森本あきさんのレビュー一覧

素直な恋、素直じゃない恋人~社員寮は大騒ぎ!~ 小説

森本あき  みろくことこ 

堂々巡りで絡まっているけど、これはこれで、の愛。

「社員寮は大騒ぎ」シリーズのスピンオフ的な一冊。本編でメインカップルのキューピッド的な役回りを果たしつつも、何か一筋縄ではいかないものがありそうな感じを醸していた社員寮の料理人と寮監さんのおはなしです。

本編でもふたりの関係性は何か独特なものがありそうな感じではあったのですが、終始料理人・音羽のひとり語り形式で進むこちらは、なかなか変わった感触の作品でした。

なんだか暗いトーンで気持ち…

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きっと、最後の恋 小説

森本あき  みろくことこ 

社員寮でふたりの世界。

「きみと恋をしよう〜社員寮は大騒ぎ〜」の続編。前作では恋愛未満の関係だったところから、主人公が心の中で行きつ戻りつしながら、芽生えた想いを自覚し恋人になるまでのおはなしです。

この巻になると、お仕事は全く関係なくなり、二人が営業マンであることだの、舞台が社員寮であることだのを忘れそうになります。それにしても「50人ほどが入居している独身寮」という設定なのに、他の入居者の影が無さすぎでは? 「…

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きみと、恋をしよう ~社員寮は大騒ぎ!~ 小説

森本あき  みろくことこ 

ライバル同士の。

kindleのアンリミテッド対象になっていたので、全く知らなかったけど読んでみました。10年程前に出版された本なんですね。

前半はタイプの異なる2人の営業マンの仕事のやり方についての話が多く、お仕事についてをメインで進む話なのかな? と思いましたが、後半は社員寮内で起こることの描写が多くなります。

ライバルだったはずの男に「好きになった」と告白され、トラウマがあり恋を避けてきた主人公が…

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腹ペコウサギと可愛いオオカミ 小説

森本あき  コウキ。 

神様の仕事内容が1番興味深い件

コウキ。先生のイラストが好きで購入した、初読み作家さんでした。
イラストに関しては、本当に可愛い!!
最後の浜辺での2人の再会シーンのあのイラストには長く見蕩れてしまいました。

物語の内容としては、特に二転三転する事もなく単調に話は進むので、正直、せっかくの設定が生かしきれてないように感じました。

プロローグで神様の仕事内容からいきなり始まるので、頭の中は???な感じだったのですが…

2

菅ヶ原家のアブナイ兄弟 小説

森本あき  明神翼 

ファンの方ごめんなさい、全く楽しめない

ごめんなさい、全く楽しめないです・・・。
もともとこの作者さんの作品はそのほとんどが相性がわるいのですが、好きなイラストレーターさんが挿絵を担当されることが多くたまに買います。

その中でも一番受け入れられない作品でした。
まず受け。この作者さんお決まりの精神面が非常に幼く自己評価が非常にひくく、延々と僕なんて僕なんてとうじうじとしているタイプ。
(でも世間の評価は高かったりするように描…

3

腹ペコウサギと可愛いオオカミ 小説

森本あき  コウキ。 

ギャップ持ちウサギ×オオカミ

あらすじ:
狼族長の跡取り・大地(受け)は成人の儀で山を越える途中、ウサギ族のハル(攻め)と知り合う。同じく成人の儀の途中だというハルに誘われ、一緒に山を越えることになり…

狼属性のウサギ×兎属性のオオカミというちぐはぐな組み合わせがなかなかユニークな一冊。

大地は小柄で女の子のような容姿で、性格もおっとり系で…と、全く狼要素のない草食系男子。
それに対してハルは、ウサ耳が全く似合…

4

その手は恋を拒めない 小説

森本あき 

一人住まいで風邪ひくと心細いんだけどね

久しぶりにみずかね先生本~しかも王子様系美形じゃーん と うきうき読書開始。
しかし お話の方が、今一つピンとこず・・・・
風邪っぴきで弱ってるシーンと、心奪われる絵をみたときのシーンの2か所は
いいなあ と思ったので、萌。
ああ、2か所ともBL的要素なところじゃなかった(笑)
BL的評価になると じゃあ中立か。

みずかね先生の絵は全て見ずにはおれん! という方はおいといて
そう…

2

菅ヶ原家のアブナイ兄弟 小説

森本あき  明神翼 

これが監禁モノ…?

あらすじ:
大手商社に勤める羽宮(受け・24歳)は、旧華族の家系の長男。
弟の春宮(攻め)の20歳の誕生会の夜、彼に地下に監禁され…

作品紹介欄のあらすじ通り、兄が弟に監禁され犯されるという話。
驚いたことに、それ以上の展開は全くありませんでした。

幼い頃から弟に求愛されてきた羽宮。
20歳になったら考えてやる、という昔の約束を引き合いに出して迫られ、弟を諦めさせるため誕生会に…

5

不埒な博戯 小説

森本あき  Ciel 

萌えなさすぎて何が何やら

天涯孤独となった受け。天性のギャンブル運があり、勝負事に負け知らずだったので派手に稼いでいたが、ある日イカサマだと絡まれたところを見知らぬ男に助けてもらう。その男に「じゃんけんで勝ったらセックスさせろ」と言われ、まさかの敗北。以後もじゃんけんに負けては身体を好きにされるばかりで…。


ギャンブルで負け知らずの受け、という設定に惹かれ、最近個人的にハズレ続きだったので購入を避けていた森本あき…

3

不埒な博戯 小説

森本あき  Ciel 

ギャンブルものというよりジャンケンもの?

『身代わりヒツジの躾け方』のスピンオフ。 
スピンオフといっても前作攻めがチラリと登場する程度の繋がりで、単独でも読める内容です。

主人公の咲空(受け)は、ギャンブルで負けたことのない強運の持ち主。
ある日、雀荘でイカサマを疑われていたところをイケメン実業家の刀矢(攻め)に助けられます。
お前の顔が好みだ、セックスしたいとストレートな告白を受け、じゃんけんで勝負するも敗北。
以来、一…

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