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松岡なつき 彩
藤棚
待ちに待った12巻。 今回からイラストレーターさんが代わりましたが。 新しい海斗達も作品の雰囲気にピッタリで、私は大満足でした。 ジェフリー達の海斗救出作戦に立ちはだかるビセンテ。 海斗は無事にスペインを脱出できるのか?! 緊迫感溢れる見せ場の連続で、読者は息つく暇もありません。 そして今回の白眉はビセンテでしょう! 彼の海斗への本気の恋心には、心を打たれました。 素晴らし…
松岡なつき 波津彬子
1960年。発掘作業に勤しむ考古学者・アレンがタイムスリップ。 彼が時空を越えて辿り着いたのは、紀元前のエジプト。 そこでファラオの弟・ネフェルと出会う。 アレンが考古学者という設定なので、 歴史に詳しく古代エジプト語にも精通しています。 タイムスリップ先でも会話等には苦労しません。 大航海時代マニアの少年という設定を活かした『FLESH&BLOOD』同様、 この辺りは上…
松岡なつき ほたか乱
satoki
なまけもののフリーター、憲章。 アルバイトをしては自分のやりたいことばかりしているところを見かねた伯父の策略で、彼はアメリカはテキサス、クリアウォーターに住むカウボーイの所の預けられてしまった。 パスポートも取り上げられて頼りになるのは怪しい英語能力と英語の辞書だけ。 そこで出逢った牧場主の息子ディラン。 意地悪で人使いの荒いディランにこき使われてフラフラにながらもなんとか日本に帰ることを…
松岡なつき 桃栗みかん
むつこ
タヒチを舞台にした、島の少年と日本人の恋の話です。 キレイな話なんですが、どうも入り込めなかったかなァ…。 展開が早すぎるというかなんというか。 一目惚れしてエッチして、運命の人だと自覚して…って、そういうのは南の島の暑い日射しのなかの錯覚である場合が多いんだし、もうちょいじっくり確かめるべきなんじゃ…と、老婆心ながら思ってしまったw それを覆うほどの説得力があったら良かったんだけどな。 当て馬の…
松岡なつき 果桃なばこ
簡単に言えば、やり手の自動車ディーラー保科が、 自分の店にやってきた超好みのタイプ・緋呂人を あの手、この手で攻略していくお話なのです。 そして作者曰く「キュートな調教もの」だそうです。 調教ものでキュートって?と思いましたが、確かにキュートでした。 攻の保科は強引ですが、無理強いはしない。 ちゃんと緋呂人をその気にさせるんですよね。 恋の最終決定権も緋呂人が持っており(本人…
久江羽
ネタバレ
海斗奪還作戦が動き出しました。 今回印象に残ったのは、まず、海斗の体は大丈夫なのか?という点。 体調不良と様々な不安を抱きながらも、気丈に振舞う海斗が痛々しくて仕方ありませんでした。 ジェフリーに会いたい気持ちと、ビセンテに後ろ髪を引かれる気持ち、そこへ様々な問題がさらに降りかかってきて、対策を考えないわけにもいかないし・・・ ジェフリーやナイジェルと合流できてもいまひとつ覇気がなく「…
松岡なつき 亜樹良のりかず
キリスト教とイスラム教の戦いを軸に、恋と陰謀が描かれる物語。 宗教関連の物語を読むたびに、 キリスト教は結構狭量だなぁと思ってしまいます。 傲慢な攻様が、鼻っ柱の強い美人受を力でねじ伏せる。 プライドをボロボロにされた受が、攻に完全に落ちるのか否か。 ストーリー展開はハーレクイン的な超王道だと思います。 そして舞台はジャンルとしても人気がある「アラブ」。 アラブものというと奇…
松岡なつき 雪舟薫
ちょっと偏屈でお金持ちの叔父の発案で突然温泉開発にかかわることになる春央。 両親を早くに亡くした彼は人生の半分以上をアメリカですごした帰国子女。 地中深くに眠る水脈まで掘るため、彼はアメリカのプロ掘削チームに仕事を依頼します。 そしてやってくる男たちがまた魅力的なんだなー。 ふとした瞬間にみえる彼らの過去や背景や、リーダーへの尊敬にどきっとしてしまう。 人数多い割に捨てキャラがいないのは…
えくぼ王子
F&Bシリーズも12作目です。 決してBL色が強い作品ではありませんが、お話がよく作られているのでとても楽しめる作品だと思います。 海賊、タイムスリップなどお好きな方には良いのではないでしょうか? ただ、12作も出ているので読み応えはあると思います。 舞台はイギリスからスペインへと移り、フランスのお話もちらほらと出てきたりしてドキドキさせてくれます。特にこの時代の船上での生活に…
海斗を亡き者にしようと暗躍する輩たち。 絶体絶命の海斗をビセンテが全身全霊で守ることを誓います。 自分を拉致し、愛するジェフリーと引き離した憎い敵だと思っていたビセンテが、 忠節を誓う騎士の如く自分を支えてくれる姿に、海斗の心も揺らぎます。 すぐに人に頼る自分を「甘ちゃん」だと恥じる海斗ですが。 海斗は現代人としては、ごく普通ですよね。 彼が「甘い」と感じる部分は、読者である私にも…