真崎ひかるさんのレビュー一覧

どきどきモンスター図鑑~キメラ~ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

しっぽはアクセサリー

雨宿りに利用した洋館にあった一冊の図鑑……それが皆の運命を変えていく――
と書くとなんだかホラーちっくですけど、ホラーではありません。
ミステリーでもない…と思う。
というのも、この本だけではなにも解決していないから。
解決するのか、こういうものだと進むのかもまだよくわかりませんが、謎はまだまだ次に持ち越しのようです。(スピンオフも決定してます)

洋館で見つけた図鑑には、様々な伝説上…

3

魔法のリミット 小説

真崎ひかる  相葉キョウコ 

シッポも耳もありません

なんとなく、モフモフシリーズの新刊かと思いこんでいたら、違ったのね。
って、そもそもレーベルが違う事に気付って話なんですが。

お話の大筋というか、モチーフは「ローマの休日」。
財閥の御曹司・周防=王子様が、結婚前の最後の自由の日々を過ごすお話。
財閥継承者として育てられ、またそうなることを受け入れていた周防が、自分の好きな研究生活を離れるリミットを目前にして、妹にそそのかされます。

0

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

かわいそうな子受け

ついつい手に取ってしまう内容です(;^ω^)

家族4人で交通事故にあったのですが、受け様だけが助かります

受け様の自慢のお姉さんの婚約者だった攻め様と暮らし始めて・・・
受け様は身内では叔父さんがいるようですが
いまいち受け様をよく思っていないし、受け様の父親の会社をここぞとばかりに
ちゃっかり社長就任している感じで
他人ですが攻め様と家族(暮らしたい)になりたいということに

0

王子と呼ぶには野蛮でも(表題作 キラキラ星の約束) 小説

真崎ひかる  春野アヒル 

もったいないな…

何というか…一体どんなとんキワものかと思えば普通の話でした。
特に山場といったものはなくーサラサラ~っと読み終わりました(´・ω・`)
…何か…もったいないな…。
星型のピアスにしても、父親の遺骨がコロンビアから送られてきて死を実感するシーンにしても…盛り上がれる要素がちゃんとあるんですよ。
なのにそこがさらーっと流されちゃってるから印象に残らない。
あと杉澤さんをライバル視している名村…

0

虜囚花嫁 小説

真崎ひかる  わたなべあじあ 

うーん

わたなべあじあ先生のイラスト可愛いくて好きです。

ただ、この作品のイラストで頭をポンポンされている世浬の顔は……
アヘ顔に近いものがある!と思ってしまいました~。

イラストで決めて、あらすじも読まずに購入したりするから
表紙を見て、この受がこの攻に嫁ぐんだろうなという単純な解釈で
読み始めましたが……
読み始めからすでに状況が違います(笑)

世浬が嫁ぐのは北斗の兄であって…

0

キリンな花嫁と子猫な花婿 小説

真崎ひかる  明神翼 

キリンと子猫はラブラブです

明神さんの素敵イラストがぴったりマッチしている寡黙で不器用な男と
寂しがりやの少年とのラブです。
攻め受けとは関係ない花嫁花婿設定は後半で可愛いお披露目をしてくれる。
主役二人の分身みたいなぬいぐるみ、きっとさぞや可愛いのだろうと想像しました。

両親を12歳で突然亡くしてしまった佐知は親戚に高校卒業までお世話になり
独り立ちするために単身東京に上京するのですが、その手にはキリンのぬい…

6

キリンな花嫁と子猫な花婿 小説

真崎ひかる  明神翼 

ほのぼの~

表紙買いをしました(*´∀`*)
明神翼さんのイラスト最初は濃いな~と思っていたのですが
ドつぼでした(*´Д`*)イイ~

なんかサラ~と書かれているのですが
受け様の性格もあるのか、両親が受け様を置いて自殺とか
そのいなくなる夜の出来事とか悲惨すぎて可愛そうなのです!
迷惑・お荷物と思われるのが嫌な受け様・・・頑張ってこれまで生きてこられたんですね

と、攻め様ですが無口で口…

3

キリンな花嫁と子猫な花婿 小説

真崎ひかる  明神翼 

あっさりほのぼの。

真崎さん作家買いです。が、最近(というには長いか・・・?)特にシリアス系ではガッカリ続きだったので、こちらはどうか?と恐る恐る読んでみました。
もともとシャレード文庫の真崎さんとは相性悪いので。

まず、タイトルその他あらゆる面からてっきりライトなコメディかと思ってたんですが、結構シリアステイストでしたね。でもまあ、あらすじにある大元の設定部分が既にコミカルそのものではあるんですが。
しか…

5

共鳴関係 小説

真崎ひかる  椿森花 

私には響かなかった

ピアノに欲情する高校生(引きこもり)奏音は
従兄弟のすすめで教会併設のオルゴール美術館を訪れる。
そこを管理する優しい青年・信乃と出会い…
…と、導入部は雰囲気あって良い感じ。

奏音の秘密(夜の教会でオルガンに触れながら自慰)を
信乃が知ったことで
信乃も奏音にだけ本当の顔―無感情で冷酷―を見せるところまではまあ面白かったです。


しかしその後の展開が…。

互いの夜の…

3

共鳴関係 小説

真崎ひかる  椿森花 

これってピアノフェチな変態?

読みはじめから思わず引いてしまうような展開にびっくりしてしまいました。
だって、ピアノに欲情して自慰ですよ?どんなマニアックな性癖なんだと思ってしまう。
もっともはっきりした原因と言うかきっかけはあって、
受けになるピアニスト志望だった奏音は中学生の頃に師事した先生に初恋と初めての
発情を1度に覚えてしまい、それがピアノレッスン中だったことから、
ピアノ、鍵盤に向かうと何故かいつも劣情ス…

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