深井結己さんのレビュー一覧

指先で愛を語れ コミック

深井結己 

同時収録作が好き

双子の弟編です。
(兄編は「それは僕の愛じゃない」です。)

学生時代からバドミントンの先輩後輩の関係で、今では同じ会社のバトミントン部に所属する檜垣と総太。
恋人同士だと思っていたら、ただのセフレだと思い知らされてしまった檜垣は、諦めきれないまま微妙な関係が続いていました・・・
ある事故がきっかけで、二人の誤解がとけめでたしめでたしなのですが、それにしても、辛抱強かったですね、檜垣くん…

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指先で愛を語れ コミック

深井結己 

深井さんには珍しい、受け攻め両方眼鏡じゃないCP

「それは僕の愛じゃない」の双子の弟・総太編です。
お相手は、前作の最後の描き下ろしで
総太との仲を匂わせるような発言をしてた
見るからに体育会系の総太の実業団バドミントン部のトレーナー・檜垣。

冒頭でいきなり寝ちゃってる二人ですが
恋人気分でいたのは檜垣だけで
総太は「Hがうまそうだったし」という理由で寝ただけ、という
檜垣の報われない恋心から始まってます。

しかし、最初の…

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指先で愛を語れ コミック

深井結己 

面倒見の良い先輩は手放してはいけません。

「それは僕の愛じゃない」の主人公・一総の双子の片われ、総太のお話です。
「それは~」を読んでいなくても一応大丈夫ですが、読んでいればもっとこの関係が深くわかるかも?ではあります。

大学の先輩・檜垣は在学中から総太の事が好きだったんですね。
ハッテンバーで総太と出会い、同じ嗜好の人間だってことがわかり同衾してそれから気になるようになって、でも総太は遊び人。
それで社会人になっても同じ会社…

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指先で愛を語れ コミック

深井結己 

『それは僕の愛じゃない』のスピンオフ

巻末描き下ろしまんが『誰かのだいじな誰かのはなし』に登場した檜垣×総太のお話です。

大学時代から後輩の総太に片思いをしている檜垣。
男好きだが人を愛することが分からないと言う総太と、身体だけの関係を続けていた。
しかし実は総太は道ならぬ恋に苦しんでいて・・・。

『誰かのだいじな誰かのはなし』ではおバカで軽そうに見えた檜垣さんですが、ものすごくまともで優しい人でした。
総太を深い愛…

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秘書とボディガード コミック

深井結己 

ヘタレワンコ攻めと年上眼鏡受け天国w

以前から
深井さんは眼鏡男子が好きなんだな~とは思ってましたが
ここまで漏れなく眼鏡男子受けが詰め込まれていると
もはや脱帽ですw

表題作の「秘書とボディガード」は、文字通り
ある大物政治家の秘書(眼鏡w)の春沢と
その政治家のボディガード、でも実は
政治家の妻の依頼で
政治家の浮気調査を依頼された調査員・川端とのお話。
春沢は実はずっと政治家の事を思い続けていて
そんな春…

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はつ恋ものがたり コミック

深井結己 

ツンデレがとろける様がかわいくてたまらない!

「はつ恋ものがたり」
まず今まで恋をしたことがない、という荒塚先生の
キャラ設定に萌え萌え。そう聞くとすごく冷たい人なのかしら、
と思うと荒塚先生はただ感情面で鈍感なだけ(笑)
むしろ生徒に対しては熱い先生だし、信頼も厚いところをみると
本当に他人の気持ち(おそらく好意限定)に疎いだけなんですよね。
そういった面ではぽけぽけしていると言っても過言ではない荒塚先生の
心の隙間にうま~く…

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晴れたる青空 コミック

深井結己 

絵柄がちょっと…

この作者さんの作品は初めてなのですが、趣味に合わないというより、生理的に受け付けませんでした。

私は元より死ネタ好きな方なので、レビューと表紙見て買ってしまいました。

まぁ、結論言えば騙されたなー、と思います。
好きな人は好きだと思うんですが、表紙で騙されます。
ページをめくると、昭和系の絵が…っ!
私、昭和の絵、苦手なんです。
もうこの時点でヤバイのですが、読み進めて行けば好きになる作品…

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晴れたる青空 コミック

深井結己 

ハッピーとバッドの中間

ここまで好みの分かれる短編集は久しぶりです。
ある人は大好きでも、ある人はもう2度と読みたくなくなっってしまう。
私はもちろん前者です。
「死」という要素のないお話がほとんどないということで、
作者の深井さんの言うとおりまさに「鬱鬱ほっこり鬱ほっこり」な短編集になっています。

「晴れたる青空」
今まで知ろうとしなかった大切な感情を全てを終えた後に知ってしまう衣川くん。しかしそんな衣…

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きみが居る場所 コミック

深井結己 

やはり子連れというのは苦労するようです

この一冊もホロっとさせて切なかったり暖かかったり。
2000~02年作品なので古い絵柄の感じもありますが、ストーリーは相変わらず読ませます。

表題と「息がとまるほど抱きしめて」は連作
高校の時転校してしまった同級生・建人を、連れ相に先立たれ子供一人を男やもめで育てている八百屋の隆美の家の前で行き倒れているところを拾ったのに始まります。
建人はゲイであったのを親に知れて、それで転校・そし…

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おとうさんは罪作り コミック

深井結己 

もう一歩…

う~ん…表題作はよかったけど、これももう少し息子の悶々とした様子を見たかったなぁ。なんかあっさり話がまとまりすぎてた。読み切りだから仕方ないかな。キャラは皆よかったし、面白かったんですが、私的にはあと一歩。

続編に出てきたお母さんはなかなかよかった。誠人との会話が大人すぎて可笑しかった(笑)
あとは中学生の睦生に犯される夢がすごく好き。なんか背徳的でいい。少年が男になっていく過程ってなんか…

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