新田祐克さんのレビュー一覧

キスアリキ。 3 コミック

新田祐克 

貫ぬかれたテーマ

1巻目のレビューの折に「担がれる神輿と担ぐ者」なるタイトルをつけた記憶がある。
ヤクザの跡目を継ぐ立場でありながら、その妖艶な容姿にコンプレックスを抱いていた透と、彼を担ぐ神輿として担ぐ者になろうと決めた六実の物語は、2巻で透の従兄弟の登場でキナ臭さを匂わせながらも、2人がセックスを通して身体も離れられない関係になっていく様を描いておりましたが
いよいよ完結。
カタギになろうとしていた透と六…

8

キスアリキ。 3 コミック

新田祐克 

満腹

カバー裏のストーリーを読んで、透がどんな悲惨なめに!と思ったら未遂か?という感じでした。(私的には救出された後の二人の絡みが見たかった!です。)
お話的には詰め込み過ぎの感もあり、お腹一杯です。もう少しゆっくりした展開でもよかったのではと思わなくもありません。
六実は・・・気付いているのでしょうね。色々背負わされて可哀想な気もしますが、透に愛されていれば強く生きていけることでしょう。
続きが…

4

春を抱いていた ALIVE(1) コミック

新田祐克 

希少な大人仕様のコミックス

「新章開始」と銘打った「ALIVE1」ですが、実質はシリーズ15巻目。
大人気シリーズである上、過去作は絶版で中古本も超高値取引されているため、遡及は断念。
私はこの巻しか読んでいません。
そんなわけで、カプ2人(芸能人同士)の過去は詳しくは知らないし、カプの恋人関係もすでにマスコミ公認の「おしどり夫婦」と安定期に入っていて、恋が実るまでのハラハラやドキドキはとっくに終わってる。
こんな状…

5

春を抱いていた ALIVE(1) コミック

新田祐克 

大きくなったね雪人くん

岩城・香藤とこの2人がまた読めるとは嬉しいですね。

震災後のお話ですが2人は言うまでもなく
お互いを高め合い、助け合い公私ともに良い関係で進んでます。

が、が、まさかあっちのカップリングがこんな展開になってるとは?!
2人を世に出したといってもいい小説家の佐和さん。
雪人との仲が知らぬ間にこじれてる?!
というかすでに彼は家を出ている。
彼には彼の考えもあって、それが本人から…

6

春を抱いていた ALIVE(1) コミック

新田祐克 

The BLというべき名作の、続編。

数年前、BL初心者の時に読んでその濃さにびっくり仰天した本作。
私のツボ真ん中ではないのだが、THE BLという(BOYじゃないけどw)
名作だと思っている。

盗用問題の激震の後、最終巻では大地震が起こり
いささか急ぎ足での終了。
岩城と香藤、そして作者自身の再起を誓う展開だったかと思う。
更には、その後本当に東日本を襲った大震災……

そんな曰くつきの作品のまさか続編が読める…

7

春を抱いていた(14) コミック

新田祐克 

リアルタイムで読めなかったことが本当に口惜しい

現在新田祐克祭り真っ最中のねじが飛んだたわごとですので、ご注意を。

BLを読み始めたのは最近のことなので、今更全巻そろえて読みました。読んでいるうちにどんどんはまってしまい、なぜ手に入りにくくなっているのかも知りました。

14巻の初出一覧を見て、ページ数のほぼ半分を占める「ライフライン」が描き下ろしであることを知り、またカバー見返しの作者の言葉にこみ上げるものがありました。

誰が…

4

春を抱いていた(5) 新装版 コミック

新田祐克 

冬の蝉!

冬の蝉!春抱き5巻と言えば、冬の蝉ですよ。
香籐と岩城の前世編と銘打ったこの幕末の悲恋にもう、涙止まらず。

腐ってから日が浅いもので、やっとこの名作にたどり着きました。・・・リアルタイムで追いかけたかったなぁ・・・(くっ!)
レビューが少ないのは、きっともう語るまでもない、BL読みなら押さえておいて当たり前、ということなんでしょうね。

私なんぞのつたない言葉で何かを語っては申し訳な…

1

春を抱いていた ALIVE(1) コミック

新田祐克 

神シリーズ再開

もうね。好きすぎて、賛辞ならいくらでも出てきます。

これを読むためにシリーズ全作揃えて読みました。言わずと知れた名作を一気に読めて、とても幸せでした。頑張って揃えてよかった♪

順風満帆なカップルをただ見せられても、感動はないしマンネリに陥るところ、春抱シリーズにはそれがない。ストーリーが面白くて、見せ方もうまくて気が付くと引き込まれてしまいます。登場人物だってこれだけ長いシリーズになれ…

7

春を抱いていた(4) 新装版 コミック

新田祐克 

男らしいのにかわいい。男の可愛さってこういうのかも。

春抱シリーズ4巻まで読んでまいりました。すっかり絵柄やノリにも慣れてきて、読むペースも上がってきたところです。

「イクァリティラヴァー」
本紹介のあらすじにあるストーリがこれです。車の中でぼそっとつぶやく香籐のセリフに萌えました。岩城のことを好きすぎる香籐がかわいくて×2。撮影所の駐車場では、誰かに目撃されたらどうするんだ!とハラハラしましたが、お構いなしのイチャラブで、満足♪

「ク…

1

春を抱いていた ALIVE(1) コミック

新田祐克 

やはり

いろいろあったようですが、やはり名作なんだなと
思わせてくれる1冊でした。

想いが通じ合えばエンディングを向かえる作品が多いなか
その後を追ってくれるのは読者にとってとても嬉しいもの。

これから先もいろんな困難のなか、香藤&岩城さんがより密度の濃い
関係になっていくのを見守りたいです。

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