真崎ひかるさんのレビュー一覧

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“藍”と“愛”は遥以外の何者でもない

アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので
『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。

上司の代理で向かった九州出張。
無事商談もまとまり、
最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。
庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、
会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。
声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを
ハン…

3

でも、傷つけたい。 小説

真崎ひかる  鈴倉温 

落ち着いたしっかり者の年下攻め

まだ可愛らしい部分が残る5歳年下の攻めが、身も心(心は元々大人びてましたけど:笑)大きく成長して受けに「頼れる子ども」としてではなく「一人の大人」として、見てもらえるまで、じっと様子を伺っている感じのお話です。
ですが受け視点の話なので、攻めの苦労は受けの壱嘉(いちか)には、ほぼ全く伝わってません・・・(笑)そういうところが、好きです!

--(以下ネタバレ・感想含みます)--
壱嘉(受け…

1

可愛い猫じゃないけれど 小説

真崎ひかる  高星麻子 

警戒心の強い猫ちゃん

思わずイラスト買いしてしまいそうな可愛い雰囲気の表紙に惹かれて即買い。
内容は、見た目は今どきの高校生で茶髪で着崩した制服に不愛想な事もあり、
対外的には不良にみられる感じの受け様は、高校生なのですが、思春期の反抗みたいな
感じもあって、意地っ張りで、かなり警戒心が強い受け様でしたね。

母子家庭で育ち、近くで雑貨屋を営む母親が付き合って数年になる男性マンションに
帰ってくると、自分が…

2

囚縛花嫁 小説

真崎ひかる  わたなべあじあ 

今日はツンデレの日

「家」という柵に囚われていた元後継者候補が、
自分より強いオスに出会って、
愛玩される自分を受け入れるまでのお話。

後継者としてまわりの望むように自分を律して過ごしてきた長男の、
硬い鎧を突き崩したのは、乳首に通したピアスってか。

この本、たまたま某offの棚でみつけて、「イラスト・わたなべあじあ」に惹かれて購入。
そしたら、これの前にもう1冊あったのね。
そこでは、この可愛…

1

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

健気

交通事故で家族を一度に失い、一人だけ生き残った七魚と死んだ姉の婚約者の久世。
事故以降一緒に暮らす2人の話。
設定の割には暗くなりすぎない話で読みやすかったです。
家事全般できない久世を健気に世話する七魚が可愛い。
嫌われて一人ぼっちになりたくなくてお世話するのはせつないですね…
久世は本当は何でもできるけど七魚が自分の世話する事によって安心してるのが分かってるからできないふりしてるのも…

0

淡雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

学生服好きすぎる。

自分の好み要素を読みたいと思い
学生、しかも学生服。と探し
購入した作品です。

シリーズ化しているのは知らず
この作品しか読んでいません。

同じ高校の先輩後輩。
先輩は男性を好きな自覚はあり
後輩を認識してます
バイト先で一緒に勤務するようになり
後輩から気持ちを伝えられる
結果としてハピエンです

普通にキュンと出来る話ですが
過去、未来と続くヘビーテイストがあ…

1

花雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

この当て馬、危険だ・・・

『雨・雪』シリーズ『雪』CP3作目です。出逢って6年。
う~ん、やっぱりこのCPはそれなり以上に好きになれないんですよ。決してダメではないんですが。

そして今回は、秀一(攻)側に当て馬的キャラクターが。厳密には当て馬未満かな。この千草は『要注意人物』だと思いましたね。

この千草の『無自覚な無神経さ』が何とも気分悪くて・・・キャラクターがどうこうではないんですけどね。

何…

2

夏雪 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

『雪』CPの2年後。

『雨・雪』シリーズ・『雪』CP2作目です。

このシリーズに限らず真崎さんの、というより『王道』のパターンでしょうが、めでたく思いが通じてCPになったら当て馬の登場です。それ自体はまさにお約束の範囲ですし、うわぁというほどではないんですけどね。

佑真(受)に言い寄る当て馬・筒居は、完璧ないい人過ぎず、しつこ過ぎず(いえ、読んでて『しつこいよ』とは思いましたし、個人的にはまったく好みじ…

1

慈雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

『雨・雪』シリーズ・『雨』CP続編。

前作『白雨』が大好きでした。
続編のこちらでは、なんとか8年の別離を越えてまとまった2人のその後になります。前作ほどではないですが、結構好きですね。

どうしても『恋が成就した後』というのは、何もなければ単なるあまあまの日常になってしまうのでストーリーを動かすためにアレコレあるのはお約束なんですが、それにしても詰め込み過ぎで忙しかったです。

那智(受)の母親の再登場がいちばんの山か…

2

白雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

とても切ない再会もの。

これは真崎さんでもかなり好きな作品なんです。

それぞれリンクした『雨』『雪』シリーズですが、私は『雪』CPの方はそれほどでもないんですね。いえ、決してキライじゃないですが。でもこちらの『雨』CPは大好き。

再会ものです。高校時代に愛し合って、別れて、8年後に再会して・・・
この高校時代のストーリーで、そのままハッピーエンドって作品は結構ありがちなんじゃないかと思うんですが(あるいは…

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