新井サチさんのレビュー一覧

枯れ男に泉を コミック

新井サチ 

後になるほど盛り上がりました

作者がカバーのの折り返しで「わるもの」ばかりのお話になったと言っていますが、私にはこの二人がそれ程悪者には見えませんでした。
どちらかというと「寂しがりや」な感じを受けました。
両方ともツンデレと言ったらいいのでしょうか?

バツ2で自分も部屋の観葉植物もすっかり枯れてしまった石倉の前に現れたのが、仕事絡みで出会ったグリーンメンテの緑川で、植物と会話し、枯れた鉢植えを生き返らせるだけでなく…

3

枯れ男に泉を コミック

新井サチ 

題名もぴったりで、文句なしの面白さでした☆

「あんたの中に種、植えさせて」なんて、エロを連想する煽り帯ですが、そんなにエロではありません、しかしこの文句は上手い!!
グリーンメンテをする植物の声が聞こえる俺様男が攻め様ですから、ぴったりな表現なんですが、しかし、面白かったデス。
結構夢中になって読んでしまって、新装版以外の年明け初めての神コミックだと思います。

石倉は優秀な社員なのですが、バツ2でしかもそんな時にブライダルの企画が…

5

おとなりにノラ猫 コミック

新井サチ 

ノラ猫さんのロンゲだけはなんかロンゲの方がいいと思う。いや、好きですw

コレ好きーーーーーーーっヾ(o゚ω゚o)ノ゙
沖縄から上京してきたばかりの隆。お隣に挨拶に行った。
その夜なんと、そのお隣からはあえぎ声が一晩中続き・・・・!?
ノラ猫にゃんこな隣人と、忠犬ワンコのかけざん。
大事なものを失い、もう何も失いたくないと必死にがんばってた受。
そんな受を愛おしいと思いはじめてしまった攻。
ほのぼの~な雰囲気と、切ない雰囲気と。
お互いに好きなのに、ちょっ…

2

雨上がりの10年目 コミック

新井サチ 

腐れ縁、3作

誤解すれ違い再会ラブです。
高校卒業の時に告白したままマトモな返事も聞かずに別れ別れになってしまった二人のサラリーマン、黒瀬と花島のお話。

どっちも中途半端に言葉が足りないので、いちいちもどかしいのですが、このお話の特徴は「きちんと話そうとすること」なのです。
よくあるお話では、片方が超無口だったり早とちりだったりが多くて、それぞれの気持ちを知っている読者は大変イライラさせられるわけです…

4

雨上がりの10年目 コミック

新井サチ 

10年愛~

 リーマンが、10年も思い続けているのか! と、速攻買いました。なんだかんだいって、設定で買ってしまうことが多いようです。

 2人のラブもいいのですが、当て馬の脇がしっかりしている。受けの元恋人たちが、なかなか魅力的でした。とくに飯塚の話が読みたいわ。
 10年も経てば、過去がいっぱいあって、お互いの過去の恋人たちが出てきて、揺らぎそうになります。その葛藤がいい。葛藤するけど、やっぱり好き…

1

ギリギリな僕ら コミック

新井サチ 

久々のリバ(って言ってもいいのかな?)

学生時代からアプローチしてきた「親友」のことを「恋人」と認めるまでの伸二君の葛藤を読むお話です。師匠カップルに触発されたり、思わぬ伏兵に悩まされたり。

ところが、どう見ても受けな伸二くんの中身が「漢―おとこ―」であるため、ただ乙女チックに悩んでいるわけではなく、男と男の勝負があったり、色々楽しませてくれます。
挙句の果ては、リバっちゃうしね。

この二人の初出は「おとなりにノラ猫」とい…

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