松岡なつきさんのレビュー一覧

30秒の魔法 1 小説

松岡なつき  カトリーヌあやこ 

キラキラ華やかな世界。

アメリカ西海岸・LAを舞台に繰り広げられる、セレブやら芸能界やらのなんとも華やかな世界です。

ただ、設定のわりに浮かれてるという印象はあまりなく、メインCP(ジャック×ナオ)のラブもなんともゆっくりで焦れったいくらいなんですよね。
気持ちは結構すぐに通じるんですが、ナオがストレートということもあり身体の関係にはなかなか(そりゃもうなかなか!)進みません。

短編を繋げていく形式なん…

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FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち 小説

松岡なつき   

遠き日のふたり

この外伝は本編18巻の後に出版されましたが、私は15巻を取り寄せ中の為14巻の後に読みました。
特に問題なかったと思います。多分12巻の「スペイン編」の後ならば大丈夫だと思います。

全部で4編入っていて、どれもジェフリーとナイジェルの少年時代~海斗と出会う前のお話です。
BLではないのですが、二人の<友達以上恋人未満>と言えるような甘酸っぱい関係が書かれています。
幼い二人がすごくかわ…

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FLESH&BLOOD(14) 小説

松岡なつき   

ジェフリーの男っぷりが最高!

やっとスペインから戻ってこられた海斗なのに、当時不治の病と言われていた肺結核に侵されてしまいます。
リリーをはじめ皆が海斗の治療に懸命に尽くしますが、病気は進行する一方。
そこで海斗は大きな決断をします。
それに対してジェフリーも悲壮な覚悟を決めます。

この巻でジェフリーは、恋人としても親友としても船長としても広い懐を見せてくれました。
海斗への愛情といいナイジェルへの態度といい、そ…

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FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

色々動き出す

ようやく16世紀に帰ってきた海斗がみんなと再会します。

個人的に、海斗とキットの距離感が好きです。兄弟ほど近くないけど叔父甥ほど遠くもない、言うなれば従兄弟のような距離感だと思います。

それからセルバンデスが久々の登場ですね。昔ちょろっと出ていただけですが何故か好きなんですよ彼。

海斗とジェフリーの再会シーンはじんわりきました。しかし実を言うと私、この二人にあまり関心がないです。嫌いなわけで…

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花宴 小説

ごとうしのぶ  松岡なつき  森内景生  山藍紫姫子  おおや和美  鳥羽笙子  中川勝海  水上有理 

やおい期の名シリーズ外伝集

90年代当時、人気作だったものの外伝を集めています。

さて、現在もバリバリ現役でなおかつ中央にいらっしゃるのはやはり
Flesh&Bloodの松岡なつき先生と、耽美の女王・山藍紫姫子先生かと思いますが、
こういう昔のものを読んでも、このお二方の作品ていうのはとても読みやすく
あまり古臭さを感じないです。普遍性といってもいいかも。

タクミくんシリーズの外伝は、あぁ学園モノの…

1

FLESH&BLOOD外伝 王と夜啼鳥 小説

松岡なつき   

サイドストーリー

いいお話でした。
でも、BLでもないし、ロマンスでもないし、FBファンじゃないと手に取らないだろうなあというエピソード。

主人公であるカイトの葛藤はわかるけど、この一冊で何度も繰り返されるので、ちょっとうざかったかも。

あと表紙と口絵のカラーは、とてもきれいでよかったです
はんたいに、モノクロのイラストは、暗くて重くて、あまり好きではないかも。
特に、最後の見開きのイラストは、お…

3

H・K(ホンコン)ドラグネット(4) 小説

松岡なつき  乃一ミクロ 

衝撃のラストで評価が分かれてしまいそう

というわけで最終巻!!年長組カプの落ち着き先が決まったかな。

人によってはアーッな展開なんですけど、
自分はヤクザものという時点でしょっぱい展開はあって当たり前だと思っていたので、
目頭は熱くなりましたが、泣くほどではありませんでした。

確かに悲しい人たちなんですよ、どうしようもなく。
でも人の血の上に立って生きているのが彼らの世界なんですよね。
実はこういった悪は必要悪でもあ…

3

H・K(ホンコン)ドラグネット(3) 小説

松岡なつき  乃一ミクロ 

番外編

3巻は番外編2篇で、年長組のお話が主になります。ジェイソン&クレイグが好きな人にはたまらない巻になるのではないでしょうか。

それにしてもジェイソンは噛み付かれるとますます燃えるタチのようで、
・・・確かにその手の男性はいますが、彼は度を越した変態の領域の「好きな人をいじめたくなる」タイプのようです。

クレイグったらほんっと分かってないですね、つれなくすると益々燃える変態さんな…

2

H・K(ホンコン)ドラグネット(2) 小説

松岡なつき  乃一ミクロ 

一巻のゴタゴタは終わっていなかった!

そうこなくっちゃ!という訳で、
前回の火種がまだくすぶっていて、今回も抗争勃発のHKマフィアたちです。

あの母にしてこの娘ありなマーゴちゃんですが、
私はあなたのこと、嫌いじゃないわ。
おバカで権力と金に弱い子だけど、育った環境がアレだから同情の余地はあります。

平気で人を裏切るし殺すような子だけれど、
この子も可哀想な子なんだなぁ・・・と思うわけです。
バカっぽい最後もなん…

1

H・K(ホンコン)ドラグネット(1) 小説

松岡なつき  乃一ミクロ 

エンタメ要素満点

いわゆる積読をずーっとしていた本で、いい加減読むぞと思い立ち、
読みだしたら止まらなくて四巻まで一気読みしました^^;

この本は復刻版だそうで、昔の原稿に加筆修正がなされてまた出された本だそうです。
まず読んで思ったのがかなりエンタメ要素に重きを置いて書かれているな、と感じました。
それと、卜占のことについてはあまりにもリアリテイがなくなってはいけない?ということなのか、
そういった…

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