真崎ひかるさんのレビュー一覧

虜囚花嫁 小説

真崎ひかる  わたなべあじあ 

契約特記事項

これが店頭に並んでた時分、インパクトな表紙とあらすじに
心浮かれいたのを思い出しましたヽ(´▽`)/
結局中古でかって、放置半端なかったのが私らしいというかなんというか。

ま、一言で言うなれば
思っていたのよりもインパクトは弱い、
キチクにエロスなんだろうと思っていただけに、あれれ?な
甘めなお話でした。
設定はわりと非道に見える部分の折込はあるものの、
真崎さんの作品らしい雰…

2

恋より甘く愛より熱く 小説

真崎ひかる  笹生コーイチ 

ヘタレむっつり義兄攻め

高校生の樹は、2年前に酔った義兄の皓史に抱かれたことがある。
そのことがあってようやく自分の思いを自覚した樹であったが、翌日目が覚めると、皓史はそに夜のことを何も覚えていなかった。
失意のまま、何もなかったするしかなかった樹は、皓史が仕事の都合で一人暮らしを始めたことで、次第に皓史とも疎遠になっていく。
けれど、樹の中から皓史への思いが消えた訳でなく、こっそりと樹は皓史のことを思い続けていた…

1

rutile souvenir tresor グッズ

1/21の青い輝き、「クラッシュド・ブルー」by 一穂ミチ

ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、
この一冊の一言は「宝物」。
その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。

               :

サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。
なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、
庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…

3

皇子の籠鳥 小説

真崎ひかる  祐也 

あまりにもチープ過ぎて哀しくなったよ。

一応ファンタジー・ミステリー要素入り?ただ、自分で書きながら、『う~ん・・・』と思ってしまいました。確かにファンタジーだし、謎もある。あるんだけどね~。

なんというか、冒頭から思わせぶりで『何か』あるのは丸わかりなんです。それは別にいいですよ。
BL(ラブストーリー)なんですから、すべての設定はラブを盛り上げるためだけの添え物でもいいんです。

でも、その肝心のラブがどうしようもな…

0

豪華客船でフェイクな蜜月 小説

真崎ひかる  柏木ヒロヒサ 

このタイトル、何かを放棄してるんじゃないですか?

と思ってしまいましたよ。

タイトルとあらすじでまったく期待せずに読んだので、意外と面白かったな~と言うのが正直な感想です。まあ、明らかにマイナススタートだったわけですから。

ハッキリ言って(このタイトルとあらすじは)好き作家さんでなければ絶対読まない・読むまでもないと判断したでしょうね。というか、好き作家さんでさえ『どうしよう・・・』と悩んだよ。
もっと前(2000年以前とか)な…

0

獣な王様? 小説

真崎ひかる  小山田あみ 

・・・あ~。

面白かったんです!ええ、すごく面白かったんですよ。まあ『イロモノ』的面白さだというのは否定しませんが。

なんというか、ギリギリファンタジー・コメディに行かずに踏みとどまった感じでしたね。
いえ、私はファンタジーもコメディも好きなので、別に踏み越えたとしても気にしませんが。

それなのに!あの『無理矢理』さえなければ、と惜しくて堪りません。ものすごくダメなんです『無理矢理から始まるラ…

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黄金の王子さま 小説

真崎ひかる  石丸博子 

攻がどうしようもなかった・・・

北欧の架空の国に伝わる『黄金の王子』の伝説のため、不吉とされる黒髪・すみれ色の瞳で生まれたため忌み嫌われて、軟禁に近い状態で隔離されて暮らす王子・アウル(受)。
接触するのは世話係のグレンと、ホワイトタイガーのフレイのみ。

う~ん、いわば『いつか王子さまが助けに・・・』系統?いえ、アウルは王子さまなんですけどね。

緒方(攻)は、、普段から恵まれた容姿を自覚しフェロモン垂れ流しで『…

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黄金色のシャングリラ 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

ある意味、イロモノ。

エジプトの遺跡発掘チームに志願して加わった陸(受)は、憧れの考古学の天才・カルロス(攻)と、調査隊の合同調査によって出会います。

2人は発掘中の事故で地下水路に落ちて流され、少数民族の村に辿りつき、そこで陸が儀式の生贄にされそうになるんです。
『生贄は清らかであることが絶対条件』なので、カルロスと寝ることで清らかでなくなれば逃れられる・・・とHすることに。

まず、この設定をどう…

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秘密のバイト志願!? 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

いやもう、不快。

何から何まで『しゅみじゃない』としか言えません。ただ不快でした。

キャラクターもまったくいいところか見えませんでしたね。篤(受)はあまりに考えなしでもううんざりしました。

ジャーナリスト志望の篤は、裏サイトで『2週間で100万』という怪しさMAXの破格のバイトに飛びついて、潜入取材もどきを試みます。

このバイトに関してがね~、すべてがなんとも詰めが甘いとしか言えませんでした…

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フォーカス・アイズ 小説

真崎ひかる  にゃおんたつね 

『双子』攻の王道のひとつ。

読みながらストーリーに入り込めなくて苦労しました。キャラクターもまったく好みじゃないし。

う~ん、真崎さん好きなんだけど、やっぱり初期作だからかな~と思ってたら、初期どころかデビュー作(初ノベルズの新装版)だったんですね。

あとがきで『文体の変化にビックリ。今では書けない雰囲気』と自ら言われてましたが、心底『よかった・・・』と思ってしまいました。
もしこの作風・雰囲気のままだった…

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