真崎ひかるさんのレビュー一覧

海成学院寮 清風館(表題作 第1話 校則違反) 小説

真崎ひかる  一城れもん 

王道オムニバス。

全寮制男子高の寮を舞台にした、3CPの恋愛模様です。

同級生(高2同士)・年下攻(中3×高3)・年の差&教師と生徒(校医×中3)が1編ずつ、となかなかバラエティに富んでます。

ちなみに、表紙向かって右の2人が1編目CP(同級生)、向かって左の2人が3編目CP(年の差)、めくってカラー口絵(非常にヤバイです・・・)の2人が2編目CP(年下攻)になります。

イラスト、ぱっと見た…

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恋でなくても 小説

真崎ひかる  奈良千春 

8年もって長すぎだろ・・・

設定もストーリー展開も、杉原(受)のキャラクターも決して悪くはなかったんです。まあ、王道には違いないんでしょうが。

とにかく、保科(攻)がどうしても無理でした。私は『俺様・傲慢攻』がもう言葉にならないくらいキライなんですが、保科はその点においては我慢できないほどではないんです。好きにはなれませんが。

それでも、やっぱりコイツがあまりにも無神経過ぎて、まったく乗り切れませんでした。

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甘い恋の駆け引き 小説

真崎ひかる  甲田イリヤ 

オフィスでセクハラ

は、それだけでもう目が泳ぎます。
いえ、やってること自体はそれほど大したことじゃないんですよ。ちょっとお触り程度?
でも『オフィスで』の時点でもうダメ。

お仕事ものとしては仕事描写も多過ぎることもなく(『お仕事もの』を期待したら逆に物足りないかも)、それはいいんですが、キャラクターに魅力も感じない。

う~ん、条件だけはハイスペックな新藤(攻)ですが、決してイヤなヤツではないん…

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甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ねこ田米蔵 

最初から最後までわけわからなかった・・・

う~ん、これはいったい何が言いたかったんでしょうか。
すみません、私にはさっぱり理解できませんでした。というか、読んでてまったく面白くなかったよ。

つまり『ローマの休日』のハッピーエンド・バージョン的な狙い?それ自体はいいんですが、ラブ面が(いやもうありがちではあるんですが)なぜここで愛が芽生える展開に行くんだ!と呆れてしまって、もうその時点でダメでした。

『誘拐犯』と『被害者』…

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恋人交換~まやかしの楽園で~ 小説

真崎ひかる  藤河るり 

タイトル・表紙の印象よりずっと誠実だった。意外。

確かに『恋人交換(スワッピング)』というタイトルのイメージよりは真摯なラブではあるんですが、なんというか『恋人交換』という設定のためのストーリーという気がしました。

何かと無理がある、というか詰めが甘すぎる。

まず、なぜ篤紀(受)が今の恋人・明石と付き合っているのかからして疑問です。
この男のどこがいいの?これが『どこから見てもダメ男だけど、受にだけは優しい(愛が見える)』とかだっ…

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恋する本能 小説

真崎ひかる  史堂櫂 

なんて簡単な・・・

読んでてアホらしくなりました。何だ、コレ!?

史信(受)もいいように流されてるだけとしか感じないけど、それ以上に国見(攻)がもうダメ。ズルい・セコいどうしようもないバカ男でうんざりしました。

それに、脇キャラクターもいちいち鬱陶しくてイライライライラ。

いい大人(少なくとも18歳の志信よりは)が揃っていったい何やってんの?
メインCPにしたってこれじゃ年の差の意味がない…

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弱虫な恋ゴコロ 小説

真崎ひかる  緒田涼歌 

王子様とオトメン?

同じ白バイ隊員が題材ということで、アルルノベルズの『手解きは愛を込めて』のリンク作になっています。むこうは白バイ隊員同士、こちらは鑑識課員×白バイ隊員ですが。

『手解き~』の脇キャラクター(サブCPの攻)だった牧野が、宗平(受)の白バイ訓練所の同期として登場しています。←それにしても、2年も経って別レーベルからの作品でイラストも違うのに、リンクさせる必要あったのか?しかもメインCP出てない…

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手解きは愛を込めて 小説

真崎ひかる  しおべり由生 

白バイ隊員のお仕事。

真崎さん作家買いの1作で、高速の白バイ隊員同士(指導員×新人)です。

う~ん・・・もともと『お仕事もの』自体が苦手なので、その時点でもう入り込めませんでした。

こちらに限ったことではありませんが、仕事描写(こちらでは訓練やパトロール等)が延々と続くと『私は今何読んでんだ!?』とウンザリなんです。

しかもラブにも興味が持てない。何よりキャラクターが好みじゃないんです。

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ホタルハユメヲミル 小説

真崎ひかる 

後日談ならさあ・・・

商業誌『ホタルノカタコイ』の番外編同人誌です。

本編が、レビューにも書きましたが『ここで終わるんですか!?』という感じだったので『その後を描いた同人誌』に期待し過ぎてしまったようです。

てっきりラブラブ後日談だと思ったのに・・・
いえ『後日談』には違いないんですよ。ただ、私が求めてたのとは方向が違うってだけです。

緒方と2人で夏樹の叔父に挨拶に行き、夏樹が叔父の家を出ることがな…

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レモンと誘惑 小説

真崎ひかる 

レモンソーダからの解放。

商業誌『レモンの誘惑』の番外編同人誌です。

甲斐(攻)が昔の兄の催眠術もどきの影響でレモンソーダで酔ってしまい、普段抑圧している凛(受)への想いが顔を出し暑苦しい(恥ずかし過ぎる)台詞で迫ってHして、その記憶がない(本人は夢だと思っている)・・・というのが本編のラブの大元でした。

それについてはきちんとわかり合えたはずなんですが、お互いに『レモンソーダで酔った(記憶のない)』甲斐にある…

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