松幸かほさんのレビュー一覧

支配者は罪を抱く 小説

松幸かほ  しおべり由生 

好きなんです。でも気になることが・・・

小稜(シャオリン・受)は、幼いころの記憶がないままに、飛鶲(フェイウォン・攻)の家に引き取られて育てられ、18歳になった今は彼に仕えています。『5歳までの記憶がない』小稜は、感情が12・3歳程度にしか『育って』ないんですね。だから、言動は年齢不相応に幼いです。ショタ臭いんですね。クマのぬいぐるみ抱えてるし。

【え~、以下激しくネタバレですのでご注意ください。『気になること』に関係してるので…

1

君に触れたら 小説

松幸かほ  小椋ムク 

ストレートな話なのにツボに嵌る

真咲は中一の時に偶然助けてもらった5つ先輩の貴尚に恋をします。貴尚が卒業してしまってもずっと彼を忘れられずに貴尚の付き合っていた綺麗な先輩、碧の真似をする事に。真咲は本当は地味でウジウジした性格なのに碧の小悪魔的な態度を真似します。そしていつか貴尚と再会した時に自分に興味を持ってくれたら・・・という希望の元にずっと碧を演じ続けます。そして20歳になった真咲は貴尚の経営しているバーを見つけ貴尚が自分…

7

義兄が野獣になりました 小説

松幸かほ  北沢きょう 

野獣……?

読み終わって真っ先に思ったのが、「どこに野獣がいたのかしら…?」でした。
最初が無理やりだったからそれが野獣だったって事なんでしょうか?
弟から見たら野獣じみてるのかもしれないですが、読者からするとあまり野獣ではない。
かなり個人的な感覚ですが、BL的野獣レベルでは結構低い方なんじゃないかと…思うの…ですが…

とりあえずお兄さんの野獣レベルは置いておいて、お話自体は義兄弟の再会モノ。

1

義兄が野獣になりました 小説

松幸かほ  北沢きょう 

義兄はブサイク好き?

親の再婚で兄弟になり、初めはとても仲の良い兄弟だったのが、兄の過保護な
干渉気味な態度で少しずつギクシャクし出し、更に止めのように彼女を兄にとられ
それがトラウマとなり、その日から極力兄を避けるように過ごし、そんな日々が
1年半続いた後に、突然兄がフランスへ留学し、7年も日本に帰ることなく過ごし
しかし、両親が第二の人生を歩むからと田舎に引っこみ受け様は残された自宅で
一人暮らしをする1…

0

義兄が野獣になりました 小説

松幸かほ  北沢きょう 

残念ながら・・・

松幸さんは基本的には好き作家さんですが、好みじゃない作品も結構あります。これはものすごくダメな方の作品でした。『しゅみじゃない』でもいいくらいというか、個人的にはまったく『しゅみじゃない』です。

もともと『兄弟もの』自体あまり好みではないんですが、これはタイトルやあらすじでだいたい予想はしていたものの、『まさかこう来るんじゃないよね!?』と危惧したそのままをやられたって感じで、ガックリです…

5

義兄が野獣になりました 小説

松幸かほ  北沢きょう 

久々に萌えはげました!

兄弟ネタ美味しいです!大好きです!
学生時代のNTR事件+攻め様(義兄)に対するコンプレックスな受け様(義弟)は両親がいない家に攻め様と同居することになってしまいました。
受け様は大嫌いな攻め様に冷たい態度をとるが、先輩に甘えたり、頭なでなでされたり、可愛がられてます。
愛おしい受け様に嫌われ、絶対いい顔をみせてもらえない攻め様が盛大にやきもち妬きました!
あとがきを読んで、今回の作品は2…

4

恋する箱庭 小説

松幸かほ  せら 

なんかアラブものみたいだったよ・・・(アラブを曲解してますか、私?)

松幸さんは、基本的に好き作家さんですが、たまに『なんでそっち行くの!?』と呆然とする作品があるんですよね~。これもそのひとつかな。

設定もストーリー展開も、ホントによくある、まさに『王道・ベタ』って感じです。他に言い様がないくらいに。
でも、それは別にいいんですよ。王道も大好きですから!実際、設定や尋希(受)のキャラクターは、まあいかにもありがちですが、別にキライじゃないんです。それどころ…

0

恋する箱庭 番外編小冊子 グッズ

浴衣に線香花火、夏の風物詩

本編後の相変わらずの二人の様子を描いた小冊子、特に読みごたえがある訳でなく、
恋人同士の痴話げんかとそれでも甘い関係って雰囲気のお話でした。
受け様が可愛くて仕方ない攻め様ですが、受け様は特に攻め様に何かを強請ることも無く
何かしてやりたくている攻め様なのですが、受け様が零した、子供の頃攻め様と
花火をしようと思っていたのに出来なかったから今度は一緒にしたいと言う
細やかな願いを知り、ま…

0

「恋する箱庭」発売記念ペーパー グッズ

食べ物の恨みは恐ろしい?

本編でも二人でケーキを食べる場面が多い二人、二人の思い出の品だから余計に
苺やベリー系のケーキに目が無い受け様が、期間限定のケーキを並んでまで買って
やっと手に入れた一つを二人で分け合って食べようと思っていたら・・・無かった。
仕事で遅くなった攻め様が、自分の分だと食べてしまったのです。
そしてそれを知った受け様は大粒の涙ながらに攻め様を責める。
食い物の恨みは恐ろしいって内容かと思えば…

0

恋する箱庭 小説

松幸かほ  せら 

2度親に売られる受け様なのです

好きな作家さんのお一人なのでかなり期待大で読んだのですが、大きな盛り上がりが
左程なく、受け様の身売りもキャラの性格もあるのでしょうが、悲壮感もなくて
まぁ、安心して読める作品だと思えばそれなりのお話なんでしょう。

受け様はかなりおばあちゃん子で、病気入院中の祖母が家をこよなく愛しているので
その祖母の家を守る為に身売りをする事になる受け様なのです。
両親は実の親なのですが、輸入業を…

0
PAGE TOP