新田祐克さんのレビュー一覧

春を抱いていた(4) コミック

新田祐克 

浅野くん登場

俳優として着実にキャリアを重ねる岩城さんと香藤くん。多忙故のすれ違いにヤキモキしたり仲直りエッチしたりと相変わらずラブラブな二人の前にシリーズのキーパーソンとなる浅野くんが登場し、何やら不穏な空気が漂い始める第4巻です。

この巻って浅野くんが引っ掻き回すイメージがあったのですが、どうも私の記憶違いで、読み返すと岩城さんと香藤くんは安定のオシドリ夫婦ぶりでした。あれ?笑

第4巻の見どころ…

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春を抱いていた(3) コミック

新田祐克 

ターニングポイント

恋人としての蜜月が始まり、やがて夫婦へと絆を深めて行くターニングポイントとなる第3巻です。

毎日でもセックスしたい香藤くんと、腰がダルいけど籠絡されちゃう岩城さん。前半は、お互いに距離感を手探りしているのが微笑ましい展開になっています。ちなみに生年月日(第2巻参照)から計算すると、岩城さんは29~30歳、香藤くんは24~25歳のお話が収録されています。岩城さんは「年のせい」とか言ってるけど……

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春を抱いていた(2) コミック

新田祐克 

恋人になるまで

前巻で岩城さんちに押しかけ女房しちゃった香藤くんと、振り回されながらも心情が変化し始める岩城さん。二人がちゃんと恋人になるまでが収録された第2巻です。

掲載されていた雑誌に毎回お題があったようで、そのお題に合わせたお話が1話ごとに完結する構成になっています。そして毎回エッチなシーンがあります(笑)。その上で、コミック全体としては岩城さんが香藤くんに完全に絆されて身体だけでなく心も受け入れるま…

1

春を抱いていた(1) コミック

新田祐克 

敬意を込めて

記念すべき第1巻なのでシリーズに対する敬意を込めて「神」評価です。「BL」という便利な言葉がなかった(ここまで浸透していなかった)時代を代表する作品だと思います。BLコミック作品で全14巻+続編2巻(以下続刊)というのは一番長い部類に入るんじゃないかなー。

「春を抱いていた」(通称「春抱き」)の特筆すべきところの一つが、16巻もあるのに、劇中でも10年以上の時が流れているのに、ストーリーがほ…

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公使閣下の秘密外交 コミック

新田祐克 

公使閣下がエロ過ぎますっ

 代表作『春を抱いていた』では、AV男優だった二人が、俳優としても大きく成長していく、公認カップルの人生を芸能界を舞台に描いている新田先生。こちらは何重もの枷を持つ二人の、決して公認には出来ない関係を描いた物語です。
 舞台は外務省。新田先生らしく手抜きのない構成とストーリーで、表には出てこない外交の世界が臨場感たっぷりに描かれています。BLじゃなかったらすぐにドラマ化出来そうなしっかりとした世…

4

スピリチュアル ポリス 2 コミック

新田祐克 

ストーリーは好き

ストーリーとかキャラは好きですが、イラストがやっぱり苦手です。

BL抜きの話だったら問題なく読めたと思います。

この、イラストで永妻さんが泣いてても残念ながら艶っぽいとは思わない…。
状況的には永妻さんの笑った顔や泣いてる顔は男を魅了するくらいの艶っぽさらしいですが…。

彩輝(表紙の微笑んでる子)は生意気だけど可愛いく見えるかな。
でも、永妻さんの泣き顔を見て魅了されてる…。…

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公使閣下の秘密外交 コミック

新田祐克 

お蔵入りはもったいなさすぎる良作!

在タイ大使館が舞台。美貌の吉永公使は股間外交を噂されるも頭が切れて人脈も広い”策士”。白石にとって吉永公使は上司・姉の婚約者であるにも関わらず、他国大使との関係を疑ったことをキッカケにカラダの関係に発展してしまう。白石の突発的な行動に見えて、実は吉永公使の策略。後からわかる吉永公使があの時なぜその言動をとったのか、どういう罠を仕掛けたのかの謎解きにゾクゾクします。

外交官の仕事、他国大使との…

10

春を抱いていた ALIVE(2) コミック

新田祐克 

悲しい

無印1巻から読んできて甘甘BLだから好きだったのにまさかの泥泥昼ドラ化!胸糞わるいったらないです。

甘甘香藤と岩城さんは一応健在ですが、新世代キャラのぶっこみが過ぎてドン引きしてしまった。洋介は恵まれ愛されすぎ七光りなんてもんじゃない14光?!でイラッ。しかも生意気に香藤に意見したりして何様。作者は香藤と岩城さんの鎹みたいな存在っていいたいの?いくらなんでも盛りすぎ。おかげ様でアンチ洋介にな…

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Libre Premium 2011 リブレプレミアム2011 グッズ

商業作品の「その後」も読める!

2011年9月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2011でのリブレ限定本です。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説の「その後」を読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

ヤマシタトモコ 「息をとめて、」より
モテる佐方に妬く芥。可愛い三十路男、二人の話。友人がナ…

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非BL作品

オトダマ-音霊- 3 非BL コミック

新田祐克 

上質なバディもの

 ここまでの2巻を『スピリチュアルポリス』を含めてレビューしてきましたが、この3巻は『オトダマ』単独でレビューします!永妻兄は登場しません。
 毎巻、思ってたんだけど、新田先生はすごいストーリーテラーだと思います。BLという要素がなくてもこれだけのものが描けるんですね。本格的な推理ミステリーですよ!
 「絶対音感」と「霊の声までも聞こえてしまう」という、要の能力を最大限に活かしたストーリーは面…

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