真崎ひかるさんのレビュー一覧

虹 山岳警備隊/再録総集編 小説

真崎ひかる 

山を下りた山岳警備隊員。

真崎さんの山岳警備隊シリーズ(『白の彼方へ』『暁の高嶺で』)の番外編同人誌再録集です。


1編目『紺の彼方で』

『白の彼方へ』の塩見(攻)と朝陽(受)。

本編では終始『山(冬山)』の生活でしたが、こちらは朝陽がツルギと暮らす街での仮住まいを塩見が訪ねて来ます。朝陽はもう年中ずっと山暮らし(山小屋は変わっても)だと思ってたよ。

朝陽の亡くなった恋人で塩見の兄の存在を思いつつ…

1

迷走メイド 小説

真崎ひかる 

迷走メイドは常識人?

既刊「幼妻はコスプレメイド」の番外編同人誌、商業誌発売からも2週間たらず、
J庭発売とまだまだ新鮮味がある番外編となりました。
ヤクザと大差ないような雰囲気の弁護士志方と叔父のメイドキャバクラで働く
未来とのその後の二人。

志方の事務所でアルバイトをするようになった未来が、再び女装メイド姿で
メイド相方になっているユナとフライヤー配り。
未来の不機嫌を彼とケンカしたからだと図星をさ…

1

幼妻はコスプレメイド 小説

真崎ひかる  Ciel 

正体は不明の男に惹かれる

クールビューティーが売りの未来は叔父が経営するメイドキャバクラで
バイトをする19才、普段は黒服バイトだが、店の女の子が変な客に言い寄られていると
オーナーの叔父から聞いて、その子を護衛する目的とチラシ配りで新規客を
勧誘しようと言うことで、叔父に頼まれメイド姿でチラシを配る。

そんな時に見たからにチンピラと解る相手に絡まれ、危ないところを助けられるが
助けてくれた相手はどう見てもヤ…

2

幼妻はコスプレメイド 小説

真崎ひかる  Ciel 

借金の担保から

叔父の経営するメイドキャバクラでウェイター、時には(金のため・その他で)メイドとして働く未来(受)。

チラシ配り中にチンピラに絡まれたところを怪しげな黒いスーツのヤクザの幹部風(実際には、もう登場時からそうじゃないのはわかってるけど)の志方(攻)に助けられ、気に入られて・・・

幼稚で生活力のない未来の父親の借金について、志方に『間に入ってやるから担保として未来を預かる』と言われ、そうい…

3

恋でなくても 小説

真崎ひかる  奈良千春 

バカな攻め様

尻に敷かれたがり〜な受け様に甘ったれな攻め様に私はキュンキュンきました(笑)
ダメ男好きーにはたまらんお話しです。

高校時代からの付き合いで大学卒業間近に二人の関係がこの後まさかこんなに進展しないまま続くとは(笑)
受け様の素直じゃない上に、攻め様の秘書で私生活も慰めるべく体を与えるとかもうテンプレ(。-_-。)
好きだから好き放題な彼を許し恋人と別れるたびに自分を慰めろと定期的に甘え…

3

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

狐と狸の組み合わせに改めて萌えました。

新刊チェックで、いつもの書店で特典ペーパーが付くということで、
予約して購入しました。

シャレード文庫で真崎先生の動物の人外モノといえば「もふもふ」シリーズですが、
挿絵が「もふもふ」シリーズでお馴染みの桜城やや先生ではなかったことと、
同じシリーズでもタカツキノボル先生や木下けい子 先生が担当していた時も
あったので、もしかして今回も違った切り口で関連しているのかなと思っていました…

4

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

ロミオとジュリエット?

『変身・もふもふ』系統としては、真崎さんの同じシャレード文庫の『もふもふ』シリーズ(うち1作だけは大好きなんだけど)と同じく、個人的好みにおいて微妙でした。
ただ、もふもふ成分は多かったですね。

ストーリーはあっさりさっぱり薄めで、さら~っと読めますがちょっと物足りないかな。でも、私はそれ以上にキャラクターがどうも・・・

佳寿(受)は18歳にしてはアホ過ぎ・幼過ぎな気はしますが、それ…

3

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

おバカなタヌキ、癒される~vv

なんとなく思ってた通りの感じでした。
おバカなタヌキとデキるなキツネ。

タヌキ族の佳寿が郷の渇水を救うために頑張るお話。
キツネ族が持ってる「狐の尾筆」を手に入れるために狐族の頭領(依吹)のもとへ。
ポメラニアンに化けて佳寿の屋敷に乗り込むのですが
お約束通りのタヌキです…素直で相手をを疑わずバカ正直?
化けの皮がはがれ伊吹に見つかります(^^;)

だけど伊吹もタヌキと分った…

3

「雨宿りはふたりで」書き下ろしSSペーパー グッズ

『あの場所』で。

『雨宿りはふたりで』の書き下ろしSSペーパーです。

文庫の本編後のSS『その後のふたり』で、そのうち行くかと言っていた(過去の事件の舞台となった)あの川を訪れた2人。

ずっと囚われていた過去から、お互い一歩踏み出せたのか・・・
もちろん、完全に忘れることはできない・忘れなければならないことでもないでしょうが、それでも相手がいたから『この場所』に来られた。

2人を繋ぐ出来事の重さ…

2

雨宿りはふたりで 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

雨の記憶。

雨に繋がる過去に囚われた2人の物語です。

設定もストーリー展開も、まさしく絵に描いたような『ベタな王道のテンプレート・お約束』です。
読みながら、2人の関係性もこの先どうなるかまでもわかりきってます。

2人の因縁というか関係は、冒頭すぐ(というかあらすじでもうそこはかとなく・・・)には何となく、半分でほぼ完全にわかりますが(読み手としての私には。作中でのネタばらしは終盤です)、それが…

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