松本花さんのレビュー一覧

ふつうのこ コミック

松本花 

王子様が…。

二作品収録されていて、どちらも高校生同士のお話です。

【ふつうのこ】
あまりの美形ぶりに幼稚園の頃からずううっっと女に注目&囲まれ&モテてきた慧。だけど中身はいたって普通で超地味なため、いつも寄ってくる女の子に「つまらない」と振られ続けてきた。
そんな慧がごく普通のクラスメイトだと思っていた進藤が男と抱き合っている場面を目撃しちゃって、普通じゃない一面を持つ進藤のことがなんだか気になり始…

1

美男葛の庭 コミック

松本花 

古民家に住みたい

表紙が良い。
甘いし可愛いし切ない。

孫世代とおじいさん世代の恋。

子供の時に祖父の家で出会った姿と変わらない姿の彼を
座敷童と思ってお供え物(餌付け)したり
また来てくれるように深追いしないようにしていた航平。
座敷わらしと思っていたのは
祖父の家で会った真樹の妹の孫の祐規。
裕規が熱出したのをきっかけにバレてしまう。

病気で死んだ後も薫(航平の祖父)の側に留まり

0

美男葛の庭 コミック

松本花 

とっても可愛くて、そして切ない

表紙買い。
幼い頃から祖父の家に行くと見かけた青年。祖父の前ではけっして姿を現さず、祖父がいない時だけ姿を見せる。
やがて時が経ち、遺された祖父の家に一人暮らしを始めた主人公の前に、昔と変わらぬ姿で青年が現れた…
昔とちっとも変わらない容貌の青年を座敷童だと祀って、せっせと甘いものをお供えして餌付けする様子やら、座敷童も大人しく半纏を着せられてこたつでぬくぬくするやらでめちゃくちゃ可愛い。

2

美男葛の庭 コミック

松本花 

可愛さ8:切なさ2

幼い時にお祖父さんの家で時々見た「彼」。
誰かに話すともう現れなくなるかも、と思ったら誰にも言えない。それは僕だけの秘密…

ほのぼのしつつも謎がある筋立てなので、先入観なしに読まれることをお勧めします。

お祖父さんが亡くなって、残された家に住むことになった孫の航平。会えるかも、と思っていた「彼」に会えた!声聞けた!家で待っててくれた!笑ってくれた!……と距離が縮まっていく。
会える…

1

苺王子(2) コミック

松本花 

病める時も健やかなる時も。

あれれ、表紙でクラムが2人?その謎は…

晴れて恋人となったクラムとハジメ。
しかしまだHが恥ずかしいらしいハジメは、最中にぬか漬けをかき回さなければ、なんて言い出してクラムにキュウリのぬか漬けを食べさせます。するとクラムが苦しみ出して倒れてしまう。
しばらくしてやっと起きたクラムは、品行方正な別人になってしまい……!
星の医者に診せることになって家族の元に一時帰ったクラムだったが、とい…

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苺王子 コミック

松本花 

王子の男嫁

「苺王子」
内容はファンタジーで、コミカルさ、可愛さ、甘さ、切なさが詰まっていました。
主人公は、とある星の王族ベリー家の第一王子・クラム。
クラムが18才になり、ベリー家の掟により2年間で他の惑星から伴侶を得なければならない、という事で地球の日本に落ちてくるわけです。
すでにヤリチンの投げやりなクラムは、嫁なんて誰でも同じ、と落下先にいたメガネっ子に婚約指輪を嵌めてしまう。
しかし、そ…

0

蜜の王国(1) コミック

松本花 

ひたすらかわいい。

ひたすらかわいい虫擬人化コミックです。
うまいこと、虫達の生態をエピソードや設定に絡めていて、作者さまが色々思いついた時に、周囲の人たちとキャーキャー盛り上がっている様が見えるような作品愛を感じるところも微笑ましいポイントです。

本当に絵がかわいいし丁寧なので、リアルの虫は苦手な人でも大丈夫……というか、今まではとは違った目で虫たちを見ることができるようになるかもしれないなぁ……などと思い…

2

美男葛の庭 コミック

松本花 

これは可愛い!!

座敷童というキーワードに惹かれて、購入。
妖怪に目がないのです(笑)
ああ!なるほど!
これはネタバレ読まないので、読んでいただきたい!
読み終わった後にほんわかします。

最近、殺伐とした話が多くてそういうのも好きですが、時々はこういうお話で癒されたいです。
攻めさんも受けくんも、性格がとてものんびりしていて可愛らしい。
ちょっとほろりとするお話ですが、ハッピーエンドですし全体的…

1

美男葛の庭 コミック

松本花 

ほのぼの、ほろり

小さい頃におじいちゃん家の庭でたびたび目撃した美男子。
大人になった今も見られるかな・・・。
なんと!その庭に、目の前にまた「彼」が現れたのです。

ぜひ詳細ネタバレはせずに読んでほしいと思いました。私も、何気なく本を開いてよかったなぁと読後に感じています。ほのぼのとした空気に癒されながらも、ほろりとさせられた一冊。


メモ「カバーデザイン=川谷デザイン」
読後に花言葉をチェック…

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武家の初恋 小説

小林典雅  松本花 

乳でござんすわいなぁ…

小林典雅さんの江戸時代もの。
主人公はお堅いお武家さま。だから口調がとっても凛々しくて生真面目なのです。
『榊鉄之丞には嫁がいない。』
からはじまる物語、しかも榊には人に知られると気まずい嗜好があるという。
これは「男色」の事かと思いきや、設定は全然違うのです。
嫁がいないのは、まとまった縁談の相手が祝言前に必ず病気や不慮の事故で命を落としてしまうから。その数、何と4人!おかげで榊は「呪…

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