森本あきさんのレビュー一覧

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とってもライトな番外編集

12作の番外編と、各作品の絵師さんによる1ページ漫画を収録した全サ小冊子。

番外編のほとんどは、5〜7ページと短め(和泉桂さんが9ページ、綺月陣さんが11ページとやや長め)。
全体的にエロ薄で、他愛ない日常を描いた作品が多い印象でした。

■宮緒葵『華は褥に咲き狂う』番外編
戯れに、いつもとは逆の服装をしてみる純皓と光彬。
男装(?)した純皓は凛々しく男前で、
「優しくする……始…

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身代わりヒツジの躾け方 小説

森本あき  Ciel 

ブラックな雰囲気は悪くないですが……

父親の借金を返済するため、資産家の剛也(攻め)に売られた朝日(受け)。
監禁され身体を弄ばれながら、少しずつ剛也の人となりを知っていき……

エロいのを目指した、とあとがきにありますが、残念ながらそれほどエロさは感じませんでした。
朝日はほぼ全編にわたり監禁され乳首にローター+後ろにバイブを入れられていますが、その状態で過去を回想したり、剛也と会話したりしており、時々思い出したように調教シ…

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花嫁たちを奪い返せ! 小説

森本あき  タカツキノボル 

不思議な森本ワールド、相変わらず男同士である必要性は皆無

いや~冗長でしたw
今回は一段とポエム
いい年した大人の男の考えとは思えない思春期の少年少女みたいなポエムの連続
そうやって随所随所にセンチメンタルなモノローグが挿入されるせいで、一応三人称なんだけど激しく視点移動してるみたいで落ち着きません
あと地の文で『むかむかむか。』はさすがにやめてw

本物の男兄弟はこんなにベタベタしないとか言っちゃいけないんでしょうが、こんなリアリティのない…

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秋のときめきベストセレクション2011 グッズ

小さいながら大ボリューム!

B6サイズの小冊子ですが、結構読み応えがあります。番外編に本の表紙イラストが使われています。

愁堂れな「下克上にはわけがある 番外編」
瀬谷が同期の飲み会にも参加せず評判が落ちていると聞いて、島田がたまには行けよと進めたところ不機嫌になり…。島田は「お前」呼び(本文では「瀬谷」呼び)ですが、瀬谷は「幸也さん」呼びなのが萌えました!

妃川螢「イリーガル・ラヴ 番外編」
久遠寺の誕生日…

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好きという名の魔法 小説

森本あき 

初読みの続編

ただいま小説ブームが来ておりまして、読みかえしたついでに続編もレビューを。
というかさっき気づいたんですが、この作品2000年発行…。なんと。。(笑)
まぁそれはさておき。

今作もとくにハラハラするわけでもなく、甘々を堪能しました。
腐歴も長くなってきたのでどんどん趣味が危なくなっているせいか、
ちょっとの波乱には動じなくなっているのかもしれません(笑)

というわけで、前作より…

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魔法の言葉をささやいて 小説

森本あき  滝りんが 

初読みBL

びっくりすることにこれが初めて読んだBL作品です。
中学生のころ…かな…まだBLというジャンルを知らなかった頃に図書館で姉がもらってきたのを読みました。(笑)
当時すごい衝撃を受けたのを覚えています…。
姉と読んではいけないものを読んでしまった…とばかりに親に隠しつつ資源回収へ。
高校生になってからまた読みたくなって購入しました(笑)

内容はというと、甘々でえろいですね。笑
最近は…

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官能小説家を束縛中 小説

森本あき  かんべあきら 

健気な受け

「緊縛ものの名手」として熱狂的ファンを獲得している官能小説家・綺羅清流を名乗る左京は、鈴蘭の家の離れに住んでいる。
 左京は、人間嫌いで、以前の担当と揉めてしまい、一時期小説家を止めようとしたことがある。
 それ以来、鈴蘭は左京の代わりに、左京が表舞台に出る必要がある時の「身代わり」をしている。
 大好きな左京には小説だけを書いていてほしいから、編集者とのやりとりも、雑誌の取材も全部、鈴蘭の…

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義兄弟のひめごと 小説

森本あき  壱也 

よく分からなかったかな…


本当に個人的な感想なのですが……、あんまり萌えなかったかな。萌えないというよりも、萌えるためのシーンというか甘い雰囲気のシーンが少なかった。
家族でほんわかする場面ばかりで、萌えるところといえばホテルでエッチする場面くらい。攻めと受けが両思いになる過程とか瞬間とかも分かりにくいし、読んでいて「私が求めていたものとはなんか違うな…」と思いました。

絵はめちゃくちゃかわいかったです!この本…

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官能小説家へ告白中 小説

森本あき  かんべあきら 

泣ける小説とは思わなかったのに泣いた~

官能小説家4作目です。近衛×若葉は服従中に引き続き2作目。
ぶっちゃけこんなAV題名の小説でまじめな泣ける恋愛を読ませてくるとは思いませんでした・・・。
泣けたんですよ!若葉の辛さに。

小説家の近衛のため、担当編集者の若葉は実験体として躰をいじられる。
うん、ここまではよくあるAV。
近衛に躰をいじられるけどそれは愛情や欲情からではなく、近衛はあくまで小説のために「観察」している。こ…

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ぼくの大好きなひと。 小説

森本あき  滝りんが 

勘違いから始まった恋

古い作品ですが、森本さんお得意の甘くて可愛いお話でした。片思いしていた相手を女の子と勘違いしていた高校生と怖がりな大学生の不器用なラブストーリーになります。前半は攻め視点で、後半は受け視点になってるので、2人の気持ちが分かりやすかったです。

短期間のバイトとして、翔太がコンビニ店員をしていた時に知り合ったのは、女子大の夏季特別講座に参加していた可愛くて優しい佳輪でした。毎日コンビニに来てくれ…

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