真崎ひかるさんのレビュー一覧

恋人交換~まやかしの楽園で~ 小説

真崎ひかる  藤河るり 

タイトル・表紙の印象よりずっと誠実だった。意外。

確かに『恋人交換(スワッピング)』というタイトルのイメージよりは真摯なラブではあるんですが、なんというか『恋人交換』という設定のためのストーリーという気がしました。

何かと無理がある、というか詰めが甘すぎる。

まず、なぜ篤紀(受)が今の恋人・明石と付き合っているのかからして疑問です。
この男のどこがいいの?これが『どこから見てもダメ男だけど、受にだけは優しい(愛が見える)』とかだっ…

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恋する本能 小説

真崎ひかる  史堂櫂 

なんて簡単な・・・

読んでてアホらしくなりました。何だ、コレ!?

史信(受)もいいように流されてるだけとしか感じないけど、それ以上に国見(攻)がもうダメ。ズルい・セコいどうしようもないバカ男でうんざりしました。

それに、脇キャラクターもいちいち鬱陶しくてイライライライラ。

いい大人(少なくとも18歳の志信よりは)が揃っていったい何やってんの?
メインCPにしたってこれじゃ年の差の意味がない…

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弱虫な恋ゴコロ 小説

真崎ひかる  緒田涼歌 

王子様とオトメン?

同じ白バイ隊員が題材ということで、アルルノベルズの『手解きは愛を込めて』のリンク作になっています。むこうは白バイ隊員同士、こちらは鑑識課員×白バイ隊員ですが。

『手解き~』の脇キャラクター(サブCPの攻)だった牧野が、宗平(受)の白バイ訓練所の同期として登場しています。←それにしても、2年も経って別レーベルからの作品でイラストも違うのに、リンクさせる必要あったのか?しかもメインCP出てない…

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手解きは愛を込めて 小説

真崎ひかる  しおべり由生 

白バイ隊員のお仕事。

真崎さん作家買いの1作で、高速の白バイ隊員同士(指導員×新人)です。

う~ん・・・もともと『お仕事もの』自体が苦手なので、その時点でもう入り込めませんでした。

こちらに限ったことではありませんが、仕事描写(こちらでは訓練やパトロール等)が延々と続くと『私は今何読んでんだ!?』とウンザリなんです。

しかもラブにも興味が持てない。何よりキャラクターが好みじゃないんです。

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ホタルハユメヲミル 小説

真崎ひかる 

後日談ならさあ・・・

商業誌『ホタルノカタコイ』の番外編同人誌です。

本編が、レビューにも書きましたが『ここで終わるんですか!?』という感じだったので『その後を描いた同人誌』に期待し過ぎてしまったようです。

てっきりラブラブ後日談だと思ったのに・・・
いえ『後日談』には違いないんですよ。ただ、私が求めてたのとは方向が違うってだけです。

緒方と2人で夏樹の叔父に挨拶に行き、夏樹が叔父の家を出ることがな…

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レモンと誘惑 小説

真崎ひかる 

レモンソーダからの解放。

商業誌『レモンの誘惑』の番外編同人誌です。

甲斐(攻)が昔の兄の催眠術もどきの影響でレモンソーダで酔ってしまい、普段抑圧している凛(受)への想いが顔を出し暑苦しい(恥ずかし過ぎる)台詞で迫ってHして、その記憶がない(本人は夢だと思っている)・・・というのが本編のラブの大元でした。

それについてはきちんとわかり合えたはずなんですが、お互いに『レモンソーダで酔った(記憶のない)』甲斐にある…

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レモンの誘惑 小説

真崎ひかる  しおべり由生 

この攻、恥ずかしいんですけど!

主従もの。クールな眼鏡の傍仕え×天然箱入りお坊ちゃま。

・・・と言うとマトモそうですが(ゴメンナサイ、先生)、でももうこれはイロモノに近いと思う。いや、私は好きなんですけどね。

HYPERレーベルは、コンセプト的にH多過ぎてラブがおろそかになるケースが多くて私はかなり苦手なんですが、これくらいアホらしい突き抜けた設定(100%褒め言葉ですから!)ならもういいやと思える不思議。

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抱きしめたまま、ここにいて。 小説

真崎ひかる  麻生海 

背景が重くて気が滅入る。

印象をひとことで言えば『陰気な作品だなあ・・・』です。

キャラクターやストーリーそのものもあまり好みじゃないんですが、それ以前に雨音(受)の背負ったものが重苦し過ぎてどうも・・・

切なさや健気の演出なら、それを楽しめる範囲で留めておいて欲しいですね。

ハッキリ言わせてもらえば、ラブストーリーに読んで気分が悪くなるような要素はいらないんです。それで肝心のラブを楽しめないのなら…

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ひそやかな独占欲 小説

真崎ひかる  笹生コーイチ 

なんかヘンな構成・・・

あらすじは表題作のものですが、全部で3編入っていて表題作は1/3強程度、あとの2編は別CPのスピンオフになっています。

そもそもの成り立ちは、2編目『ささやかな独占欲』が雑誌掲載されて、ノベルズ化に際して表題作(と『ささやか~』CPの後日談)を書き下ろしたそうです。
・・・なんで?

う~ん、特に表題作が短過ぎて中途半端だと感じました。
そもそも(量的にも成り立ち的にも)なんで…

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目を閉じて触れて 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

年の差ラブ! 出会いと再会の展開と雰囲気が良かった!

初読み作家さんです。年の差年上攻めの設定に魅かれて購入。

内容は、造形作家•永渡(30歳)×高校生•志央(17歳)の年の差&年上攻&再会もののお話。

年の離れた兄と2人暮らしの志央は、中学の時兄の務める病院の中庭で、永渡と出会います。
仕事中に事故で目に怪我をしてしまい、今はほとんど視力がない状態。
それでも宮沢賢治の短編集を読みたいと、永渡が苦心しているのを見かねた志央は自ら朗読…

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