX!!になってしまう為、
落ち着かなくちゃとは思うのですが
やはり落ち着くなんて事は出来ないので諦めます(何を)

葛井と共に京都の“先端バイオ産業フェア”へ1泊2日で向かった初鹿野、
帰りにお土産を買おうと百貨店に寄ります。
葛…

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可愛い猫じゃないけれど 小説

真崎ひかる  高星麻子 

愛情欲求

かわいい犬がいっぱいの表紙に釣られて、つい主人公が16歳で相手が大人という、苦手組み合わせの本だということを忘れていた(汗)
大人×子供の14歳歳の差、しかも、子供は母子家庭で母親が放任で当人は恋人を家へ平気で上げていて子供は居づらくて夜の街を徘徊するという、典型的な愛情不足&コミュニケーション不足の家庭。
まあ、話の過程で(番外においてではあるが)めでたしな和解とか、本編の中で本人が世間の見…

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“藍”と“愛”は遥以外の何者でもない

アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので
『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。

上司の代理で向かった九州出張。
無事商談もまとまり、
最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。
庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、
会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。
声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを
ハン…

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でも、傷つけたい。 小説

真崎ひかる  鈴倉温 

落ち着いたしっかり者の年下攻め

まだ可愛らしい部分が残る5歳年下の攻めが、身も心(心は元々大人びてましたけど:笑)大きく成長して受けに「頼れる子ども」としてではなく「一人の大人」として、見てもらえるまで、じっと様子を伺っている感じのお話です。
ですが受け視点の話なので、攻めの苦労は受けの壱嘉(いちか)には、ほぼ全く伝わってません・・・(笑)そういうところが、好きです!

--(以下ネタバレ・感想含みます)--
壱嘉(受け…

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