松岡なつきさんのレビュー一覧

Chara Collection 2015 グッズ

『輪廻の花』のみレビュー

結構前に電子で購入してて、既読作品の番外編を楽しく読んでました。
先日、六青みつみ先生の『輪廻の花』を読んだところ今作に番外編が載ってた事を知り、電子本棚から引っ張り出してきたという。
高かったけど、買ってた以前の私ありがとう!(笑)
凄く沢山の作品がありますが、再読キッカケの『輪廻の花』番外編のレビューで失礼します。
ネタバレご注意を…。

『輪廻の花』番外編『両想い』
本編終了後…

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アンダルスの獅子 小説

松岡なつき  亜樹良のりかず 

格調高い時代物

BLにハマりだした頃、大好きだった作品です
悲しい運命を背負った武人サイードと、彼の奴隷となり間諜としての使命を果たしていくラファエル
まず体の関係ありきでしたが、奴隷を奴隷として扱わず、一人の優秀な人間として扱ってくれるくれるサイードに次第に惹かれていきます
しかし大きな歴史の波に彼らは翻弄されていくのです
別れのシーンは、いつも泣いてしまうほど切ないです

非常に節度のある、ジャン…

2

流沙の記憶 小説

松岡なつき   

エジプトだった

先日ちるちるさんのアラブ関連記事で載っていたので手にとってみました。
全部本編、370Pほど。ちょっと厚め。

アラブといえばプライベートジェットで拉致監禁 と
勝手に思い込んでいたのですが
当作はエジプト古代王朝もので、飛行機はさすがになかったです。

松岡先生の作品は初めて読ませていただき、男前な文章 という印象でした。
挿絵の先生も初めてお目にかかりましたが、とっても美麗な絵…

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Chara BIRTHDAY FAIR2010 キャラ文庫創刊13周年記念(愁堂・高岡・松岡) グッズ

ええっ、ここで終わっちゃうの!?

愁堂れな先生の『法医学者と刑事の相性』番外編のタイトルは、『刑事は乙女な夢を見る』

時系列としては、1巻目の『法医学者と刑事の相性』の後で、2巻目の『法医学者と刑事の本音』の前。
冬城が江夏の「つき合えよ」に対してまだ答えを返していない時期のお話です。

文庫サイズの小冊子(ハガキくらいの大きさ。つまり、かなり小さい)に8ページ(つまり、たった4枚)分のお話。

以下は、小冊子を手…

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旅行鞄をしまえる日 小説

松岡なつき  史堂櫂 

夏満喫

ドラマCDが気になったので原作を先に読みました。
1冊丸ごと舞台は豪華クルーズ船上と南の海の孤島。
正に夏らしい作品でした。
若くて生意気で怖いもの知らずのモデルと、慇懃でクリーザーのスタッフとしては完璧な大人。
この2人がオプション旅行で遭難してしまい、無人島に二人きりになるのですが…。

無人島では生意気な敬太の前で本性を発揮する義喬の変貌ぶりが楽しみでした。
二枚も三枚も皮を被…

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FLESH&BLOOD(1) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

BL小説で初めて「キャラ萌え」しました

既刊25巻読み終えての感想です。
確かに序盤のBL要素は、男の友情に毛が生えた程度しかないのですが、それを補って余りある面白さです。
序盤の歴史描写が退屈に感じる場合もあるかもしれませんが、それを乗り越えるとあとはジェットコースターのように落ちたり上がったり翻弄されながらあっという間に読み終えてしまいます。
それぞれのキャラクターの魅力をここで語ると愛が溢れすぎて爆発してしまうので割愛します…

1

Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

予定通りの到着で嬉しかったです

この手の全プレは遅延発送が常な中、この冊子は予定通りに届いて嬉しかったです。

収録作品の中で、読む事ができて特に嬉しかったのは、「たかが復縁」、「ヴァンパイアは我慢できない」「兄弟ですが、他人です。」でした。
どれも原作本が好きで、とりわけ「たかが復縁」と「兄弟ですが、他人です。」は、(「ヴァンパイア・・・」は数冊出ていますが)1冊のみの作品なだけに、番外編が読めるのは本当に嬉しいです。

1

Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

葉鳥が幸せそうでうれしかった

この手の小冊子からも徐々に撤退しようかと思っているのですが、今回は「ダブルバインド」「毎日晴天」「パブリックスクール」などの番外編が収録されているので、やはりはずせなかった。
なかでも、パブリックスクールの後日譚「王と小鳥の休暇」は本編シリーズを読み終えて間がないので、一番感慨深かった。
忙しいイギリスでの日々、たまたまできた休日に、二人でかつての母校と、その街に出かける話です。
エドがどれ…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

コミック9作品・ノベル5作品

コミック9作品・ノベル5作品の番外編が収録されている読み応えがある1冊でした。

私が一番読みたかったのはノベルでは英田サキ先生「ダブル・バインド」の番外編、「How much Love」。上條×瀬名、進藤×葉鳥という2カップルの、過去を消化した現在の甘い生活が素敵でした。ただ、本編での瀬名のツンデレが大好きだったので、もうちょっとツンぶりが欲しかったかなと思ってしまいました。

コミック…

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FLESH&BLOOD(1) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

史実は下手なストーリーよりも面白いですよね

面白いは面白いんですが、それは歴史の面白さであってBLの面白さじゃない気がします。面白さのツボはキャッチしているのに、BLや恋愛じゃなくてなろうよりなんですよね。
いっそ薄味ならBL失くしちゃえばとも思いましたが、歴史ものやトリップものが見たければ一般作をみればいいので、そちらと比べると力不足かなと思います。
良くも悪くもBL業界だから新鮮に感じられ、文章や展開の巧みさが目立つのでしょう。

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