松幸かほさんのレビュー一覧

恋と小梅とご主人様 小説

松幸かほ  古澤エノ 

ショタ風味の梅酒の精

おばあちゃんが漬けた梅酒の精である小梅(受け)と、おじいちゃんが亡くなりその梅酒を引き継ぐことになった孫(攻め)のお話です。

お酒の精が受けという、今まで読んだことのない独特の設定で、大変楽しく読めました。
受けが漬けられて20年近くになるのですが、人型になった受けは見た目は上方修正して15歳くらい。イラストでは小学校高学年くらいです。これは合法ショタですか、と最近めっきり少なくなった淫行…

4

恋と小梅とご主人様 小説

松幸かほ  古澤エノ 

さ〜らりとした…

小梅はとても可愛かったです。が、和鷹の方が私としてはあまり好きになれず…。
ニートと思っていたら実は…な設定は結構序盤から予測できましたし、どうも性格の軽さが気になって仕方なかったです。
『なんか学生時代にノリで色々やってたらいつの間にか稼げたんだよね〜。あと祖父さんの遺産も相続できたし、可愛い恋人もできたし、人生チョロすぎっしょ!』
といった感じにしか見えなかった。
まぁ、本人も努力はも…

2

それは、やさしい思い出 小説

松幸かほ  Ciel 

甘々もふもふ

養父母に虐待を受けて育った受けが、友達の助けで離島に避難し、そこで不思議な青年と子供に出会う話です。

表紙からして獣耳が生えているし、本のあらすじにも明記されているとおり、青年(攻め)とちみっこは人狼です。人目の少ない離島で人狼2人で暮らしていたところに、義父母から逃げてきた受けが合流、という流れ。

正体がバレるのはページ数が3分の1ほど経過したあたりですが、バレる前も、バレたあとも、…

4

社長と溺愛子育て中 小説

松幸かほ  陵クミコ 

ちみっこかわゆし

トリマーの受けが、可愛いちみっことコリー犬連れの社長攻めと出会う話です。

勤務先のペットサロンが倒産し、休職中に犬の散歩代行をしている受け。お互いが犬を散歩させているときによく会うイケメンパパと可愛い子供(受けは密かに「イケメン親子」と呼んでいます)と、ひょんなことから知り合いになります。
そして受けが散歩代行やトリマーをしていると知った攻めが、平日の散歩代行を依頼し、仕事上の付き合いに、…

2

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

メインよりも陽ちゃん

人々から忘れ去られてしまった狐の神さま琥珀と、その養い子である陽。
貧しいながらも日々を懸命に生きていた2人ですが、ある日ひとりで遊んでいた陽は、人のいなくなってしまった集落に住み始めた医者、涼聖と出会います。
はじめて触れる人間との不可思議な交流に大興奮する陽と、それを良く思わない琥珀。
妖力が落ちていく中、野犬に襲われた陽を助けようとした琥珀は瀕死の重傷を負ってしまい、それを涼聖に助けら…

2

君に触れたら 小説

松幸かほ  小椋ムク 

ゴーヤは痛いだろ

ムク先生つながりでこの本をget。
あんまり期待とかなくさらりんと読み始めたら面白かった!
なにがってメインカプじゃなく、サブキャラの女王と、
受けさんの硬派?お友達!
硬派お友達は、なんであんないいやつなんですかねー。
いいやつだわ、ほんとに。
受けさんに 「ゴーヤはやめとけ」というあたりが、
まじめにアドバイスしてておかしすぎて大爆笑!
(いやコメディじゃないんですよ、ほんわり…

1

狐の婿取り2.5 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

村人大興奮、読者も大興奮(笑)

「狐の婿取り」シリーズ第三作です。「2.5」なので番外編かと思いきや、続刊の本編にちゃんと繋がるエピソードが詰まった一冊になっています。

今作も可愛い陽ちゃんにメロメロノックアウトされましたが、何と言ってもツリーハウスのお話が面白かったです。陽ちゃんは相変わらず天使かな?と思うほど可愛く、無邪気で、まー癒されました。

このシリーズについては陽ちゃんの幸せが第一で、そのためには涼聖と琥珀…

6

てとてとて パパとレオくんとボク 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

無理があるような……


祖父の愛人だと勘違いして勝手に怒って、壁に押し付けてパンツの中に手を突っ込んでって無理があるような気がします。

凪も調律師ですって先に言えば良かったのに、愛人じゃないとは否定したけど良いお付き合いさせてもらってるなんて言ったから、最初からお怒りモードの玲央は勘違いするんだろうね。

なんか、アホな二人だなと。

昨夜の事を思い出してしまって叫びたいのわかるけど、ギャーーーーーーー…

1

社長と溺愛子育て中 小説

松幸かほ  陵クミコ 

犬の散歩に行きたくなる

松幸さんらしい甘々なお話です。

トリマーの槇(受け)はペットサロンの倒産で休職中で仕方なく個人で散歩代行をメインにトリミングなどもしています。
散歩代行の時に時々出会う久仁(攻め)と祐輝親子とちょっとした出来事で知り合いになります。その後、犬の散歩代行を頼まれ、祐輝にも懐かれます。

久仁は前々から散歩している槇をいいなと思っていて、知り合うきっかけを利用して仲良くなっていきます。その…

1

狐の婿取り 神様、旅立つの巻 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

はー。陽ちゃん可愛い…

「狐の婿取り」シリーズ第5作です。

…買ってしまいました。読んでしまいました。第1作のレビューであんなに読みづらいだなんだと書いたのに、書店で見かけた陽のあまりの可愛さに負けて、途中の作品は未読なのに新刊を買ってしまいました。だって陽が「かってください」って訴えてきたんだもの…!(落ち着け)

結果から言うと相変わらず視点が入り乱れて読みづらかったです。でも全篇そんな感じなので、陽の可愛…

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