真崎ひかるさんのレビュー一覧

身がわりの恋 小説

真崎ひかる  明神翼 

確かに〝身代わり〟ではありましたが…

引っ込み思案の侑矢はゲイの大学生で居酒屋でバイトをしています。
バイト先の先輩に密かに想いをよせていたのですが
ちらちら見ていたのを気づかれていたらしく
蔭口のようにロッカールームで誰かに電話で
「気持ちわりーよなぁ」と言っていたのを偶然聞いてしまい
落ち込みます。
それをさりげなくフォローしてくれたのが
同じ大学へ通う拓海でした。
明るい拓海は社交的で友達も多く
侑矢は次第に拓…

5

嘘つき王子と花嫁候補 小説

真崎ひかる  Ciel 

タイトルがネタバレ

『嘘つき王子と花嫁候補』のタイトル通りの内容で、八割方読まずとも物語は想像できる使用だと思いましたw。
中身の感想としては。。。薄味のファンタジーといったところでしょうか。
王子様やらペガサスやら花であふれる素敵な庭園や、馬に乗ったり馬車に乗ったりとファンタジーなアイテムスペルが満載なのにいまいち盛り上がりに欠けるような感じでした。
凪いだ物語というか。。。心がざわざわしないとうか、キュン要…

2

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

嘘から出た真

一生懸命だけど失敗してしまう、仲間の為、自分に与えられた使命の為それでも頑張るドジっ子の佳寿が可愛かったです。健気で不器用で、依吹のからかいにも気づかない奥手な鈍感さが大変萌でした。可愛い!
咄嗟の言い訳に口にした嘘の言葉だったのに、依吹の素の一面に触れるにつれ佳寿の中に本物の恋心が芽生えてゆきますが、その心情の変化に悶えました。
受が攻の掌の上で転がされてたはずが、攻が受を溺愛過ぎて甘々にな…

0

どきどきモンスター図鑑~ヴァンプ~ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

う――ん

面白くないわけではないのですが、ただひたすら話の終わり方がすっきりしませんでした。
前作を読んだ上で続きになっているのかと思いきや
カップリングを変えた違う人目線でのお話なだけで続きというわけではありませんでした。
登場人物はほぼ変わり映えなく、前作でちらほら見えていたカップリングの詳しいお話なだけでした。
自身が一番欲しい
で、この後どうなるの??的な疑問は何一つ解決なされていなかった…

0

どきどきモンスター図鑑~ヴァンプ~ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

もや…もや…

「どきどきモンスター図鑑~キメラ~」のスピンオフ。
前回も登場した柚季と若宮のお話です。
スピンオフなんですけど、時間軸が同時進行なのでこの二冊でひとつみたいな感じ。
ヴァンプを読んだらキメラも、キメラを読んだらヴァンプも読んだほうがいい…ような気はするんですけど、でも前回から続く謎は全く解決してないんですよ…

今回は表紙とタイトルからわかるように、吸血鬼です。
なんか一気にモンスタ…

2

どきどきモンスター図鑑~キメラ~ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

素直に萌え足りない

うーん・・・
なんでしょう、ただアニマル耳と尻尾が書きたかっただけなんじゃ・・・
とてつもないこれじゃない感が半端なかったです。
設定としては面白いような気がするんですが
読み足りない
萌え足りない
キュン足りない
というのが自身の素直な感想。
ただ二か月連続リリースされるようなので今月出た巻を新たに読むことで
充足されるのかもといささかなる希望を持っています。
モンスター図鑑…

3

どきどきモンスター図鑑~キメラ~ 小説

真崎ひかる  小椋ムク 

しっぽはアクセサリー

雨宿りに利用した洋館にあった一冊の図鑑……それが皆の運命を変えていく――
と書くとなんだかホラーちっくですけど、ホラーではありません。
ミステリーでもない…と思う。
というのも、この本だけではなにも解決していないから。
解決するのか、こういうものだと進むのかもまだよくわかりませんが、謎はまだまだ次に持ち越しのようです。(スピンオフも決定してます)

洋館で見つけた図鑑には、様々な伝説上…

3

魔法のリミット 小説

真崎ひかる  相葉キョウコ 

シッポも耳もありません

なんとなく、モフモフシリーズの新刊かと思いこんでいたら、違ったのね。
って、そもそもレーベルが違う事に気付って話なんですが。

お話の大筋というか、モチーフは「ローマの休日」。
財閥の御曹司・周防=王子様が、結婚前の最後の自由の日々を過ごすお話。
財閥継承者として育てられ、またそうなることを受け入れていた周防が、自分の好きな研究生活を離れるリミットを目前にして、妹にそそのかされます。

0

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

かわいそうな子受け

ついつい手に取ってしまう内容です(;^ω^)

家族4人で交通事故にあったのですが、受け様だけが助かります

受け様の自慢のお姉さんの婚約者だった攻め様と暮らし始めて・・・
受け様は身内では叔父さんがいるようですが
いまいち受け様をよく思っていないし、受け様の父親の会社をここぞとばかりに
ちゃっかり社長就任している感じで
他人ですが攻め様と家族(暮らしたい)になりたいということに

0

王子と呼ぶには野蛮でも(表題作 キラキラ星の約束) 小説

真崎ひかる  春野アヒル 

もったいないな…

何というか…一体どんなとんキワものかと思えば普通の話でした。
特に山場といったものはなくーサラサラ~っと読み終わりました(´・ω・`)
…何か…もったいないな…。
星型のピアスにしても、父親の遺骨がコロンビアから送られてきて死を実感するシーンにしても…盛り上がれる要素がちゃんとあるんですよ。
なのにそこがさらーっと流されちゃってるから印象に残らない。
あと杉澤さんをライバル視している名村…

0
PAGE TOP